【感動】心に寄り添うボカロの名曲まとめ
ふとした時に聴いた曲がじんと来て、泣いてしまう……そんな経験ありませんか?
今回は心に響く、作者さんたちそれぞれの思いがたくさん詰め込まれているボカロ曲を集めてみました。
泣きたいときに、また誰か隣りに寄り添ってほしいときにぴったりな曲ばかり。
バラードナンバーだけじゃなく、幅広いジャンルからたくさんチョイスしているので、今のあなたの気持ちを支えてくれるステキな1曲にきっと出会えますよ。
ぜひ最後までチェックしていってください!
【感動】心に寄り添うボカロの名曲まとめ(111〜120)
心臓デモクラシーみきとP

何者にもかえがたい存在について歌った、エネルギーに満ちあふれつつ、どこか危うげな印象のロックナンバーです。
人気ボカロP、みきとPさんの作品で2012年に公開されました。
自分自身とまったく同じ人物、つまりドッペルゲンガーを題材にしている、ちょっと不思議な世界観。
それだけ聞くとちょっとホラーな気がするかもしれませんが、しかし曲から伝わってくるのは怖さではなく、切なさです。
心揺さぶられるメッセージソングを、ぜひ。
世界で一番幸せな死に方故歌

インパクトの強いタイトルでも注目を集めているのが『世界で一番幸せな死に方』です。
こちらは「全ての人に嫌われていれば、死んでしまうとしてもかなしくないのでは」という考えについて歌うバラードソングです。
その考え方についてあなたも思いをめぐらせてみてください。
それからシンプルなピアノの音色がIAの歌声を引き立てているのも魅力です。
とても静かなメロディーなので、リラックスタイムのお供にもピッタリでしょう。
黄昏を生きる傘村トータ

「つらいけど君がいるから生きていける」と歌う、切なさとエモーショナルが入り混じるボカロ曲です。
ピアノバラードに定評のあるボカロP、傘村トータさんによる楽曲で、2023年3月にリリースされました。
2020年発表『晴天を穿つ』へのアンサーソングで、同曲主人公に対する思いが『黄昏を生きる』の中で歌われていきます。
互いのことを思い合っているからこそ、のメッセージ性があるんですよ。
ご紹介した2曲をマッシュアップしたバージョンも公開されているので、ぜひそちらも聴いてみてください。
千年の独奏歌yanagiP

イラストレーター憂さんによる美しい絵と、民族調の曲が個性的な世界観を作り出しています。
最大の特徴はKAITOの歌声。
パラメーターを一音ごとに調整してあり、職人の業を感じます。
その冷ややかで美しい歌声は「童謡が得意」などの、それまでのKAITOのイメージをくつがえすものでした。
キミボシ40mP

「出会いと別れ」をテーマに歌詞がつづられています。
ドラムとピアノとアコースティックギターでシンプルに構成された素朴なサウンドが、はかなさを強調。
40mPらしい、ゆったりと疾走感の良いとこどりな、感動曲です。
心を刺す言葉だけMIMI

「なんでもない言葉だ」と言い聞かせてもざわつく心……10代、20代の若い世代にこそ響くであろうメッセージソングです。
ピアノナンバーに定評のあるボカロP、MIMIさんによる楽曲『心を刺す言葉だけ』は2023年10月にリリースされました。
軽やかさも感じられる曲調ですがその実、歌詞につづられていくのは主人公が抱えている後ろ向きな思い。
胸の中にあるモヤモヤを隠している様子は、共感できる人は多いんじゃないでしょうか。
あなたの隣に寄り添ってくれる、泣ける曲です。
よろろゆくえわっと

不思議な音像に引き込まれ、そしていつのまにか心の穴が埋まっている……そんな、独特な世界観を持った作品です。
ボカロP、ゆくえわっとさんによる楽曲で、2021年にリリースされました。
ゆっくりとこちらに向かって歩いてくるようなリズムと揺らぐ歌声、そのハマり具合が素晴らしいです。
自然と音量を上げてしまう魅力があります。
生きることのつらさが投影された歌詞ですが、最後にはかすかに希望が見える……「自分ももう少しがんばってみよう」と思えるはずです。