【最新・定番】ロックなボカロ曲特集【VOCAROCK】
ボカロシーンにはさまざまな造語があるのですが、その中でボカロのロック曲は「VOCAROCK」と表記されます。
今回この記事では、VOCAROCKの人気曲をまとめてみました。
定番のものから新しめなものまで、多角的に集めてあります。
なので「ロック好きにもボカロ好きにも刺さる内容」だと断言します!
これを最後までチェックすれば、ボカロのロック史が見えてくるかもしれません。
ぜひともあなたのお気に入りの1曲を探してみてくださいね!
【最新・定番】ロックなボカロ曲特集【VOCAROCK】(331〜340)
バイタルサイン栗山夕璃

2014年から2020年まで蜂谷ななし名義で活動し、2021年から改名して活動を再開したボカロP・栗山夕璃さんの楽曲。
ギターのアルペジオとベースのアグレッシブなスラップによる印象的なイントロに始まり、畳みかけるようなメロディーラインで一気に世界観に引き込まれるナンバーです。
歌に絡むギターの軽快なカッティングとうねるようなベースラインがキャッチーな、ロック好きであればきっと心をつかまれるボカロナンバーです。
とこしずめ稲葉曇

音作り、展開、ワードセンスが素晴らしいんですよ。
『ラグトレイン』など中毒性の高い作品を生み出し、海外ボカロファンからも注目を集める稲葉曇さんによる楽曲で2022年に発表されました。
まずは一聴、その類を見ないサウンドアレンジがあなたの耳と心を奪っていきます。
絶妙にかわいくて、かっこよくて、切ない音色に引き込まれるはず。
1人きりの時間、星がまたたく夜空を見上げながら聴くのにぴったりではないでしょうか。
アンチサイクロン稲葉曇

疾走感があるのにどこか暗い、不思議でスタイリッシュなギターロックです。
ボカロP、稲葉曇さんによる作品で2019年に公開。
転がるように展開していくサウンドアレンジ、そのスピード感に圧倒されてしまいます。
また、注目して欲しいのは歌声。
ロックのボーカルと言えばはきはきとした歌い方をイメージしがちですが、この曲はささやき声のような作り。
この、曲調と歌声のギャップこそが、稲葉曇さんの音楽性の魅力でしょう。
ぜひともその世界観、味わってみてください!
比較症候群葵木ゴウ

心に秘めた負の感情を表面に出した歌詞とギターサウンドを全面に出した楽曲が特徴的なボカロP、葵木ゴウさんの楽曲。
公開から約3カ月で再生回数51万回を突破した人気曲で、軽快なギターのカッティングと疾走感のあるドラムのビートが心地いいナンバーです。
ポップな曲調でありながら歌詞のテーマは誰もが感じるような劣等感にフォーカスしたもので、楽曲の聴きやすさも相まって心の奥に届くロックチューンに仕上がっています。
夜々ニ凛トシテ藤末樹 & 茉邑伎

ストリングスや打ち込みサウンドのアレンジを従えた攻撃的なギターがクセになるロックなボカロナンバー。
Aメロのタイトな演奏からBメロの大きく巡る曲調、シンコペーションを多用した疾走感のあるサビなど、ロック好きにはたまらないアレンジに仕上がっています。
また、目まぐるしく展開する曲調の中で美しく流れていくメロディーも秀逸で、そのドラマチックな楽曲構成は聴いていてボカロ曲であることを忘れてしまうほど完成度の高いナンバーです。