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【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!

ロマン派のロシアを代表する偉大な作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。

『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などのバレエ音楽から、『ピアノ協奏曲第1番』やいくつかの交響曲など、今日まで愛され続けている名曲を多数生み出しました。

チャイコフスキーの音楽からは、色彩豊かで繊細な旋律と、華麗でドラマチックな音楽性を感じられます。

本記事ではそんなチャイコフスキーの名曲、代表曲を紹介します。

有名な曲から、あまり知られていないけど傑作と呼べる作品までピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください!

【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(121〜130)

交響曲第6番『悲愴』 第4楽章Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー 交響曲第6番ロ短調作品74《悲愴》 第4楽章 チョン・ミョンフン
交響曲第6番『悲愴』 第4楽章Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキーの最後の交響曲である『悲愴』。

「悲愴」という副題はチャイコフスキー自身によって付けられました。

終始、悲壮感が漂う雰囲気の曲ではありますが、その中にも激しさや美しさが見え隠れするのが特徴的です。

クライマックスの後に、重々しく静かに幕を閉じるのが印象的です。

この曲はチャイコフスキーの指揮により初演されていますが、その5日後にコレラを発症し亡くなりました。

彼の死後に追悼コンサートが開かれ、この曲はそこでも演奏されました。

四季 Op. 37b – 10月 秋の歌Pyotr Tchaikovsky

ロシアの偉大な作曲家、ピョートル・チャイコフスキーによる楽曲の中でも、秋をテーマとした曲であればやはり『四季』は外せません。

その名の通り、ロシアの1年を全12曲を通してピアノ曲にて表現したもので、ここでは10曲目の『秋の歌』をご紹介します。

静寂の中を物悲しいタッチで展開してく、日本人の心をくすぐる「わびさび」のようなものが感じ取れる楽曲ですね。

聴いているだけで、誰もいない秋の情景が目に浮かぶような、派手さはなくとも非常にイマジネーション豊かな旋律に心を奪われます。

ちなみに『四季』の楽曲にはそれぞれエピグラフとして詩が使われており、この『秋の歌』については同じロシア出身のトルストイによる詩が引用されていますよ。

合わせてチェックしてみましょう!

憂鬱なセレナーデPyotr Tchaikovsky

チャイコフスキーの中で数少ないバイオリン小品曲。

哀愁ただよるリズムが曲中で何度も使われ、ロシアの民謡を元に作られたように感じます。

通常はピアノ伴奏で演奏されることが多いのですが、オーケストラ・アレンジだと、まるで景色が目の前で広がっていくかのように思えます。

舞踏組曲「くるみ割り人形」Pyotr Tchaikovsky

1. 行進曲: チャイコフスキー=プレトニョフ「くるみ割人形」より🎄 / March / Tchaikovsky = Pletnev /ピアノ
舞踏組曲「くるみ割り人形」Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキーの代表作としてクリスマスシーズンに欠かせない作品として知られています。

クリスマスイブに少女が夢見る幻想的な世界を描いたこの楽曲は、軽やかで華やかな音楽が特徴です。

『行進曲』や『花のワルツ』など、親しみやすい曲調で子供から大人まで幅広く愛されています。

1892年12月に初演されて以来、バレエ作品としてはもちろん、オーケストラやピアノソロなど様々な編成で演奏される機会が多く、クラシック音楽に触れるきっかけとしても最適です。

寒い季節に心温まるひとときを過ごしたい方におすすめの一曲です。

September – The HuntPyotr Tchaikovsky

Tchaikovsky: The Seasons, Op. 37a: IX. September. The Hunt. Allegro non troppo
September - The HuntPyotr Tchaikovsky

秋の色彩を奏でるクラシックの名盤、チャイコフスキーによる、「四季」9月、狩りの歌。

聞けば分かる人もいるかもしれません。

まさしくこれぞ季節を意識したもっとも古典的な音楽の作品なのではないでしょうか?

あなたはどんな光景を思い浮かべますか?

クラシックに興味がある人も、そうでない人も、ぜひ一度聴いてみてくださいね。