「る」から始まるタイトルの名曲
曲のタイトルでしりとりをしたことはありますか?
意外にも思うように曲名が思い出せずに、白熱するんですよね。
そんなしりとりで1、2を争うほどに人を悩ませるのが「る」。
この「る」から始まる曲って、あまり思い浮かばないんですよね。
ですが探してみると「る」で始まる曲には隠れた名曲がたくさんあるんです!
色や宝石の名前、ルーキーやループなどの言葉を使ったタイトルなど、たくさんの曲が見つかりました。
ぜひぜひ人を悩ませる天才「る」の、マニアックでありステキな曲の世界観を楽しんでください!
「る」から始まるタイトルの名曲(1〜10)
LuminanceNEW!原摩利彦 feat. 井口理

吉沢亮さん主演、横浜流星さん共演の映画『国宝』のエンディングを飾る主題歌です。
音楽は「静けさの中の強さ」を探求する作曲家の原摩利彦さん、歌唱はKing Gnuの井口理さんが担当しています。
この楽曲は、ピアノと電子音が織りなすミニマルで優雅なバラードで、井口さんの吐息のような歌声が神秘的な空間を生み出しています。
主人公がたどった人生、その輝きと魂の浄化が描かれた詩的な世界観は、映画を見た後に聴くと思わず涙があふれてしまいそうですね。
壮大な物語の余韻に浸り、心が洗われるような感覚を味わいたいときにピッタリの1曲です。
Look Up The Sky (Featuring Keiji Haino)NEW!マジカル・パワー・マコ

12分を超える壮大なスケールで聴く者を異次元へと誘う、瞑想的なサウンドスケープが印象的ですよね。
日本のアンダーグラウンドシーンを切り拓いたマジカル・パワー・マコさんによる楽曲です。
1974年4月発売のデビューアルバム『MAGICAL POWER』の最後を飾る本作は、反復されるフレーズとドローン的な持続音をフィーチャーした静謐なアンサンブルが耳に残りますよね。
ここに盟友である灰野敬二さんの「声」が加わることで生まれる高揚感は、まるで祈りのようです。
1973年に二人がテレビ番組で共演し物議を醸した逸話は、当時の前衛的な姿勢を感じられるのではないでしょうか。
空を見上げることで得られる解放感を表現した、壮大な音の旅に浸りたい人にぴったりの一曲です。
ループねごと

浮遊感のあるシンセの音色と、思わず体が揺れるダンサブルなビートが印象的な1曲。
この曲は、10代限定のロックフェス「第1回閃光ライオット」で審査員特別賞を受賞したことにより、コンピレーションアルバム『閃光ライオット2008』に収録された作品です。
蒼山さんの透明感に満ちた歌声に乗せて、同じ毎日が続く中で生まれる期待と不安が入り混じる、青春の複雑な心境を表現しています。
何かを始めたいけれど、あと一歩が踏み出せない……そんな気持ちにそっと寄り添ってくれるのではないでしょうか。
ルビーの指環寺尾聰

名俳優としていくつもの名作を残してきた、寺尾聰さん。
60代の方にとっては、俳優としての印象以上に、歌手としての印象が強いのではないでしょうか?
単に一発屋で終わらず、ブレない渋い音楽性でヒットナンバーを連発してきた彼に驚いた方も多いかと思います。
こちらの『ルビーの指環』は、そんな寺尾聰さん最大のヒットナンバー。
最低音はlowGとかなり低いのですが、終盤で転調を持ってきたりと、渋い雰囲気のなかにも、しっかりと盛り上がれるポイントが登場します。
転調はあれど、音域は狭い作品なので、あえてキーを上げて、原曲とは違うパワフルな歌い方を試してみても良いでしょう。
瑠璃色のユリシスいるかアイス

「これまで歩んできた軌跡と、輝かしい未来を祝福する」そんな思いを歌った、いるかアイスさんのデュエット曲です。
本作は2023年8月に公開された作品で、コンピアルバム『39×YOU』に収録。
初音ミクの16年という歴史を旅になぞらえた、物語性のある歌詞が心に響きます。
またKAITOとの温かいかけ合いは仲間とのきずなを感じさせ、聴く人をハッピーな気持ちにさせてくれるんです。
男女ペアで歌えば、祝祭感あふれるサウンドと見せ場の多いかけ合いで盛り上がること間違いなし。
瑠璃色の地球松田聖子

暗闇の中で希望を見いだす温かいメッセージが、多くの人の心を捉えて離さない松田聖子さんの代表曲です。
この楽曲は、困難を支え合った二人を朝陽が包む情景から、やがて地球という船に乗る旅人として、かけがえのない星を守りたいという壮大なテーマへと展開していきます。
1986年6月に発表されたアルバム『SUPREME』に収録された作品で、2010年には国際宇宙ステーションで目覚めの音楽として流れたエピソードも。
本作は高校の音楽教科書にも掲載されるなど、世代を超えて歌い継がれています。
明日への希望が欲しい時や、優しい気持ちになりたい時にぴったりです。
LOOPSIRUP

心地よいグルーヴが体を揺らす、SIRUPさんの人気が高い1曲です。
一見すると幸せな恋人との日常を描いているようですが、実は過ぎ去った日々を繰り返し思い返す、少し切ない気持ちが込められています。
この楽曲は2018年8月にリリースされたEP『SIRUP EP2』に収録された作品で、SIRUPさんの滑らかな歌声がその世界観をより引き立てています。
一日の終わりに物思いにふけりたい時にピッタリな音楽なので、静かな空間で聴くのがオススメです。
眠りにつく時にそっと寄り添ってくれること間違いなしですよ!