「ひ」から始まるタイトルの曲。膨大な「ひ」の世界
「ひ」から始まる曲には、陽だまりのような優しさから燃え上がる情熱まで、豊かな感情が込められています。
Adoさんの「向日葵」のように力強く前を向く勇気や、福山雅治さんの「ひまわり」に響く切ない想い。
THE BLUE HEARTSの「人にやさしく」が伝える熱いメッセージなど、私たちの心に寄り添う音楽との出会いをご紹介します。
それぞれの楽曲に込められた思いに、きっと共感できる瞬間が見つかるはずです。
「ひ」から始まるタイトルの曲。膨大な「ひ」の世界(461〜480)
比較症候群葵木ゴウ

以前は午後ティーの名前で活動し、現在はゲーム実況や演奏してみたなどさまざまな活動をしているボカロP、葵木ゴウさんの25作目のボカロ曲。
殿堂入りおよびYouTubeでのミリオンを達成している楽曲で、オープニングのキャッチーなギターリフから世界観に引き込まれてしまうのではないでしょうか。
キャッチーかつ爽快なメロディーと疾走感のあるアンサンブルは、ロックファンであれば思わず聴き入ってしまうほどの完成度を誇っていますよね。
ブラッシングを絡めたギターのカッティングによるグルーブ感がたまらない、ボカロ曲であることを忘れてしまうロックチューンです。
ひとりよがり足立佳奈

「あの人と過ごした日々が忘れられない……」という方に聴いてほしいのは『ひとりよがり』です。
数多くのCMやドラマの楽曲を手がけるシンガーソングライター・足立佳奈さんが2019年にリリースしており、AbemaTV『今日、好きになりました夏休み編』のテーマソングに起用されました。
ピアノを主体としたストレートなバンドサウンドに仕上がっています。
彼女のハスキーな歌声とともに、片思いを描いた切ないメッセージが心に響くでしょう。
遠距離になってもまだ忘れられない人を思って聴いてみてください。
ひまわり遊助

俳優や歌手として活躍する上地雄輔さんが2009年にリリースした『ひまわり』。
当時の人気番組であった『クイズ!ヘキサゴンII』の羞恥心のメンバーとしても活躍した、彼のソロ名義の楽曲です。
R&B調の軽やかなビートにのせた、温かみのあるメロディが特徴。
彼の優しい歌声とともに、晴れやかな自然風景をイメージさせるリリックが展開します。
愛する人に出会えた喜びや感謝の思いを描いた、ストレートなラブソングです。
現在20代の方は、当時の懐かしい記憶を思い浮かべながら聴いてみてくださいね。
人マニア重音テト

2ちゃんねるのVIP板から生まれたバーチャルキャラクター、重音テト。
ボカロが好きな方なら誰しも一度は重音テトの楽曲を耳にしたことがあると思います。
そんな彼女の作品のなかでも、特に中毒性の高い楽曲が、こちらの『人マニア』。
本作はダンス動画にも使われているのですが、最近はより幅を見せており、おもしろ系の動画や職人系の動画にも使われています。
シンプルながらも印象に残るサビパートは必聴です!
ぜひチェックしてみてください。
非情のライセンス野際陽子

厳密には出身ではないですがご紹介。
石川県で生まれ、3歳まで富山市で暮らしていた野際陽子さんです。
女優として数々の映画、ドラマに出演された野際さん。
もともとはNHKのアナウンサーで、退社後に演技の道へ入られました。
歌手としては1968年に『非情のライセンス』1970年に『パリに終った恋』をリリース。
大人っぽい歌声が聴いた人の心をわしづかみにしました。
2017年、闘病の末、がんにより亡くなられています。