【おやつレク】簡単おいしい。高齢者の方と一緒に作るおやつアイデア
ようかんを冷蔵庫で冷やし固める時間、フルーツなどでトッピングする瞬間、蒸し器から立ち上る湯気の香り。
高齢者の方と一緒におやつを作る時間は、ワクワクとした高揚感を共有し、レシピ以上の温かな思い出を紡いでいきますね。
昔ながらの和菓子は高齢者の方にとってなじみ深く、きっと喜んでいただけますね。
座ったままでも楽しめる工夫がいっぱい!
できあがった和菓子の、甘い香りが部屋中に広がれば、きっと懐かしい記憶も一緒によみがえってくることでしょう。
手を動かしながら会話も弾み、完成したおやつを味わう喜びは格別ですよ。
フルーツスイーツ(1〜10)
バラのアップルケーキ

5月から6月にかけて見頃を迎える品種もあるバラの花。
ガーデニングがお好きな高齢者の方の中には、バラの花がお好きな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
5月にオススメな、りんごをバラの花に見立てたアップルケーキをご紹介します。
薄くスライスしたりんごとバターやシナモンなどを耐熱容器に入れて、レンジで加熱してください。
細長くカットしたパイシートに、加熱したりんごを端から並べます。
全部並べたら、パイシートを巻いていきましょう。
すると、バラの花が咲いているように見えますよ。
オーブンで焼いて完成です。
本物のバラの花のようなアップルケーキは、高齢者の方も作ることも食べることも楽しめそうですね。
フルーツスイーツ(11〜20)
鯉のぼりケーキ

5月のおやつにピッタリな、こいのぼりケーキをご紹介します。
ケーキにはスポンジケーキを使うことが多いようですが、今回は食パンで作っていきますよ。
もちろんスポンジケーキでも、大丈夫です。
食パンをこいのぼりの形にカットし、クリームを塗ってフルーツを飾っていきますよ。
クリームには生クリームに、クリームチーズやヨーグルトを入れるとコクや爽やかな酸味がプラスされます。
クリームの酸味が、少し暑さも感じる5月に合った、程よい口当たりに。
椅子に座って高齢者の方もテーブル上で作れるので、みなさんおやつレクリエーションを楽しめるのではないでしょうか?
参考にして作ってみてくださいね。
苺のゼリーケーキ

イチゴの鮮やかな赤色はあたたかくなってきた季節、春が近づいてきたことを強く感じさせますよね。
そんなイチゴの赤い見た目もしっかりといかしつつ、ゼリーを使ったやわらかさも印象的なケーキです。
砕いたクッキーを敷いて、牛乳に砂糖やゼラチンをあたためながら混ぜたものを流し込んで土台を作り、そこにイチゴを並べていきます。
あとは透明なゼリーを流しこんで冷やして固めれば完成。
イチゴの味はそのまま感じられるので、それにあわせてゼリーの味を調えるのがオススメですよ。
ぶどうのフルーチェムース

フルーチェを使ったアレンジレシピです。
こちらでは、フルーチェの「濃厚ブルーベリーブドウ」を使います。
まず、フルーチェに牛乳を加えてよく混ぜましょう。
次に生クリームをツノが立つくらいまで混ぜたら、フルーチェを加えて混ぜ合わせます。
それを絞り袋に入れてグラスに移し、冷蔵庫で一時間冷ましてください。
一時間たったら冷蔵庫から取り出し、ブドウとマスカットをトッピングして完成です。
チョコフォンデュ

ホテルのブッフェなどでもおなじみのチョコフォンデュ。
フルーツやお菓子にチョコレートソースをからめていただくデザートで、高齢者施設でのパーティーやイベントにもぴったりです!
手軽におこないたいなら、ホットプレートを使ってみては。
深めの容器に盛り付けたチョコをホットプレートで溶かすだけ。
ポテトチップスやマシュマロなども一緒に焼けるので一石二鳥ではないでしょうか。
イチゴやオレンジ、バナナ、キウイなど色とりどりのフルーツを使えば、高齢者の方も喜んでくれるでしょう!
フルーツ牛乳寒天

牛乳寒天ってなぜか懐かしい味わいがしますよね。
ゼラチンより寒天のほうが扱いやすく、固まりやすいのでオススメです。
牛乳を使うことによりカルシウムも接種できます。
フルーツは何種類か入っているカットフルーツなどを使うと便利です。
種類は多い方が豪華な見た目になってよいでしょう。
フルーツは型に並べたら、一度冷凍します。
そうすると寒天液によってはがれにくくなります。
フルーツをどう並べたらすてきなデザインになるか考えるのは楽しいですね。
干し柿

レクとして楽しめるアイデアとして、干し柿を作ってみるのはどうでしょうか。
ヘタと皮をむいて、つるせるようにひもを結びます。
熱湯消毒することで、カビを予防できますよ。
あとは風通しがよく、雨にぬれない場所につるしておくだけ!
簡単な作業なので初めての方でも取り組めますし、「もうすぐかな?」と話したりすることでコミュニケーションが生まれますよ。
包丁で皮をむく人、ひもを結ぶ人と作業を分担するのもオススメです。