「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(211〜220)
Steady OnShawn Colvin

アメリカ合衆国出身のシンガーソングライター、ショーン・コルヴィンさんのデビューアルバム表題曲です。
アルバムはグラミー賞を受賞し、彼女の輝かしいキャリアの幕開けとなりました。
歌詞には、ご自身の個人的な葛藤や回復への道のりが織り込まれているのだとか。
冷静ながらも芯の強さを感じる歌声と、爪弾かれるアコースティックギターの繊細な音色が、絶妙にマッチしていますよね。
「しっかり進め」と静かに語りかけるこの曲は、人生の困難な局面で、ただ励ますのではなく、隣でそっと支えてくれる親友のようです。
つらい時に聴くと、心が少しだけ軽くなる、そんな不思議な力をもった一曲ではないでしょうか?
Seven Nation ArmyThe White Stripes

アメリカのロックデュオ、ザ・ホワイト・ストライプスによる2003年2月に公開された楽曲で、名盤『Elephant』に収録されています。
第46回グラミー賞で最優秀ロック・ソング賞に輝いた、彼らの代名詞ともいえる一曲ですね。
誰もが聴き覚えのある象徴的なリフは、実はベースではなくギターを加工して作られた音なのだとか。
本作では、どんな巨大な権力や圧力にも決して屈しないという、揺るぎない反骨精神が力強く歌われています。
サッカーのワールドカップをはじめ、世界中のスタジアムでアンセムとして大合唱されているのを耳にした方も多いかもしれません。
困難に立ち向かう勇気が欲しいときに、きっと力をもらえるはずです。
Stop Your Fussin’Toni Childs

アメリカ出身のシンガーソングライター、トニ・チャイルズさんが1988年に放ったデビュー曲です。
ロックを基盤にワールドミュージックの要素を大胆に取り入れたサウンドは、当時とても斬新でしたよね。
アフリカの太鼓やカリブの風を感じさせるレゲエ調のリズムが、聴いているだけで心を解放してくれます。
感情的になる相手へ「もう大騒ぎするのはやめて」と歌う歌詞が、彼女のハスキーで大地のような深みのある歌声と重なって、すごく印象的。
ごちゃごちゃした悩みも、この曲の持つ大きなグルーヴに身を任せれば、なんだか乗り越えられそうな気がしてくる、そんなパワーを秘めた名曲です。
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(221〜230)
Sweet LeafGreen Carnation

ノルウェー出身のプログレッシブ・メタルバンド、グリーン・カーネーションが新境地を切り拓いた感動的な楽曲です。
2006年1月に発売された全編アコースティックの名盤『Acoustic Verses』に収録されています。
重厚なメタルサウンドから一転、温かなアコースティックギターの音色が印象的。
この曲で描かれているのは、新しい生命の誕生と、それを育む親の深い愛情ではないでしょうか。
未来への希望と責任を歌う穏やかなメロディは、聴く人の心を優しく包み込んでくれるようです。
人生の尊さを静かに噛みしめたい夜、本作に耳を傾けると、その温かさに心が満たされるような気がしてきませんか?
Strange MachinesThe Gathering

荘厳なシンセサイザーとヘヴィなギターリフが、まるで時空を超える旅へと誘うかのよう!
オランダ出身のロックバンド、ザ・ギャザリングが1995年に生み出した、彼らの歴史の転換点とも言える作品です。
本作のテーマは「時間旅行」。
歴史上の出来事や遠い未来への憧れを歌った歌詞は、SF映画『タイム・マシン』の一節も交え、聴く者を壮大な物語の世界へと引き込みます。
名盤『Mandylion』に収録されたこの楽曲は、シングルとしてオランダのチャートで37位を記録し、バンドの知名度を大きく高めました。
日常を忘れ、幻想的な世界観にどっぷりと浸りたい夜に聴けば、気分はもうタイムトラベラーではないでしょうか。
Stretchin’ Out (In a Rubber Band)Bootsy’s Rubber Band

Pファンク軍団からのスピンオフとして誕生した、アメリカのバンド、ブーツィズ・ラバー・バンドのデビュー作『Stretchin’ Out in Bootsy’s Rubber Band』。
リーダーであるブーツィ・コリンズさんのアイコン「スペース・ベース」が唸りを上げるグルーヴは、一度耳にしたら忘れられない心地よさです。
体が自然と動き出すダンスナンバーから、うっとりするほど甘美なスロウジャムまで、多彩な楽曲が詰まった構成も本作の大きな魅力。
ファンクならではの楽しさと、ソウルの持つ歌心が見事に融合したサウンドの世界観に、どっぷりと浸ってみてはいかがでしょうか。
Strings Of The Strings Of LifeDerrick May

アメリカの電子音楽界に名を刻むデリック・メイさんが発表した『Innovator』。
テクノの「革新者」という彼の名を冠したこの作品は、ジャンルの歴史が凝縮されたような1枚です。
彼の別名義での名曲も収められ、その軌跡をたどれるようになっています。
特に代表曲「Strings of Life」は、無機質なビートの上で奏でられるストリングスの旋律が、あまりにも感情的!
まるで未来都市の夜景と人のぬくもりが同居しているかのよう。
「テクノのマイルス・デイヴィス」とまで称されたその才能には、ただただ圧倒されますよね。
ぜひ、部屋を少し暗くして、その壮大な音の世界に身を委ねてみてはいかがでしょうか?