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メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽

ドイツのロマン派を代表する作曲家、メンデルスゾーン。

作曲家だけでなくピアニストや指揮者としても活動しており、幼少期から神童と呼ばれるほど音楽の才能をもっていました。

本記事では、そんなメンデルスゾーンが残した名曲をご紹介します。

メンデルスゾーンがお好きな方も、あまり知らなかった方も、ぜひ一度目をとおしてみてくださいね。

彼の作風の特徴や魅力に気付き、お気に入りの曲が見つかりましたら幸いです。

楽器や歌を奏でられる方は、ぜひ実際に演奏もしてみてください!

もくじ

メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽(81〜100)

ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14Felix Mendelssohn

第36回入賞者記念コンサート/吉原佳奈 メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 op.14
ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14Felix Mendelssohn

繊細で優美な作品を数多く残したドイツの作曲家、フェリックス・メンデルスゾーン。

なかでも『ロンド・カプリチオーソ Op.14』は、彼の技術的巧みさと感情の豊かさを示す作品です。

序盤の穏やかで抒情的なアンダンテから始まり、次第に速度を上げて主要なロンド部分へと移行するこの作品は、中学生でピアノを学んでいる方にとって、ロマン派音楽のエッセンスを感じられる絶好のチャンスです。

左手の跳躍が意外に難しいため、部分的に取り出しながら丁寧に練習を積み重ねてみてください。

表現力とテクニックの両方を養うことができるこの曲は、発表会への参加を通して演奏レベルの向上を目指したい中学生にピッタリの1曲といえるでしょう!

ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 作品4Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンは、ドイツの作曲家です。

「ヴァイオリン・ソナタヘ短調作品4」は、14歳のメンデルスゾーンが、家族と共にベルリンに住んでいる時期に作りました。

悲哀のこもった優美な雰囲気が曲にただよいます。

ヴァイオリン協奏曲Felix Mendelssohn

Ray Chen Mendelssohn Violin Concerto in E minor, Op. 64
ヴァイオリン協奏曲Felix Mendelssohn

ベートーベンとブラームスのヴァイオリン協奏曲とともに、「三大ヴァイオリン協奏曲」とも呼ばれているこの曲は、メンデルスゾーンが35歳のときの1844年に作曲されました。

この曲はメンデルスゾーン家と同じアパートで生まれ家族ぐるみの付き合いをしていたバイオリニスであるダヴィットのために書かれました。

ダヴィッドからアドバイスをもらいながら、完成までに6年という長い時間をかけて作られた作品です。

ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 第1楽章Felix Mendelssohn

『メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 第1楽章』(Mendelssohn, Violin Concerto, Op.64-1)(ピアノ楽譜)
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 第1楽章Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンの『ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64』第1楽章は、バイオリン協奏曲の王道として親しまれている作品です。

バイオリンの魅力を存分に感じられる1曲ですが、そのもの悲しいメロディと感傷的な曲調は、ピアノの音色とも相性抜群!

情熱的なメロディをピアノで表現する際は、バイオリン特有のフレージングを意識することが大切です。

オーケストラとバイオリンが奏でる重厚な原曲の雰囲気とは一味違った、繊細で美しいピアノアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ヴァイオリン協奏曲より 第一楽章Felix Mendelssohn

メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 から第1楽章
ヴァイオリン協奏曲より 第一楽章Felix Mendelssohn

「メソコン」という通称でも親しまれているメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲。

ベートーベン、ブラームス、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲と合わせて「四大バイオリン協奏曲」と呼ばれるほどの名曲です。

メンデスゾーンの音楽は清澄で神秘的な響きを持っており、その音楽性により幼い頃から天才ともてはやされていました。

力強く激しく始まるこの曲ですが、メンデルゾーンらしい流麗な旋律も随所にみられます。

切なさと美しさ、激しさが織り合わさった一曲です。

ヴァイオリン協奏曲第2楽章Felix Mendelssohn

Violin Concerto No. 2 in E Minor, Op. 64: III. Allegretto non troppo – Allegro molto vivace
ヴァイオリン協奏曲第2楽章Felix Mendelssohn

激しい旋律から始まる第1楽章とは打って変わって、第2楽章では穏やかで美しいバイオリンの独白のメロディーから始まります。

オーケストラの繊細な伴奏の上に、情緒的なバイオリンの旋律が紡がれていきます。

中間部に入ると短調に変わり、これまでとは対照的に激しい悲しみが漂います。

みずみずしい美しさと深い悲しみのコントラストが印象的であり、幼い頃から天才ともてはやされていたメンデルスゾーンの旋律の流麗さが際立った一曲です。