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メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽

ドイツのロマン派を代表する作曲家、メンデルスゾーン。

作曲家だけでなくピアニストや指揮者としても活動しており、幼少期から神童と呼ばれるほど音楽の才能をもっていました。

本記事では、そんなメンデルスゾーンが残した名曲をご紹介します。

メンデルスゾーンがお好きな方も、あまり知らなかった方も、ぜひ一度目をとおしてみてくださいね。

彼の作風の特徴や魅力に気付き、お気に入りの曲が見つかりましたら幸いです。

楽器や歌を奏でられる方は、ぜひ実際に演奏もしてみてください!

もくじ

メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽(101〜120)

無言歌集 第2巻 Op.30 第6曲 ベニスのゴンドラの歌Felix Mendelssohn

「無言歌集」より ベニスのゴンドラの歌 Op.30-6 / メンデルスゾーン
無言歌集 第2巻 Op.30 第6曲 ベニスのゴンドラの歌Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンの「無言歌集」の中に収められている曲です。

メンデルスゾーンはベニスのゴンドラこぎの歌う哀愁あるメロディーを好んでいたそうで、波がたゆたう様子やそれにともなう船の動きがゆったりとしたメロディーで表されています。

無言歌集 第5巻 Op.62 第6曲「春の歌」Felix Mendelssohn

春の歌(メンデルスゾーン)Mendelssohn – Lieder ohne Worte Op. 62 – No. 6 in A major – Spring Song
無言歌集 第5巻 Op.62 第6曲「春の歌」Felix Mendelssohn

19世紀に活躍したフェリックス・メンデルスゾーンは、バッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなど古典派の巨匠たちから多大な影響を受けつつ、ロマン主義の先駆者としても知られている作曲家。

彼の代表作の一つ『無言歌集 第5巻 Op.62』の第6曲『春の歌』は、「春」をテーマに描かれた情景的な小品です。

ピアノの柔らかな旋律は、冬の終わりを告げ、新たな生命が芽吹く希望に満ちた春の訪れを表現しているかのよう。

軽やかでいて透明感のあるタッチは、まるで春風に揺れる花々や小鳥のさえずりを思わせます。

春の喜びと美しさを音で描いたこの曲は、季節の移ろいを感じながら音楽を楽しみたい方にピッタリの1曲といえるでしょう。

無言歌集より「春の歌」Felix Mendelssohn

全48曲ある無言歌集の中でも最も有名な曲。

小曲で親しみやすいメロディーを持つ無言歌集は、メンデルスゾーンの代表曲となっています。

曲名はメンデルスゾーン本人がつけたものではなく、楽譜の冒頭に「春の歌のように」という指示が書いてあるため、通称で「春の歌」と呼ばれるようになりました。

春への憧れや爽やかで楽しい雰囲気が伝わってくる1曲となっています。

真夏の夜の夢Felix Mendelssohn

メンデルスゾーン 劇音楽《夏の夜の夢》全曲 Mendelssohn Ein Sommernachtstraum
真夏の夜の夢Felix Mendelssohn

シェイクスピアの戯曲「夏の夜の夢」が元になっている組曲です。

「ノクターン」はまさに夢のように美しいメロディーが続きます。

2人だけの幸せの世界に没頭できる感じがします。

心のとげが抜け、穏やかで平和で優しい気持ちになれます。

「結婚行進曲」は最も有名な曲で、愛を確かめるというよりも力強くこれから2人で生きていこうという強い意志を感じます。

真夏の夜の夢「序曲」Felix Mendelssohn

Mendelssohn – A Midsummer Night’s Dream Overture, Op. 21 (Kurt Masur, Gewandhausorchestra)
真夏の夜の夢「序曲」Felix Mendelssohn

ドイツの音楽家フェリックス・メンデルスゾーンがわずか17歳で完成させた曲『夏の夜の夢』です。

シェイクスピアの戯曲が元になっているそうです。

日本で愛されつづけているテレビアニメ、ドラえもんの映画『ドラえもん のび太と銀河超特急』にも『夏の夜の夢』が使用されているようです。

オーケストラならではのダイナミックで壮大な演奏に圧倒されますよ。

作中曲としても使われていて親しみやすくクラシック音楽の魅力がたっぷりな曲なので聴いてみてください。

6つの前奏曲とフーガ,Op.35 第1番 前奏曲Felix Mendelssohn

メンデルスゾーン/6つの前奏曲とフーガ,Op.35 第1番 前奏曲 pf:大竹道哉
6つの前奏曲とフーガ,Op.35 第1番 前奏曲Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンの代表的な作品『6つの前奏曲とフーガ Op.35 第1番 前奏曲』。

バッハから強い影響を受けたメロディから徐々にロマン派の印象が見えてくる作品で、難易度の高さから現在でも多くのピアニストによって演奏されています。

そんなこの作品の難しさはなんといっても、後半のテンポが速くなる部分ではないでしょうか?

速弾きの難しさに加えて、高い表現力も求められるので、まさに上級者向けのピアノ曲といえるでしょう。