【思い出】ボカロの懐かしい人気曲・定番曲まとめ
ネット文化とともに育ってきたと言っても過言ではないボカロ。
2004年に発売されたライブラリ「MEIKO」をきっかけとし、今にいたるまで数々の名曲が生まれ続けてきました。
とくに初音ミクが登場した2007年以降、ニコニコ動画を中心とした爆発的なボカロブームに青春の全てをささげたという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
今回この記事では、そんなシーンを形作った懐かしのボカロ曲をまとめてみました。
思い出に浸るもよし、新たな発見を探すもよしなプレイリストです!
【思い出】ボカロの懐かしい人気曲・定番曲まとめ(91〜100)
君の体温クワガタP
軽快なバンドサウンドをどこか艶やかなピアノフレーズで彩った、切ない気持ちになるロックナンバーです。
ボカロP、クワガタPさんの代表作で2009年に公開されました。
いなくなってしまった大切な人への未練を歌っていて、曲調には勢いがあるんですが、それがとめどない思いを表現しているかのよう。
かっこよさと感傷が入り混じった仕上がりです。
発表から時間はたっていますが、歌ってみた動画などでも今なおよく選曲されている、ボカロの名曲の一つです。
心壊サミットDECO*27

自己のあり方を問いかける歌詞のメッセージ性に考えさせられます。
『ヴァンパイア』『サラマンダー』など数々のヒット曲を生んできた人気ボカロP、DECO*27さんによる楽曲で、2009年にリリースされました。
切なげな歌声とメロディーラインが耳に残る、ミドルテンポのミクスチャーロックです。
キャッチーな曲調でとても聴きやすいぶん、言葉の一つひとつが胸に刺さる気がします。
自分の中にいる自分……あなたは感じたことがあるでしょうか。
【思い出】ボカロの懐かしい人気曲・定番曲まとめ(101〜110)
卑怯戦隊うろたんだーシンP
聴いたことない方はまず、動画ページのコメントの数を見てもらえればと思います。
なんとなくですが、発表当時の雰囲気がその数字でわかるはず。
ボカロP、シンPさんによる楽曲で、2007年に公開。
タイトル通り『卑怯戦隊うろたんだー』のテーマソングで、歌詞にはうろたんだーの「勝てればなんでもいい」という精神がつづられています。
この何もかもがシュールなノリが当時のネット文化っぽいですよね。
付き合いの長い人と聴けば、昔話に花咲くかも。
修羅ノ庭WONDERFUL★OPPORTUNITY!

和のテイストを残したロックソング、『修羅ノ庭』を紹介しましょう。
こちらはWONDERFUL★OPPORTUNITY!のメンバーである、マイナスPsannga手掛けた楽曲で、4部作の第1弾にあたる作品です。
重低音の激しいサウンドが洋風なのに対し、歌詞は日本古来の言葉に仕上がっています。
このギャップが唯一無二の世界観を作り上げていますよ。
単体で聴くのもよいのですが、通して聴くとより曲の物語性を感じられるでしょう。
サヨナラチェーンソー和田たけあき

イントロのギターリフからテンションが上がる、ノリのいいロックナンバーです!
くらげPこと和田たけあきさんによる楽曲で、2012年に発表。
「武器」をテーマにしたコンピアルバム『少女戦争 l ARMS』収録曲でした。
迫力とキレのあるバンドサウンドって、どうしてこうも胸が熱くなるんでしょうかね!
結月ゆかりの芯ある歌声も魅力の一つ。
爆音で、体全体でリズムを取りながら聴きたくなる、中毒性がめちゃくちゃ高いボカロ曲です!
トラベリングムードwhoo

whooさんの『トラベリングムード』は、聴く人の心を旅に誘います。
穏やかで流れるようなメロディは心地良い風を感じさせ、歌詞には日常を離れた冒険へと誘うマジックが込められています。
初音ミクの澄んだ歌声が、広がる風景を一層鮮やかに描き出しており、リピートせずにはいられない魅力があります。
心が求める小さな逃避行を、音楽で実現してくれる……まさにそんな1曲です。
会いたいシグナルP

地元を離れて暮らしている人が聴けば、仲の良かった友だちに会いに行きたくなってしまうかもしれません。
『サンドリヨン』などのヒット作でも知られているボカロP、シグナルPさんによる楽曲で、2010年に公開されました。
アコースティックギターの音色が印象的な、切ない気持ちになる作品です。
タイトル通り「大切な人に会いたい」という気持ちがぎゅっと詰め込まれた歌詞に、胸が締め付けられます。
MVのイラストがガラケーな辺りに、時代の流れが見えますね。