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J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介

現在流行っている曲は、クラシックだけでなくポップスもジャズも含め、これまでの作曲家が大きく関わっています。

なかでもクラシックは音楽の基礎と言われていますが、そのなかでも「音楽の父」で有名なヨハン・ゼバスティアン・バッハは、まさに音楽の土台を作った一人と言っても過言ではないでしょう。

そんなバッハの音楽は、宗教的な色彩を持ちながら、哲学的な深さと細部まで緻密に洗練されている構成が特徴的で、メロディも非常に美しい作品ばかりです。

史上最高の作曲家であるヨハン・ゼバスティアン・バッハの音楽の世界を、ぜひご覧ください。

J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(111〜120)

「心と口と行いと生活で」より第10曲 コラール合唱「主よ、人の望みの喜びよ」J.S.Bach

音楽の父、ヨハン・セバスチャン・バッハ。

いくつかの教会カンタータを作ってきたバッハですが、なかでも有名な作品がこちらの『心と口と行いと生活で』。

終曲のコラールである『主よ、人の望みの喜びよ』は、誰しも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

その中から朝にピッタリな楽曲としてオススメしたいのが、こちらの『「心と口と行いと生活で」より第10曲 コラール合唱「主よ、人の望みの喜びよ」』。

重厚なハーモニーですが、軽やかで温かみのある雰囲気に包まれているので、朝のBGMにお使いください。

アリオーソJ.S.Bach

Julian Lloyd Webber plays Bach’s ‘Arioso’
アリオーソJ.S.Bach

バッハが作曲した『チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調』の第2楽章であり、その美しい旋律からチェロやピアノ、ギターといったさまざまな楽器でアレンジされています。

「アリオーソ」とは、イタリア語で「歌うように」を意味する音楽用語で、オペラにおける独唱スタイルの1つでもあります。

この曲には、バッハのカンタータ第156番『わが片足すでに墓穴に入りぬ』のシンフォニアと同じ旋律が用いられており、声楽曲のような性格を持つ作品です。

イタリア協奏曲 BWV 971J.S.Bach

バッハ/イタリア協奏曲 第1楽章,BWV971/演奏:大導寺錬太郎
イタリア協奏曲 BWV 971J.S.Bach

上級者向けの作品として有名なヨハン・セバスチャン・バッハの名作『イタリア協奏曲 BWV 971』。

楽譜だけを見れば簡単に思えるかもしれませんが、実際に弾いてみると意外に難しく、演奏には高い集中力が必要です。

『ラ・カンパネラ』のようなテクニックを全面に押し出した作品というよりは、『鬼火』のように体力的な部分が鍛えられる楽曲です。

基礎的なピアノの演奏力を上げたいという方は、ぜひこの作品に取り組んでみてください。

インヴェンション 第1番 BWV772 ハ長調J.S.Bach

音楽一家に育ち、ドイツの伝統的なスタイルを豊かにしながらも、イタリアやフランスの音楽様式を取り入れた独自の作風を確立したヨハン・セバスティアン・バッハ。

彼の作品の中でも特に有名なのが、音楽教育のために作曲された『インヴェンションとシンフォニア』。

本作は、2声のインヴェンションから成る練習曲で、明るく活動的な曲調が特徴です。

バッハは対位法的な技術を駆使し、シンプルな主題から複雑な音楽的テクスチャーを紡ぎ出します。

演奏技術と音楽的表現のバランスを追求した本作は、初学者から上級者まで、ピアノを学ぶすべての人が、創造性を育むのにピッタリの1曲です。

インヴェンション第1番 BWV772J.S.Bach

インヴェンション1番 BWV772 [ J.S. Bach Invention1 BWV772 ]
インヴェンション第1番 BWV772J.S.Bach

ヨハン・セバスティアン・バッハの『インヴェンション』は、多くのピアノ学習者がバロック作品の勉強のために取り組む、定番の曲集といえます。

なかでも第1番は、テレビやCMでもたびたび使用されているため、バッハの作品と知らずに耳にしている方も多いはず。

右手のテーマを左手が追いかけたり、テーマが反転して現れたりするなど、複数の声部の重なりで構成されるポリフォニー音楽の特徴を学べる、初級から中級への移行期にピッタリの楽曲です。

インヴェンション第4番 BWV775J.S.Bach

インヴェンション4番 BWV775 [ J.S. Bach Invention4 BWV775 ]
インヴェンション第4番 BWV775J.S.Bach

クラシック、特にバロック音楽を学ぶうえで欠かせないバッハの名曲『インヴェンション第4番 BWV775』。

躍動感のあるメロディーのため、聴いただけでは「複雑で難しそう……」と感じる初心者の方も多いかもしれません。

しかし、実際のところは音の強弱がなくても、それなりにさまになってしまうほど、手になじみやすく演奏しやすい楽曲です。

臨時記号が多いため、譜読みのミスに注意しつつ、丁寧に練習を進めていきましょう。

コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主」J.S.Bach

Bach, BWV 659, Nun komm’ der Heiden Heiland (sheet music) バッハ、いざ来ませ, 異教徒の救い主よ(楽譜付)
コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主」J.S.Bach

音楽の父バッハ作曲の賛美歌。

ミラノのアンブロジウスによるとされている『来ませ、異邦人の贖い主よ』というキリスト教の聖歌をもとにしています。

バッハの曲にかかせないと言っても過言ではないパイプオルガンの音色がおごそかな雰囲気を演出しています。

街にあふれる明るく華やかなクリスマスソングとは違いますが、神をたたえる賛美歌として教会などで祈りをささげながら清らかな気持ちで聴くのがオススメです。