【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!
古典派からロマン派への橋渡しとして、革新的な音楽を作りあげ後世に大きな影響を残した、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。
彼の音楽は情熱的でありながら美しい旋律も多く、物事を突き詰めていくような本質的な深さも感じられます。
『運命』や『エリーゼのために』など、誰もが一度は聴いたことがある名曲も多く存在しますね。
本記事では、そんなベートーヴェンの名曲、代表曲をピックアップしました。
偉大な音楽家の一人によるベートーヴェンの音楽に、ぜひ浸ってみてはいかがでしょうか?
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【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(121〜130)
よろこびの歌Ludwig van Beethoven

偉大な作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名作『交響曲第9番』に収録されている楽曲『歓喜の歌』。
日本では『よろこびの歌』として知られていますね。
この作品は、ピアノを始めたばかりの初心者が演奏する代表的な作品でもあります。
始めたばかりのお子さまは両手で違う動きを取ることが至難の業ですが、この作品はそんなお子さまでも演奏しやすくなっています。
動画のような構成であればより簡単に演奏しやすいので、ぜひチェックしてみてくださいね。
よろこびの歌(交響曲第9番 第4楽章より)Ludwig van Beethoven

日本人の多くが年越しを思い起こすであろう『よろこびの歌』。
『歓喜の歌』とも呼ばれるこの曲は、もともとルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの『交響曲第9番』の第4楽章の第一主題、合唱で歌われるあの有名なフレーズを取り出したものなんです。
有名で多くの方にとってなじみのある曲であることから、ピアノアレンジの楽譜も数多く出版されており、自分の演奏レベルに合ったアレンジを探しやすいのも、この曲の魅力の一つ。
両手奏にこれから挑戦する方は、ベース音を中心としたシンプルな左手と単音の右手で構成されたシンプルな編曲の楽譜からチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
エコセーズLudwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ作品のなかでも、初心者向けの曲として親しまれている『6つのエコセーズ』。
繰り返される1つのテーマの間に、5つの短いテーマが挟み込まれる形で構成されており、曲調の切替や表現のメリハリを学ぶのにピッタリの作品です。
スタッカート、レガート、ターンなどの基本的なテクニックが詰まっているので、丁寧に練習していくことでレベルアップにもつながります。
繰り返しが多く覚えやすいので発表会曲にもオススメです!
エコセーズ WoO.23Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンが生きていた時代は、2拍子の舞曲がブームになっていました。
こちらの『エコセーズ WoO.23』はそんな2拍子で演奏される、当時の時代背景を色濃く反映した作品です。
A-B-A-Bダッシュ、C-C-D-Bダッシュの形式をとった本作の難所は、AパートとCパート。
Aパートは裏拍子から始まるため、裏拍子に慣れていないと演奏が難しいかと思います。
Cパートは右手のスラーが重要で、柔らかいタッチが求められます。
どちらも慣れれば特に難しいわけではないので、初心者の方でも取り組みやすい作品といえるでしょう。
【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(131〜140)
エリーゼのために WoO59Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが1810年に作曲した本作は、ベートーヴェンの代表的な小品の一つです。
シンプルで優雅なメロディが特徴的で、ロンド形式で構成され、イ短調の主要テーマが繰り返されます。
途中、C長調やG長調に転調し、曲の雰囲気に変化をもたらしています。
技術的には高度ではありませんが、繊細な表現力を要求される部分も多く、単純な旋律の中に深い感情が込められています。
誰もが知っているこの曲は、ピアノを習っている方であれば一度は弾いてみたいですよね。
シンプルさゆえにさまざまな演奏解釈が可能なので、大人になってから弾くとまた違った演奏表現になることを考えると、小学生のうちに一度弾いてみると思い入れのある1曲になるかもしれません。
ぜひ取り入れてみてくださいね。
オリーヴ山上のキリストLudwig van Beethoven

誰もが知っているドイツの楽聖ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのオラトリオです。
しかしこのオラトリオは上演の機会がほとんどなく知られていません。
オリーヴ山上でのキリストの祈りと、その後キリストが捕縛される場面を描いたオラトリオで、1803年に作曲されてウイーンで初演されました。
ベートーヴェンの自作の演奏会でのちに代表作となる交響曲第1番と第2番、ピアノ協奏曲第3番が初演されていますが、当時として成功を収めたのは本オラトリオの方で、1825年に再演が行われた際に、ベートーヴェンの会話帳の中で「再演の度に満員の盛況」と記述がみられることから当時の聴衆に多く受け入れられているのがわかります。
ベートーヴェンと当時の聴衆のトレンドが分かる作品でおすすめのオラトリオとなっています。
ソナチネ 第5番 第1楽章Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンが1796年から1798年の間に作曲した『ソナチネ 第5番』。
C短調のソナタ形式で書かれた第1楽章は、力強いフレーズと静かなフレーズが対比され、独特のリズムと旋律で構成されています。
短い断片的なテーマと長く抒情的なメロディの対比が、動的で衝動的な効果を高めていますね。
本作は、ベートーヴェン初期の代表作の一つであり、後に彼が作曲する『悲愴ソナタ』や『第5交響曲』へとつながるエネルギッシュな作品です。
ピアノ学習者にとっては重要なレパートリーの一つとして知られているため、ぜひコンクールで取り組んでみてくださいね。





