「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、タイトルが「P」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
「P」で始まる英単語といえば「Peace」「Party」「Picture」などがあり、この単語を見てすでに何曲か思い浮かんだ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こうして特定のアルファベットで始まる曲のみを探して聴くこと機会ってこれまでにあまりないと思います。
しかし、こうして見てみると知らなかった楽曲を知るキッカケになったり新たな発見があったりするかもしれません。
これを機に新たな楽曲との出会いのお手伝いができればうれしいです。
「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ(21〜30)
Papa Was a Rollin’ StoneNEW!The Temptations

音楽史に輝く名門「モータウン」を代表するコーラスグループが、ザ・テンプテーションズです。
メンバーチェンジを繰り返しながらも、時代ごとにヒット曲を放ち続けているのは本当にすごいですよね。
本稿で取り上げるのは、1972年9月に世に出され、全米チャート1位を獲得した一曲。
元々は別のグループの曲でしたが、名プロデューサーのノーマン・ホィットフィールドがサイケデリックなサウンドに再構築したのです。
亡き父について母に尋ねる歌詞はやるせなくも切実で、長いインストで始まる本作の不穏な雰囲気と見事に調和しています。
グラミー賞を3部門も獲得したという経緯があるのですね。
アルバム『All Directions』に収録されたこのディープでクールな名曲は、音楽に深く没頭したい夜にぴったりですよ。
Pray Hard (feat. Luke Combs)BigXthaPlug

セカンドアルバム『Take Care』が全米チャート8位を記録したことも記憶に新しい、テキサス州出身の注目ラッパーであるビッグエックスザプラグさん。
2025年のXXL Awardsでは「Best New Artist of The Year」を受賞するなど、その勢いはとどまるところを知りません。
そんな彼が2025年8月にリリースしたサードアルバム『I Hope You’re Happy』から、カントリー界の大物ルーク・コムズさんと共演した作品です。
この楽曲は、過去の過ちから自分を救ってくれた母親の祈りへの深い感謝をラップしており、彼の誠実な人柄がにじみ出ています。
カントリーとヒップホップを融合させたサウンドと、ルーク・コムズさんが率いる荘厳なコーラスも感動的ですね。
人生の岐路に立った時や、家族への感謝を思い出したい時に聴いてほしい一曲です。
PorcupineSparks

1971年から活躍を続ける兄弟デュオ、スパークス。
一般的なバンドには見られないクセだらけのパフォーマンスに注目しがちですが、あらゆる音楽ジャンルに精通したデュオでもあり、毎回、独創性にあふれる楽曲をリリースしています。
2025年5月にはアルバム『MAD!』で全英チャート2位を獲得した彼らが、その熱狂をさらに押し広げる新作EP『MADDER!』を発表。
その先行シングルとなるのが、こちらの一曲です。
本作はオルガンが先導するヴァースからヘヴィなギターサウンドのコーラスへと展開する、いかにも彼ららしいキラーチューン。
ハリネズミのようにトゲのある女性に惹かれてしまうという、ひねくれた愛情を歌う歌詞も実にユニークで、ドラマティックなポップスが好きな方はぜひチェックしてみてください!
PERFECT LIESAlison Goldfrapp

エレクトロニック・デュオ、Goldfrappのボーカリストとして、革新的なサウンドで世界を魅了してきたアリソン・ゴールドフラップさん。
シンセポップからアンビエントまでジャンルを横断する音楽性が持ち味ですね。
そんな彼女が2025年8月に公開したセカンドソロアルバム『Flux』のデラックス版に、新たな一曲が収録されました。
本作は、タイトルが暗示する「完璧な嘘」をテーマに、甘美でありながらも痛みを伴う複雑な感情を描いているかのようです。
浮遊感のあるシンセサウンドとアリソンさんのミステリアスな歌声が融合し、偽りの奥に隠された脆さや切なさを表現。
ただ明るいだけのポップスでは物足りない、少しビターで洗練された音を求める人にオススメです。
Pump It UpEndor

ベルギーのアーティスト、ダンゼルさんの名曲を、イギリス出身のエンドーさんが現代的にリミックスしたのが、こちらの作品です。
2004年の原曲が持つ熱気を、より強靭なベースラインと中毒性の高いグルーヴで包み込み、いい意味で暑苦しい一曲に仕上げられています。
「もっと盛り上げろ」というシンプルなメッセージが、めちゃくちゃ耳に残りますよね。
この楽曲は2019年11月に米ビルボードのダンスチャートで1位を獲得し、世界中のフロアを揺らしました。
ハードなワークアウトや、いつもより気合を入れたい時に聴くと、自然と体が動くはずです。
映画『The Substance』で使われたことでも、再び注目を集めました。
Perfect Person (ft. coop)Flo Milli

TikTokでのバイラルヒットをきっかけに、一躍スターダムを駆け上がったフィメールラッパーのフロ・ミリさん。
彼女が2024年3月のアルバム『Fine Ho, Stay』に続いてcoopさんを迎えドロップしたのが、こちらの楽曲です。
本作は、なんと2003年に大ヒットしたHoobastankの名曲を大胆にサンプリング。
「私は完璧じゃない」という元の歌詞を逆手にとり、欠点も含めて自分を愛そうという、フロ・ミリさんらしい自己肯定感に満ちたパワフルなメッセージがつづられています。
懐かしいメロディと弾けるようなラップが融合したアップビートなサウンドは、聴くだけで元気が出てきますね。
自分に自信を持ちたい時や、朝の準備中に気分を上げたい人にぴったりの一曲です。
Pay & DisplayLovejoy

イングランドのブライトンから登場したインディーロックバンド、ラヴジョイ。
フロントマンが人気YouTuberとしても活動するなど、その多才さで注目を集めています。
そんな彼らの新作が、こちらの2025年8月に公開された一曲です。
何でもレンタルやサブスクで済ませてしまう現代への皮肉を、中毒性の高いコーラスとエネルギッシュなサウンドに乗せています。
この楽曲は、同年10月リリースの待望のデビューアルバム『One Simple Trick』からの先行シングル。
EP『Wake Up & It’s Over』でUKチャート5位を記録した彼らだけに、アルバムへの期待も高まります。
理不尽な日常を痛快なロックで吹き飛ばしたい時にぴったりの作品ですよ。