「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(201〜210)
She Cheated AgainDax

恋人に裏切られた絶望と、そこから生まれる心の叫びを赤裸々につづった作品です。
カナダ出身のダックスさんは、バスケ選手からラッパーへと転身した異色の経歴を持つアーティスト。
本作では、恋人の不貞を知り、精神的に崩壊し、神に救いを求めるまでの魂の軌跡が痛々しいほどリアルに描かれています。
2018年11月に公開されたこの楽曲は、ダックスさん自身が制作の辛さを語るほど、重いテーマを扱っています。
誰にも打ち明けられない心の傷を抱え、許されない関係に苦しんだ経験がある方なら、その悲痛な叫びに共感してしまうのではないでしょうか?
Sorrow Light The WayDemon Hunter

重厚なサウンドの中に、確かな希望の光を灯すような曲ですね。
アメリカ・シアトル出身のクリスチャン・メタルバンド、デーモン・ハンターが2025年7月に放った一曲です。
この楽曲の魅力は、ヘヴィなギターリフと対照的な、心に染み渡るクリーンボーカルの美しい旋律。
彼ららしい未来志向の力強いメッセージは、困難を乗り越えていく力となるでしょう。
2014年にアルバム『Extremist』が全米チャートで16位を記録したことからも、彼らの実力が確かなものであることがわかりますよね。
壁にぶつかった時や自分を奮い立たせたい時にピッタリ!
きっと心の奥からパワーがみなぎってくるのではないでしょうか?
St. StephenGrateful Dead

アメリカの伝説的バンド、グレイトフル・デッドが1969年にリリースした3枚目のスタジオ・アルバムです。
当時最新鋭だった16トラック・レコーダーを駆使した音響実験は、制作費が18万ドルを超える莫大な負債になったのだとか。
しかし、そのおかげで生まれた幻想的で緻密なサウンドは、バンドがサイケデリックの頂点に達したと高く評価されています。
ライブでの自由な即興演奏とはまた違う、スタジオ録音ならではの複雑な音の重なりが印象的ですよね。
60年代の空気を追体験したい方にはたまらない一枚ではないでしょうか。
She Has Funny CarsJefferson Airplane

アメリカのサイケデリック・ロックの先駆者、ジェファーソン・エアプレインが1967年にリリースした大名盤です。
ボーカルにグレース・スリックさんが加入した黄金期に制作され、ビルボードで3位を記録。
「サマー・オブ・ラブ」を象徴する一枚となりました。
フォークとアシッドロックを融合させた幻想的なサウンドは、グレイトフル・デッドのジェリー・ガルシアさんが「シュールで枕のようだ」と評したことがタイトルの由来なのだとか。
2024年にはアメリカ国立録音遺産にも登録され、その歴史的重要性はさすがですよね!
60年代カウンターカルチャーの熱気を体感したいなら、絶対に外せない一枚ではないでしょうか?
She Doesn’t Have To KnowJohn Legend

EGOTの偉業を達成したジョン・レジェンドさんが歌う、禁断の恋の物語です。
本作は、自分のパートナーには知られてはならない、もう一人の女性との関係に溺れる男性の心情を描いています。
「彼女は知らなくていい」と自分に言い聞かせる姿は、罪悪感と背徳的な喜びに揺れる心の危うさそのもの。
彼の甘く美しいピアノと歌声が、かえってその苦しみを際立たせているようで胸が痛みますね。
このバラードは、2004年12月発売のデビューアルバム『Get Lifted』に収録された一曲。
許されないとわかっていても止められない恋に悩む夜、一人静かに耳を傾けたくなるのではないでしょうか。
Sex on the beachSpankers

イタリア出身のDJユニット、スパンカーズが世界を熱狂させたクラブアンセム。
2009年5月にリリースされたこの楽曲は、タイトルが示す通り、夏のビーチでの情事をテーマにしたパーティーチューンです。
カイピリーニャやモヒートなどカクテル名を連呼し、パーティーの熱狂と開放的な気分をストレートに表現しています。
難しい理屈は一切なく、聴く人を一瞬でダンスフロアの渦に巻き込む本作。
日本盤アルバム『365』にはラッパーのSKY-HIさんが参加していたのをご存じでしたか?
理屈抜きで盛り上がりたい時や、夏のドライブのお供にこれほど最適な曲はないかもしれませんね!
SpellboundSiouxsie And The Banshees

イギリスのバンド、スージー・アンド・ザ・バンシーズが1981年に放った名曲『Spellbound』。
イントロから鳴り響くジョン・マッギーさんの万華鏡のようにきらめくギターリフに、心を鷲掴みにされた方も多いのではないでしょうか。
目まぐるしく展開するアルペジオは、まるで抗うことのできない魔法の呪文のようです。
そこに力強いトライバルなドラムと、唯一無二の存在感を放つスージー・スーさんの歌声が重なると、一瞬でダークで幻想的な世界へと引きずり込まれてしまいます。
張り詰めた緊張感のなかに、不思議な高揚感が生まれるこの感覚は、彼らならではの魅力かもしれませんね。