【おやつレク】簡単おいしい。高齢者の方と一緒に作るおやつアイデア
ようかんを冷蔵庫で冷やし固める時間、フルーツなどでトッピングする瞬間、蒸し器から立ち上る湯気の香り。
高齢者の方と一緒におやつを作る時間は、ワクワクとした高揚感を共有し、レシピ以上の温かな思い出を紡いでいきますね。
昔ながらの和菓子は高齢者の方にとってなじみ深く、きっと喜んでいただけますね。
座ったままでも楽しめる工夫がいっぱい!
できあがった和菓子の、甘い香りが部屋中に広がれば、きっと懐かしい記憶も一緒によみがえってくることでしょう。
手を動かしながら会話も弾み、完成したおやつを味わう喜びは格別ですよ。
ひんやり夏デザート(1〜10)
超簡単!さっぱり桃ムース

混ぜて冷やすだけ、とても簡単な桃のムースはいかがでしょうか。
7月に旬を迎える桃を使ったこちらのメニューは、おやつ作りを楽しめるのはもちろん、甘い香りの桃に心も癒やされそうですね。
桃に一周、包丁で切り込みを入れて2分割にしていきます。
クルクルと回すと種がきれいに取れますよ。
8等分のくし切りにしたら、皮を取り1口サイズにカットします。
桃の変色を防ぐためにレモン汁をかけておきましょう。
ゼラチンはお湯で溶かしておきます。
桃と卵黄、牛乳、砂糖をミキサーにかけ攪拌し、別のボウルに生クリームと砂糖を加えツノがたつまで泡立てたら、先程のミキサーで攪拌したものとゼラチンを投入。
しっかり混ぜ合わせたら型に流し込み、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です!
ゆっくり食べるクリームソーダ

メロンソーダの上にバニラアイスが浮かぶメロンクリームソーダ。
子供から大人まで大人気のメニューですよね。
しかし、アイスがすぐに溶けてしまうので急いで食べてなきゃいけないというイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。
こちらはそんな方にオススメ、溶けにくいアイスを使用していますよ。
アイスの素と牛乳を混ぜ合わせ、冷凍庫で凍らせましょう。
メロンのかき氷シロップに炭酸水、トロミの粉を入れ、トロミが付くまでゆっくり混ぜ、器に盛り付けたら完成です。
トロミをつけてもシュワシュワ感が味わえるので、嚥下機能が低下してしまっている高齢者の方にも安心して召し上がっていただけますよ。
ひんやり夏デザート(11〜20)
ブルーベリーヨーグルトアイス

袋をもむだけで作る、ブルーベリーヨーグルトアイスをご紹介します。
まずは食品保存用袋にブルーベリージャムを入れます。
仕上がりを予想し、固形が好きな方は固形を残すように、滑らかな仕上がりが好きな方はブルーベリーを良くつぶしておきましょう。
生クリーム、ヨーグルトを加えたら、色が均一になるようにしっかりともみ、混ぜていきます。
できるだけ空気を抜いたら、袋の口を閉じて冷凍庫で凍らせましょう。
火を使わず、袋を揉んで混ぜる工程がほとんどなので、どなたでも簡単にお作りいただけますよ。
高齢者施設のレクリエーションとしてもオススメです。
ミルク氷

夏といえばかき氷、ですがここで紹介するのはそれを一歩押し進めたアイデア、ミルク氷です。
このミルク氷の何が良いかって、かき氷器がなくても作れちゃうところ!
砂糖を溶かしたミルクをレンチン、そのあと保存袋に流し込んで冷凍……たったこれだけの手順でミルク氷が出来上がります。
カチコチになるよう思えるかもですが、完成品は少しほぐせばスポーンで掬えるシャーベット状。
お皿に盛り付けていちごジャムを乗せるなど好みの味付けをして、いただきましょう!
キーンとした冷たさが夏の暑さを忘れさせてくれます!
みかんカルピスゼリー

みかんカルピスゼリーならさっぱりした味わいを楽しめますよ。
その作り方は大きく3工程です。
まずはカルピスとゼラチンからカルピスゼリーを作ります。
次にみかんの缶詰とゼラチンからみかんゼリーを作りましょう。
そうしたら2つを同じグラスに盛り付けて完成です。
今回はミカンを使う内容を紹介しましたが、他のフルーツを使ってもおいしく仕上がると思いますよ。
カルピスの味を参考にすると、相性が良い物フルーツを選べそうです。
メロンクリームソーダ

世代を問わず愛されているメロンクリームソーダ。
子供の頃にレストランで楽しんだ方も多いのではないでしょうか。
そこでおやつレクとして作ってみるのはいかがでしょうか?
もしかすると懐かしい気分に浸れるかもしれませんね。
作る工程は、ほどよい複雑さなので、お菓子作りが好きな方でも充実感を味わえるはずです。
お好みでサクランボを飾るなどして楽しんでみてくださいね。
また、レトロなグラスを用意するなどしても盛り上がりそうです。
すいかジュース

夏を代表する食べ物の一つスイカ。
ですが大きさゆえに、冷蔵庫にしまいきれず困ってしまうことも多いですよね。
そんな時にも重宝するのが、すいかジュースのアイデアです。
その作り方はスイカの実の部分を切り抜き、ミキサーにかけるだけ。
これなら覚えやすいですし、すぐにでも取り組めるでしょう。
ちなみに種がついたままだと、少しざらついた舌触りに仕上がります。
気になる方はあらかじめ種を取っておくのもよさそうです。
また皮に近い部分を使ってもざらつくので注意が必要です。