【男性向け】歌が上手くなる曲。カラオケ上達のための練習曲
歌が上手くなる条件って何でしょう?
もちろん正式なボイトレレッスンなどを受けて正しい発声を身につけて、自身の体をまずは「しっかりとよく鳴る楽器」にすることは基本にして最大の重要ポイントですが、そうやって「歌うための基礎技術」を身につけた上で、ご自身のレベルや目的に合った曲を選んで実際に歌ってみて、歌の表現力等を育てるための「実戦訓練」もとても大切です。
今回のテーマでは、そんな「歌が上手くなりたい」とお考えの男性の方に向けて、練習素材としてオススメの曲をセレクトしてみました。
各曲についての記事では、その曲を歌う上での気をつけるポイント、その曲を選んだ理由なども紹介していますので、ご自身の目的に合わせてぜひこの記事をお役立てください。
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【男性向け】歌が上手くなる曲。カラオケ上達のための練習曲(141〜150)
パプリカ米津玄師

メンバー全員、小中学生ばかりのユニット、Foorin’の曲として米津玄師の作詞、作曲、プロデュースされ、NHK『みんなのうた』で紹介され大好評を得た楽曲の米津本人によるセルフカバーバージョン。
おそらくもともとの制作意図が合唱曲のようなコンセプトであると考えられることから、メロディもとても覚えやすいもので、歌いやすい曲だと思います。
ただ、これはさすがにセルフカバーしているだけあって、歌い回しや発声、声質の使い分けなど、細かく見ていくとFoorin’による原曲よりも、比較的高度な歌唱テクニックが駆使されている箇所も散見され、この米津バージョンに倣った歌唱をするには、少々高度な歌唱テクニックが必要になると思います。
比較的平易なメロディをネタに、高度なテクニックを身につけるには練習曲としてとても秀逸であると言えるでしょう。
米津の歌をよく聴いた上で、それを再現できるように練習してみてくださいね。
You’re My Only Shinin’ Star角松敏生

1988年2月に角松敏生さんの作詞、作曲で中山美穂さんの曲としてリリースされた楽曲。
今回紹介するのは1999年11月にリリースされた角松さんご本人によるセルフカバーバージョン。
これはもう、いわゆるオシャレ系バラードのお手本のような楽曲ですね(笑)。
カノン進行を基調としたコード展開に、とても印象的なメロディが展開されています。
歌唱テクニック的にもロック、ポップス系のバラードを歌うために必要なテクニックが随所にちりばめられており、この曲を歌うことを習得すれば、他のさまざまなバラード曲を歌うことに応用できるでしょう。
できれば原キーのままでミックスボイスを使いこなした歌い方ができるとベストですが、苦しい場合はキーを落としてチャレンジしてみてください。
ずっと好きだった斉藤和義

斉藤和義さんの38作目のシングルで2010年4月リリース。
ご本人の歌声や歌い回しが魅力的なのと、歌ってみるとハスキーな声のわりには意外にキーも高くて、「難しい曲」との印象を持たれる方も少なくないかもしれませんが、楽曲の作りはシンプルなロックンロールの文脈に沿って作られたもので、メロディもリズムも非常にシンプルでわかりやすいものなので、歌の入門者の男性の方が練習曲として選ぶには最適な曲のひとつだと思います。
慣れないうちは無理の高音を張り上げると喉を痛めるリスクもあるので、音域的にしんどいと思う方はキーを落として歌ってみてください。
発声的にも楽な状態で、少々ラフに歌う方がカッコよく聞こえると思いますよ!
クリスマスソングback number

back numberの通算14作目のシングルで、2015年11月リリース。
フジテレビ系ドラマ月9『5→9~私に恋したお坊さん~』主題歌に採用され、第87回ザテレビジョンドラマアカデミー賞ドラマソング賞を受賞したヒット曲なので、聴き覚えのある方も多いことと思います。
これを歌う、ボーカルの清水依与吏さんの声が、とてもステキな高音ボイスなので、一聴しただけでカラオケで歌うことに怯んでしまう方も少なくないかと思いますが、恐れることはありません!
たしかに男性ボーカル曲としては、元のキーが高い設定になっていますが、ボーカルメロディそのものは比較的シンプルなものなので、キーさえご自身に合う設定にしてしまえば、多く方が高得点を狙えるでしょう。
サビパートの後半など、ちょっと高低差のあるメロディの箇所もありますが、そのあたりは地声~ファルセットの切り替えや歌詞の母音、子音の発音など事前にしっかりと予習して挑戦してみてください。
ワンルームNovelbright

Novelbrightのメジャー第一作目の3曲入りCDシングルの収録曲で、同時に収録されている『seekers』と、いわゆる両A面仕様のような形でリリースされています。
シンフォニックなアレンジがとても印象的な美しいバラード楽曲で、その壮大なアレンジのバックトラックの中でボーカルの竹中雄大さんの非常に表現力豊かなボーカルが縦横無尽に展開するようなプロデュースがされています。
なかなか一筋縄ではいかないボーカルメロディもまた特徴的で非常に魅力的な楽曲だと思います。
ここで聴ける竹中さんのボーカルも、こういうバラード曲を歌うのに必要な要素を全て凝縮されたような歌唱をご披露されているので、歌の練習素材としてはかなり上級者向けにはなると思いますが、これを歌いこなせるようになった頃には、あなたの歌も数段レベルアップしていることは間違いないでしょう!
MAKAFUKARADWIMPS

RADWIMPSのメジャー通算8作目のアルバム『FOREVER DAZE』収録曲で、アルバムのリリースは2021年11月23日。
スマートフォン向けゲームアプリ「グランサガ (Gran Saga)」テーマソングにもなっている曲です。
とてもシンフォニックにアレンジされた壮大なバラードに仕上げられた美しい曲ですね。
なかなか歌うのが難しいメロディで構成された楽曲なので、練習曲としては少し上級者向けのセレクトになるかもしれませんが、暴れない高音での歌唱やスローテンポの楽曲の中でのリズムの取り方など、この曲から学べることはたくさんあると思います。
歌詞の一言一言をしっかりと発音すること、そしてメロディの休符をしっかりと意識して歌いこなすことに気をつけて練習してみてください。
それから、この壮大なバックトラックに負けない力強い声は必要ですが、決して声や歌が暴れないように注意しましょう。
曲のところどころで、ボーカルトラックにおそらくボカロを意識したような処理がされているところがありますが、それはマネしないでくださいね。
離したくはないT-BOLAN

T-BOLANのファーストアルバムからのシングルカット曲で1991年12月リリース。
比較的男っぽいボーカルが楽しめる曲で、そんなに極端なハイトーンも出てこないので、これから歌に取り組んでみたいとお考えの初心者の方の練習素材としても最適でしょう。
ただ、声が細くなると曲の魅力を表現できなくなるので、中域のボーカルでもしっかりと腹筋で支えた発声が必要になりますね。
中域の声を強化するための練習素材としてお役立てくださいね。






