「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、タイトルが「P」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
「P」で始まる英単語といえば「Peace」「Party」「Picture」などがあり、この単語を見てすでに何曲か思い浮かんだ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こうして特定のアルファベットで始まる曲のみを探して聴くこと機会ってこれまでにあまりないと思います。
しかし、こうして見てみると知らなかった楽曲を知るキッカケになったり新たな発見があったりするかもしれません。
これを機に新たな楽曲との出会いのお手伝いができればうれしいです。
「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ(11〜20)
PLAY THIS SONG (FEAT.ANDERSON .PAAK)NEW!Mariah Carey

終わった恋をもう一度やり直すべきか、それとも完全に手放すべきか。
心の揺れ動きを2人の掛け合いで描いたこの楽曲は、2025年9月にアルバム『Here for It All』から3作目のシングルとしてリリースされました。
アンダーソン・パークさんとのデュエットで、70年代ソウルやモータウンの香りを色濃く残したグルーヴィなサウンドが印象的です。
ドラムの臨場感と温かみのある鍵盤、きらめくチャイムが織りなすヴィンテージな手触りは、シルク・ソニックにも通じる心地よさ。
互いに語り合うような歌詞からは成熟した大人の関係性をリアルに感じられます。
過度な装飾を避け、コード感と間合い、ハーモニーとリズムの相互作用で没入感を生み出す設計は、じっくりと聴き込みたいときにピッタリです。
PROUD OF MENEW!BNYX®, Earl Sweatshirt

現行USヒップホップの最前線を走るプロデューサー、ビーニックスさんが自身名義で初めて世に出したEP『LOADING…』の収録曲として、2025年10月にドロップされた注目のコラボ楽曲。
オッド・フューチャー出身の内省派ラッパー、アール・スウェットシャツさんを客演に迎え、ビーニックスさんが得意とする808の歪みと空間処理を駆使したミニマルなトラックの上で、アールさんが余白を活かした密度の高いライムを展開します。
自己評価と周囲との距離感を繊細に描き出す歌詞世界は、2023年にビルボードのプロデューサーチャートで首位を獲得した才能と、詩人の父を持つラッパーが織りなす理想的なケミストリー。
内省的でありながらクラブでも映える音響設計は、現代ヒップホップの新たな可能性を示しています。
pretend to like meNEW!renforshort

カナダ・トロント出身のシンガーソングライター、renforshortさん。
2002年生まれの彼女は、思春期特有の不安や葛藤を赤裸々に歌い上げることで、世界中の若者たちから支持を集めています。
2025年3月にリリースされた本作は、「本当の自分を見てほしい」「偽りでもいいから好きになってほしい」という切実な願いを描いた1曲。
歪んだギターサウンドと荒々しいボーカルが、片想いの苦しさと自己肯定感の揺れを生々しく表現しています。
ヴァースを7回も書き直したというエピソードからも、彼女の真剣さが伝わってきますね。
相手の気持ちがわからず一方通行のまま焦る気持ち、認められたいのに素直になれないもどかしさ。
そんな経験がある中学生の方には、きっと深く響くはずです。
PIXELATED KISSESNEW!Joji

YouTubeでの活動から音楽家へ転身した日本出身のシンガー、ジョージさん。
こちらは2025年10月にリリースされ、約3年ぶりの復帰作となった楽曲です。
これまでのバラード路線とはひと味違い、荒々しいトラップビートとデジタルな歪みを帯びたサウンドが特徴的ですね。
タイトルが示すように、画素化されたキス、つまりデジタル越しの愛を描いたテーマが切なさを誘います。
2分未満という短い構成のなかに、彼特有の憂いを帯びたボーカルと激しいビートが共存していて、ダークでムーディーな世界観に引き込まれます。
失われたリアルな接触への渇望を歌った現代的なラブソングとして、深夜にひとりで聴きたくなる1曲ですね。
PsychoNEW!Maisie Peters

イングランド出身のシンガーソングライター、メイジー・ピーターズさん。
エド・シーランさんのレーベルに所属し、エモーショナルなポップソングで若者の心を掴んでいます。
そんな彼女のデビューアルバム『You Signed Up for This』に収録された本作は、ガスライティングや浮気を繰り返す元恋人との毒性のある関係を描いた作品です。
相手から「サイコ」呼ばわりされながらも、実は自己中心的で冷酷なのは相手の方だという皮肉な状況が、キャッチーなポップサウンドに乗せて綴られています。
明るいメロディーとは対照的な重いテーマですが、彼女自身も「他人を傷つけても何も感じない人について、世界中の誰もが共感できる」と語るように、理不尽な扱いを受けた経験がある中学生の方なら深く共鳴できるはずです。
Pon PónNEW!Khruangbin

テキサス州ヒューストンから世界へと音の旅を続けるトリオ、クルアンビンが2024年4月にリリースしたアルバム『A LA SALA』に収録されている本作は、タイ・ファンクやハイライフの影響を受けたトロピカルなダンス・グルーヴが魅力の楽曲です。
ベースとドラムが織りなすリズムの上を、サイケデリックなギターが漂うように響き、スペイン語や多言語のささやきが異国情緒を添えています。
バンドのローラ・リーさんが幼少期にメキシコで遊んだゲームから着想を得たというエピソードも、どこか懐かしさを感じさせる温かみにつながっているのかもしれませんね。
インストゥルメンタルを基調としながらも心地良いグルーヴに身を委ねられる本作は、アジアンテイストの夕食の時間を穏やかに彩るBGMにも最適です。
世界各地の音楽要素を取り入れた彼らならではの音世界を、ぜひディナータイムのお供にいかがでしょうか。
「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ(21〜30)
Paint Me A PictureNEW!Magdalena Bay

ロサンゼルスを拠点に活動するシンセポップ・デュオ、マグダレナ・ベイ。
ボーカルのミカ・テネンバウムさんとプロデュースを担当するマシュー・ルーインさんの2人組で、2021年のデビューアルバム『Mercurial World』が各メディアの年間ベストに選出されるなど高い評価を得ています。
2025年10月にリリースされたこちらの新曲は、2024年のセカンドアルバム『Imaginal Disk』の精神的後継作と位置づけられており、うねるようなシンセサイザーと存在感のあるベースライン、そしてジャジーなアレンジが印象的な一曲に仕上がっています。
歌詞では相手を映画のように描いてほしいという切なる想いや、捉えどころのない感情の揺らぎが表現されており、彼らの持ち味である透明感とインターネット時代の感性が見事に融合していますね。
エレクトロポップの新たな可能性を感じさせる本作、ぜひチェックしてみてください。





