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J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介

現在流行っている曲は、クラシックだけでなくポップスもジャズも含め、これまでの作曲家が大きく関わっています。

なかでもクラシックは音楽の基礎と言われていますが、そのなかでも「音楽の父」で有名なヨハン・ゼバスティアン・バッハは、まさに音楽の土台を作った一人と言っても過言ではないでしょう。

そんなバッハの音楽は、宗教的な色彩を持ちながら、哲学的な深さと細部まで緻密に洗練されている構成が特徴的で、メロディも非常に美しい作品ばかりです。

史上最高の作曲家であるヨハン・ゼバスティアン・バッハの音楽の世界を、ぜひご覧ください。

J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(121〜130)

パルティータJ.S.Bach

Bach: Partita No. 1, Gould (1959) バッハ パルティータ第1番 グールド
パルティータJ.S.Bach

バッハの名作『パルティータ』。

バッハの作品は音楽性の強さが目立つため、難しい作品のイメージがないかもしれませんが、実はこの『パルティータ』は難易度の高い作品として知られています。

そんなこの作品の難しさを底上げしているのは、2曲目の『アルマンド』と4曲目の『サラバンド』!

テクニック面で高度な要求をされる作品ではありませんが、雰囲気や表現といった部分では上級者向けの曲といえるでしょう。

ぜひ挑戦してみてください。

フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816 アルマンドJ.S.Bach

バッハ: フランス組曲 第5番 ト長調,BWV816 1. アルマンド Pf.中川京子:Nakagawa,Kyoko
フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816 アルマンドJ.S.Bach

『フランス組曲』は、ピアノ初級者が『インヴェンション』を練習し始める前に取り組むことの多い作品です。

『第5番 ト長調 アルマンド』は、かわいらしさとやさしさを兼ね備えた、親しみやすい曲調が特徴的な作品!

声部の弾き分けが必要なバロック作品の入り口としてもオススメの楽曲です。

片手ずつ練習するのはもちろん、その中でさらに声部ごとに分けて練習してみると、バッハの作品が複数の声部の重なりでできていることが、よりはっきりと理解できるでしょう。

フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816 ガヴォットJ.S.Bach

バッハ:ガヴォット(フランス組曲第5番より) ピアニスト 近藤由貴/J.S.Bach: Gavotte from French Suite No.5, Yuki Kondo
フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816 ガヴォットJ.S.Bach

ポリフォニー音楽を勉強するうえで、ピアノ学習者の多くが取り組む曲の定番であるヨハン・セバスティアン・バッハの『フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816 ガヴォット』。

ピアノが生まれる前に主にチェンバロなどでの演奏を想定して作曲された作品ですが、現在ではピアノ作品として愛されています。

宮廷音楽のような上品さと、無邪気な子供をイメージさせるようなかわいらしさを兼ね備えたこの曲は、大人から子供まで幅広い層の方にオススメ!

リズムを正確に守りつつ、軽やかさや前向きさを失わないよう演奏しましょう。

フルートソナタ 第2番 変ホ長調 BWV1031 第2楽章「シチリアーノ」J.S.Bach

ヨハン・セバスティアン・バッハの『フルートソナタ第2番変ホ長調 BWV1031』の第2楽章『シチリアーノ』は、著名なピアニストによる演奏が数多く残されているピアノソロでも人気の高い作品です。

落ち着きのあるメロディは、繊細さを深みを兼ね備えたピアノで演奏することで、より心に深く刺さる音楽へと変化します。

この曲はバッハの作品とされていますが、現在ではバッハの作品ではないとする説が有力なのだそう。

謎が多い神秘的なところも、なんだか魅力的に感じられますよね。

J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(131〜140)

フーガの技法 ニ短調 BWV1080 コントラプンクトゥス14J.S.Bach

J.S. Bach: Die Kunst der Fuge, BWV 1080: Fuga a 3 Soggetti “Contrapunctus XIV” (Incomplete)…
フーガの技法 ニ短調 BWV1080 コントラプンクトゥス14J.S.Bach

「音楽の父」と呼ばれているバッハが作曲した『フーガの技法』。

彼の最晩年となる1740年代後半に作曲と並行して出版が準備されたが、作曲者自身の視力が急激に低下してしまい、この「コントラプンクトゥス14」は未完成の段階で作曲が中断されてしまいました。

それに加え、現代ではピアノや弦楽四重奏、オーケストラなどさまざまな編成で演奏されていますが、楽器指定がなされていないため多くの謎を持つ1曲です。

バッハらしい厳格な形式と重々しくも心地よい和声の響きが魅力的な作品です。

ブランデンブルク協奏曲 第6番J.S.Bach

Bach: Brandenburg Concerto No. 6 in B flat major, BWV 1051 (Orchestra Mozart, Claudio Abbado)
ブランデンブルク協奏曲 第6番J.S.Bach

『ブランデンブルグ協奏曲』というのは6曲のいろいろな編成とスタイルによる協奏曲を集めた曲集で、バッハがケーテン公の宮廷楽長をつとめていた時代に、当地の宮廷管弦楽団のために書かれたものと考えられています。

それがのちにまとめてブランデンブルグ辺境伯にささげられたので『ブランデンブルグ協奏曲』とよばれます。

ケーテン公はたいへん音楽が好きで、この時代としては比較的規模の大きな、しかも優秀な管弦楽団を抱えていました。

この楽団で演奏するためにバッハは作曲をしたので、独奏者の腕が試される技術的にも内容的にも密度の高い作品です。

ポロネーズ ト短調J.S.Bach

B級 J.S.バッハ:ポロネーズ ト短調 BWV Anh.119(2022ピティナコンペ課題曲) pf.濵田 眞子 Mako Hamada
ポロネーズ ト短調J.S.Bach

初心者が弾ける楽曲の多くは、速い指の動きが求められないゆったりとした構成にまとめられています。

そのため長調の楽曲はどうしても間延びしてた演奏になってしまいがち。

同じように感じられている初心者の方も多いのではないでしょうか?

そんな方にオススメしたい楽曲が、こちらの『ポロネーズ ト短調』。

ヨハン・ゼバスティアン・バッハの名曲で、短いながらも印象に残るト短調の構成が魅力的です。

バロック音楽の高貴な雰囲気を感じながら弾いてみてくださいね。