バンドサウンドのボカロ曲特集【ロック】
パソコンで音楽を作ることを「DTM」と呼びますが、それは打ち込みシンセのエレクトロニックミュージックばかりを指している訳ではありません。
さまざまな音源を使ったり、または楽器演奏を録音したり、そうするとパソコンの中だけでもバンドサウンドが完成しちゃいます。
ということでこの記事では、バンドサウンドに特化したボカロ曲をご紹介させていこうと思います!
どれもこれもがステキな曲ばかり!
あなたのお気に入りもきっと見つかるはずです。
バンドサウンドのボカロ曲特集【ロック】(101〜120)
深海シティアンダーグラウンド田中B

退廃的でダウナーな世界観に引き込まれるギターロックです。
ボカロP、田中Bさんの代表曲『深海シティアンダーグラウンド』は2011年に発表。
ディストーションサウンドが響く、クールな曲調が印象的。
そして鏡音リンのどこかあどけない歌声が、曲の持つ異質な空気感を押し広げています。
サビは自分でも歌いたくなってくるような仕上がり。
「かっこいいリン曲」を思い浮かべたとき、この作品が出てくる人は多いかも知れませんね。
マージナルOSTER project

音楽理論を無視しているかのような複雑怪奇なコード進行、しかしそれがセクションごとに美しくまとまりサビで解決するカタルシスがたまらなく気持ちよい曲です。
その分単純なミスで崩壊しやすい、緻密な演奏力を求められる曲とも言えます。
みくみくにしてあげる♪(してやんよ)ika

初音ミク、ひいてはVOCALOIDを一気に有名にした1曲として、多くの人の記憶に残っているでしょう。
軽快なバンドサウンドと電子音によって構成された、まさに初音ミクの歌と言える1曲です。
フルとショートのバージョンがありますが、ガラリと雰囲気が変わるので、ぜひ両方を聴き比べてみてください。
盲目の宇宙飛行士yukkedoluce

目に見えるものだけが大切でないと教えてくれるストーリー性のある1曲。
キラキラ鳴っている音が星をイメージさせてくれます。
ところどころギターをわざとハウリングさせるフィードバック奏法が使われていて、聴き終わったあとでも耳に残りやすいです。
siGreすずきP

和風VOCAROCK。
詩人である佐藤春夫の詩から歌詞が引用されています。
歪んだギターの音や速弾きがかっこよく、随所に使われている水音は雰囲気がよく出ています。
本家動画が殿堂入りした際にはお祝いに、ネタに振り切ったPVがアップロードされました。