メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽
ドイツのロマン派を代表する作曲家、メンデルスゾーン。
作曲家だけでなくピアニストや指揮者としても活動しており、幼少期から神童と呼ばれるほど音楽の才能をもっていました。
本記事では、そんなメンデルスゾーンが残した名曲をご紹介します。
メンデルスゾーンがお好きな方も、あまり知らなかった方も、ぜひ一度目をとおしてみてくださいね。
彼の作風の特徴や魅力に気付き、お気に入りの曲が見つかりましたら幸いです。
楽器や歌を奏でられる方は、ぜひ実際に演奏もしてみてください!
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メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽(111〜120)
オペラ「夏の夜の夢」より「結婚行進曲」Felix Mendelssohn

言わずと知れた超有名曲、結婚式の曲です。
扉がバーンと開いて新郎新婦が式場に入場するときに流れるので、知らない人はいない曲です。
もともとはピアノ連弾曲ですが、オーケストラ用に編曲されています。
この曲を作曲した時、メンデルスゾーンは17歳だったようです。
シェイクスピアの戯曲「夏の夜の夢」が元になっています。
バイオリン協奏曲Felix Mendelssohn

ピアノ曲や協奏曲など数多くの作品を世に送り出したドイツの作曲家メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲です。
この曲はベートーヴェンとブラームスの作品と並んで3大ヴァイオリン協奏曲の1つとされています。
第一楽章の冒頭部分の力強さともの悲しさを併せ持つヴァイオリンのメロディーは、どこかで耳にしたことのある方も多いはず。
体の奥まで響き渡るような力強さや繊細さを感じられるヴァイオリンの音色は、きっとおなかの中の赤ちゃんにも届くことでしょう。
6つの子供の小品 Op.72 第1番Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンの子ども向け、初心者でも弾きやすいピアノ曲集といえば『無言歌集』もしくは『6つの子供の小品』です。
こちらの『6つの子供の小品』はタイトル通り子どもたちの練習曲としても定番のピアノ曲集であり、ソナチネ程度の難易度で挑戦しやすいですし、大人になってからピアノを始めて「ロマン派のピアノを弾いてみたい」と考えている方にもおすすめできますね。
本稿で紹介しているのは『6つの子供の小品』の第1曲で、優雅なワルツのリズムとスタッカートを多用したフレーズが特徴的な楽曲です。
1分程度の短い作品で臨時記号も少なく、基本的なテクニックを押さえておけば初級レベルの方でも十分対応できるはず。
スタッカートはあくまで軽やかに歯切れよく、あまり力を入れ過ぎないように注意しましょう!
交響曲第2番「讃歌」Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンの交響曲第二番「讃歌」は、合唱が用いられた二部構成の交響曲。
第二番と名はつくが、実際に作曲された順番は1→5→4→2→3である。
冒頭にトロンボーンが主題を提示する重大な役割を担っており、全曲を通してこの動機が用いられている。
結婚行進曲Felix Mendelssohn

「結婚行進曲」と聞くと、この曲を思い起こす人が多いのではないでしょうか?
この曲は、メンデルスゾーンの劇音楽『真夏の夜の夢』の中の一曲で、シェイクスピアの戯曲『真夏の夜の夢』が元となっています。
トランペットの高らかなファンファーレから始まり次第に壮大になっていく音楽は、結婚式の華々しさや気高い雰囲気そのものですよね!
モテットから第1曲「主よ、来て下さい」Op.39-1Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンはローマ旅行中、スペイン広場の階段上にあるトリニタ・デイ・モンティ女子修道院の近くに滞在しました。
修道院のミサに毎日参加したメンデルスゾーンは姿を見せずに歌う修道女(当時は修道女は一般人の前に姿を見せなかった)の柔らかく哀感ある美しい声を聴いて、彼女達のために何か作ってあげようと思い立ち、修道女のためにモテット(聖務日課のための音楽)を作曲しました。
メンデルスゾーン曰く「互いに顔は知らないが、野蛮なドイツ人である自分が作った聖歌を彼女達が歌うのを聴くのは何という楽しさだ」ゲルマン民族の大移動の恨みからかイタリア、ラテン人はドイツ人を野蛮人と当時見なしていました。
ラテン語で歌われる美しい第1曲目はこうして作られました。
弦楽五重奏曲 第2番変ロ長調 Op.87Felix Mendelssohn

「弦楽五重奏曲第1番」はメンデルスゾーンが1826年に作曲しました。
17歳だったのですね。
「弦楽五重奏曲第2番」は1845年、彼が36歳の時の作品です。
36歳といえばまだ若いと思われるかもしれませんが、メンデルスゾーンは38歳で亡くなっているので、「弦楽五重奏曲第2番」は彼の晩年に作られた曲ということになりますでしょう。
第1番よりも年取ってから作曲した第2番の方が生き生きと若々しく、躍動感がみなぎっています。
ここでは第2番を選びました。
2013年の第15回チャンバー国際音楽フェスティバルでのライブです。
シニ・シモーネン、ベンジャミン・バウマン、ミシェル・カミーユ、スティーブン・ダン、アンシ・カトネンらが演奏しています。
演奏時間は30分。





