J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介
現在流行っている曲は、クラシックだけでなくポップスもジャズも含め、これまでの作曲家が大きく関わっています。
なかでもクラシックは音楽の基礎と言われていますが、そのなかでも「音楽の父」で有名なヨハン・ゼバスティアン・バッハは、まさに音楽の土台を作った一人と言っても過言ではないでしょう。
そんなバッハの音楽は、宗教的な色彩を持ちながら、哲学的な深さと細部まで緻密に洗練されている構成が特徴的で、メロディも非常に美しい作品ばかりです。
史上最高の作曲家であるヨハン・ゼバスティアン・バッハの音楽の世界を、ぜひご覧ください。
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J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(111〜120)
コラール「主よ、人の望みの喜びよ」J.S.Bach

1723年7月2日の礼拝のためにバッハが書いた『カンタータ第147番「心と口と行いと生活で」』のなかの1曲。
この日は、主の母マリア訪問の祝日といわれる喜ばしい雰囲気に満ちた祝日です。
全10曲から成りますが、そのフィナーレあるこの曲はとくにも有名です。
「主よ、人の望みの喜びよ」というタイトルは、英訳名「Jesus, Joy of Man’s Desiring」からとられたものです。
J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(121〜130)
ゴルトベルク変奏曲(アリアと30の変奏曲)ト長調 BWV 988J.S.Bach

音楽の父、ヨハン・セバスチャン・バッハによる名曲『ゴルトベルク変奏曲(アリアと30の変奏曲)ト長調 BWV 988』。
全32曲からなる作品で、バッハの作品のなかでも屈指の難易度をほこることで知られています。
そんなこの作品の難しいポイントは、なんといってもオクターブ。
変奏によって速くなったり、ゆるやかになったりと複雑に速度が変わるなかで、広いオクターブに対応しなければなりません。
技術だけではなく、手の大きさといった先天的な要素も求められる高難易度の作品です。
シンフォニア 第11番 ト短調 BWV797J.S.Bach

バッハの代表作品『シンフォニア』。
今回はそのなかでも、こちらの『シンフォニア 第11番 ト短調 BWV797』を紹介します。
この作品は『シンフォニア』のなかでも、比較的演奏される頻度が高い楽曲のため、聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
8小節とやや長い主題で構成されているため、表現力が求められますが、それでも演奏難易度だけを見れば易しい部類に含まれます。
51小節目に登場する6小節目のような展開からもわかるように、ペダルの操作が肝になってくる作品といえるでしょう。
トリオ・ソナタ第5番 ハ長調 BWV529J.S.Bach

ヨハン・ゼバスティアン・バッハの代表作として知られる1曲。
教育的な意図で書かれたとされる本作ですが、その音楽性は単なる練習曲の域を超えています。
3つの楽章からなる構成で、特に第1楽章のアレグロは躍動感あふれる明るい曲調が印象的。
オルガン1台で3人の演奏者がいるかのような豊かな響きを生み出す技法は、まさにバッハの天才的な才能を感じさせます。
約1727~1730年に作曲され、バロック音楽の魅力を存分に味わえる作品です。
バイオリン・パルティータ第3番・ホ長調・BWV 1006:III.ロンド風のガヴォットJ.S.Bach

バッハの無伴奏バイオリン曲の中でもとくに有名な「パルティータ第3番第3楽章」。
CMやテレビ番組などにもよく使われています。
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
バイオリン一つで弾く無伴奏バイオリン曲は孤高さと壮麗さが魅力的といえますが、この曲はガボットというダンス・ソングなだけあって明るく華やかなイメージですね。
バイオリン協奏曲 ホ長調J.S.Bach

ホ長調の分散和音から始まり、最後にいくにつれ徐々に展開していきます。
展開部分においては元の曲調にはとらわれず、まるで4つほどの顔を持っているかのようにバージョンアップされています。
それに対し2、3楽章は同じテーマを繰り返しているだけなので、1楽章とは比べなんだか単調に感じます。
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582J.S.Bach

ヨハン・ゼバスチャン・バッハが作った、パッサカリアとフーガからなる曲。
パッサカリアとはスペインに起源を持つ3拍子の変奏曲の形式で、こちらの曲では8小節の主題の変奏を5つずつ4つの節に分けて20度演奏します。
魅力的な主題がいろいろなアレンジを施されて出てくるのは興味深いですね。
パッサカリアに続くフーガは四声の二重フーガで、低音は足のペダルも使いながらの重厚な演奏がとてもすばらしいです。





