男性が歌いやすいカラオケ曲
近年、日本の音楽シーンは急激に成長しています。
その要因の1つはなんといってもK-POPの台頭。
これまでは王道のアイドルが主流でしたが、最近の日本のアイドルグループはK-POPのようにパフォーマンスやスキルを重視しています。
そんなアイドルシーンに影響を受けて、その他のジャンルも洋楽やK-POPのエッセンスを取り入れ、急激に成長しているわけです。
しかし!
あまりにも急激にシーンが変化しつつある現在、歌いやすい楽曲が極端に減っています……。
そこで今回は、男性が歌いやすい楽曲をピックアップしました!
ただ歌いやすいだけではなく、カラオケでのウケも考えて選曲しておりますので、ぜひチェックしてみてください!
男性が歌いやすいカラオケ曲(321〜340)
酒と泪と男と女河島英五

男女のすれ違いと感情表現の機微を、深い洞察力で描き出した社会派の名曲です。
男性は飲酒で、女性は涙で、それぞれが心の内を吐露する姿を温かな目線で見つめています。
河島英五さんが18歳の時、親戚が集まる法事の席で受けた印象から生まれた本作は、1975年11月にアルバム『人類』に収録され、1976年6月にシングルとしてリリースされました。
清酒『黄桜』のCMソングとしても知られ、オリコン週間チャートで9位を記録する大ヒットとなりました。
人生の悲しみや切なさに直面したとき、自分の心に正直に向き合いたい人にオススメしたい珠玉の名作です。
田園玉置浩二

人間の内に秘めた弱さや葛藤と向き合いながら、力強く生きる姿を描いた、玉置浩二さんによる珠玉の名曲です。
石を蹴飛ばす孤独な魂、夜空を見上げる祈るような瞳、油まみれの黙り込む背中など、ありのままの人生模様が情感豊かに描写されています。
気負わずにただ一歩ずつ、自分にできることを積み重ねていく大切さを優しく諭すメロディが印象的です。
1996年7月にリリースされた本作は、フジテレビ系ドラマ『コーチ』の主題歌として起用され、オリコンチャート2位を獲得する大ヒットとなりました。
日々の暮らしの中で迷いや不安を感じている方、自分らしい生き方を模索している方に、心からオススメしたい1曲です。
冬と春back number

2024年1月にリリースされた恋愛ソングは、切ない失恋ソングでありながら前を向く強さも感じられる作品です。
他の女性に選ばれた元恋人へのわずかな未練や寂しさを抱えつつも、自分の気持ちと向き合い新たな一歩を踏み出そうとする女性の心情が、雪解けとともに春を迎える季節の移ろいに重ねて描かれています。
back numberならではの繊細な心情表現と印象的なメロディラインが心に響きますね。
暗い気持ちを乗り越えて前に進もうとする人の背中を、そっと押してくれる心温まる1曲です。
タイムパラドックスVaundy

ゆるい雰囲気が印象的なVaundyさんの新曲『タイムパラドックス』。
Vaundyさんの楽曲はR&Bを主体としていることも多いため、難易度の高い楽曲が多いのですが、本作は歌に自信がないかたにもオススメです。
基本的に音域が狭いため、そこまでの難所はありませんが、サビの裏声部分と、Aメロに入るときの転調には注意が必要です。
サビの裏声部分はほとんどの場合、地声でも出るので、思い切って地声で歌ってみるのもアリでしょう。
春を歌にしてback number

日本のロックバンド、back numberの1枚目のミニアルバム収録曲で2009年2月リリース。
インディーズデビューアルバムの収録曲ですが、今回こちらでご紹介しているようなPVも制作されています。
ご本人の歌唱ですが、インディーズ時代のアルバムということもあるのか、良くも悪くも現在の歌唱よりも、いわゆる「プロっぽさ」が少なく、この感じなら、歌があまり得意ではない方がカラオケで歌っても、かなりいい感じで歌えるのではないでしょうか。
一部、発声をファルセット(裏声)に切り替えて歌わないといけない箇所がありますが、そこが気になる方は、カラオケのキーを少し落とせば大丈夫だと思います。
うまく歌うことよりも楽曲の世界観を表現することを第一に考えて歌うのが、いい感じ聞かせる上での最重要ポイントになる曲だと思います。
歌に対する苦手意識は捨ててチャレンジしてみてください!