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メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽

ドイツのロマン派を代表する作曲家、メンデルスゾーン。

作曲家だけでなくピアニストや指揮者としても活動しており、幼少期から神童と呼ばれるほど音楽の才能をもっていました。

本記事では、そんなメンデルスゾーンが残した名曲をご紹介します。

メンデルスゾーンがお好きな方も、あまり知らなかった方も、ぜひ一度目をとおしてみてくださいね。

彼の作風の特徴や魅力に気付き、お気に入りの曲が見つかりましたら幸いです。

楽器や歌を奏でられる方は、ぜひ実際に演奏もしてみてください!

もくじ

メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽(81〜100)

交響曲1〜5番Felix Mendelssohn

Silent Tone Record/メンデルスゾーン:交響曲1~5番/クラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団/独DGG:415 3531/クラシックLP専門店サイレント・トーン・レコード
交響曲1〜5番Felix Mendelssohn

「メンデルスゾーン:交響曲全集」に収録されている、クラウディオ・アバド指揮、ロンドン交響楽団の演奏です。

メンデルスゾーンというと劇音楽「真夏の夜の夢」の内の一曲、「結婚行進曲」が代表曲として有名です。

前奏曲とフーガ ハ短調 Op. 37 No. 1: FugueFelix Mendelssohn

ドイツ、ロマン派の大作曲家であるメンデルスゾーン。

彼の生涯は38年という短いものでしたが、幼少期から楽才を発揮した天才だったこともあって数多くの作品が残されています。

作曲家としてだけではなく、指揮者、ピアニスト、オルガニストとしても活躍していました。

彼はJ.S.バッハの『マタイ受難曲』を上演することによって、それまで忘れ去られていたバッハを再発見させたというのは有名な話です。

そのバッハへの尊敬が見られるような古典的な厳格な形式の中に、ロマン派ならではの優雅さが見受けられる1曲です。

厳格なる変奏曲 Op.54Felix Mendelssohn

Mendelssohn:Variations sérieuses Op.54|メンデルスゾーン:厳格なる変奏曲 作品54
厳格なる変奏曲 Op.54Felix Mendelssohn

初期ロマン派を代表する人物のひとりであるドイツの作曲家、フェリックス・メンデルスゾーン。

彼の音楽は、古典主義の様式を尊重しつつ、ロマン主義の感情表現や想像力を融合させたことで知られています。

1841年に完成させたピアノソロ作品『厳格なる変奏曲 Op.54』は、ニ短調の主題と17の変奏からなる約11分の大曲。

この作品は、当時流行していた華やかな変奏曲に対し、より深遠で芸術性の高い変奏を追求した意欲作です。

各変奏は多彩な表情を見せ、メンデルスゾーンならではの深い表現力が随所に感じられます。

技術的にも非常に高度な作品ですが、練習を重ねることで得られる達成感は絶大。

ピアノ上級者の方にぜひ取り組んでいただきたい作品です。

春の歌Felix Mendelssohn

春の歌(メンデルスゾーン)Mendelssohn – Lieder ohne Worte Op. 62 – No. 6 in A major – Spring Song
春の歌Felix Mendelssohn

「華やかな作品が多い作曲家は?」と聞かれたとき、多くの方はまっさきにフェリックス・メンデルスゾーンを思い浮かべるのではないでしょうか?

メンデルスゾーンの『結婚行進曲』は現在でも結婚式や披露宴などで演奏されますからね。

こちらの『春の歌』は『結婚行進曲』に次ぐ名曲!

タイトルの通り、春のおとずれを感じさせる、淡くもあり、華やかでもある独特のメロディーが印象的な作品です。

この作品が収録されている『無言歌集』という作品集には他にも華やかな作品があるので、ぜひチェックしてみてください。

メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽(101〜120)

歌の翼にのせてFelix Mendelssohn

メンデルスゾーン: 歌の翼に[ナクソス・クラシック・キュレーション #ファンタジー]
歌の翼にのせてFelix Mendelssohn

「歌の翼に乗せて」は、「ローレライ」で有名なドイツの詩人、クリスティアン・ヨハン・ハインリヒ・ハイネの詩に、ドイツロマン派の作曲家フェリックス・メンデルスゾーンが曲を付けた歌曲です。

このメロディーの美しさから、今ではヴァイオリンやピアノ曲としても演奏されています。

無言歌集 第1巻 Op.19 第6曲 ヴェネツィアの舟歌 第1Felix Mendelssohn

Jan Lisiecki – Mendelssohn: Lieder ohne Worte, Op. 19: No. 6 in G Minor, “Venetian Gondola Song”
無言歌集 第1巻 Op.19 第6曲 ヴェネツィアの舟歌 第1Felix Mendelssohn

船頭が船上で口ずさんでいたという、水の都ヴェネツィアのゴンドラの舟歌を模した「バルカロール」をクラシックの分野にいち早く取り入れたとされるのが、メンデルスゾーンだったということはご存じでしょうか。

『無言歌集』には3曲の『ヴェネツィアの舟歌』が収められており、特に有名とされるのは第3番なのですが、今回は比較的難易度の弾くいというテーマに沿って『無言歌集』の第1巻に収められた『ヴェネツィアの舟歌 第1』を紹介します。

舟歌の特徴でもある8分の6拍子のリズムで、波間にたゆたっているゴンドラの動きが左手の伴奏で見事に表現されていますね。

複雑な技法もなく、音符をなぞるだけなら簡単ではありますが、8分の6拍子というリズムに慣れることが重要です。

6拍ではなく2拍で取ることを意識して、左手の伴奏も一定だからといって機械的になりすぎず、先ほど述べたようにゴンドラの動きをイメージしながら弾いてみてください。