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「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ

「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?

普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。

ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。

この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。

これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!

「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(161〜170)

Such Small HandsLa Dispute

La Dispute “Such Small Hands” music video.
Such Small HandsLa Dispute

アメリカ・ミシガン州グランドラピッズで2004年に結成されたラ・ディスピュート。

彼らはポストハードコアを土台としながら、スポークンワード、エモ、さらにはジャズやブルースの香りも漂わせる多層的な音楽を展開します。

2008年に発表されたデビューアルバム『Somewhere at the Bottom of the River Between Vega and Altair』は、アジアの民話に着想を得た深遠な詩的世界観で、シーンに鮮烈な印象を残しました。

その後も、実話に基づき物語を紡ぐアルバム『Wildlife』や、メンバーの経験を映した名盤『Rooms of the House』など、内省的かつドラマティックな作品を創造。

後者は2014年、Paste誌の「年間ベスト50アルバム」にも選ばれています。

ジョーダン・ドレイヤーさんの語りから魂の叫びまでを操るボーカルと文学的な歌詞は、激しさの中に繊細な感情の揺らぎを求めるリスナーや、物語性豊かな音楽に浸りたい方に深く響くでしょう。

South Still SpeakingLukah, Killer Mike, Statik Selektah

Lukah, Killer Mike, Statik Selektah – South Still Speaking (Official Lyric Video)
South Still SpeakingLukah, Killer Mike, Statik Selektah

アメリカ・テネシー州メンフィス出身、アンダーグラウンドなアート性と物語性で注目を集めるラッパー、ルカさん。

彼がグラミー受賞歴を持つアトランタのキラー・マイクさん、そしてボストンの名プロデューサー、スタティック・セレクタさんと共演したこの楽曲は、2025年6月にリリースされたシングルで、同月発売のアルバム『A Lost Language Found』にも収められています。

スタティック・セレクタさんによる重厚なビートの上で、二人のラッパーが南部への敬意と失われた歴史を力強く表現する本作は、まさに”南部の声”そのもの。

南部の失われた文化的言語の再生という壮大なテーマを持つアルバムからの一曲は、ヒップホップの深層に触れたい方にこそおすすめですよ。

Save My LoveMarshmello, Ellie Goulding & AVAION

Marshmello, Ellie Goulding, AVAION – Save My Love (Official Visualizer)
Save My LoveMarshmello, Ellie Goulding & AVAION

夢のようなコラボレーションが実現しましたね。

アメリカ出身のDJ/プロデューサーであるマシュメロさん、イギリスが誇る人気シンガーソングライターのエリー・ゴールディングさん、そしてドイツから登場した若き才能アヴァイオンさんという、まさに豪華絢爛なトリオによる作品です。

エリーさんの澄み切った歌声で始まり、徐々にマシュメロさんとアヴァイオンさんの巧みなプロダクションが織りなす壮大なハウスビートへと高揚していく展開には、聴く者の心をグッと掴む魅力がありますね。

2025年6月にリリースされた本作は、マシュメロさんの言葉通り、夏の開放感と切ない情感が溶け合う、珠玉の一曲です。

2025年3月のライブで「未発表曲に対する最高の反応」を得たというエピソードも納得の出来栄えですね。

Sudden SambaNeil Larsen

アメリカのジャズ・キーボーディスト、ニール・ラーセンさん。

1969年のベトナム戦争従軍経験も持つ彼は、多彩な才能でジャズ・フュージョン界に貢献してきました。

彼のデビュー・アルバム『Jungle Fever』冒頭を飾るインストゥルメンタル作品は、サンバのリズムとジャズやラテンが見事に融合した、音の万華鏡のような一曲です。

躍動的なリズムと華麗なキーボードが、聴く者を明るく高揚させ、まるで色彩豊かな祝祭に招かれたような気分にさせてくれます。

1978年に発表されたこの楽曲は、ティム・ワイスバーグ・バンドにもカバーされました。

ラーセンさんは翌年、アルバム『High Gear』のタイトル曲でグラミー賞にもノミネートされています。

開放的な気分になりたい時や、ドライブシーンを彩るBGMとしても最適です。

Silence Like The GraveParadise Lost

PARADISE LOST – Silence Like The Grave (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
Silence Like The GraveParadise Lost

英国が誇るゴシック・メタルのパイオニア、パラダイス・ロスト。

彼らが2025年9月リリースのアルバム『Ascension』に先駆けて公開した楽曲は、まさにバンドの真髄を感じさせる仕上がりですね。

リフを主体としたヘヴィなサウンドの中に、思わず体を揺らすグルーヴと美しいメロディが溶け込んでいて、ニック・ホルムズさんのデスヴォイスとクリーンヴォイスが織りなすコントラストが、聴く者を一瞬で彼らの世界へと誘いますよ。

本作は2025年6月にシングルとしてリリースされ、前作『Obsidian』から実に5年ぶり、通算17作目となるアルバム『Ascension』の幕開けを飾る一曲。

ミュージックビデオも公開されており、ヨーロッパツアーでのパフォーマンスにも期待が高まります。

長年のファンはもちろん、ダークでいて美しい旋律を求めるメタルリスナーにはたまらない、深遠な魅力に満ちた作品です。