【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(71〜80)
少女自傷癖PolyphonicBranch

ギターのゆがんだ音がかっこいい、グランジなボカロ曲です。
ぽりふぉことPolyphonicBranchさんの楽曲で、2013年に発表されました。
タイトル通り、自傷に走る少女の気持ちを歌っています……が、傷って目に見えるものだけじゃないですよね。
そんな心の闇にも迫ったロックナンバーです。
バンド好きな人にオススメ。
プロポーズ内緒のピアス

2021年にデビューしたボカロPの内緒のピアスさん。
彼が初めて殿堂入りを達成したのでも印象深いのが『プロポーズ』です。
こちらは深い愛情を伝える内容の1曲です。
ただしストレートに愛を描くのではなく、愛ゆえに生まれる嫉妬や苦しみを伝えています。
少し恐ろしくもありますよね。
そんな本作は可不を使用しているのですが、発音をにごらせるなどして表現力豊かな歌唱に仕上げています。
おかげでダークな感情をひしひしと感じられるでしょう。
マフィアwotaku

タイトルだけでもダークな世界観だとわかると思います。
『シビュラ』『ジェヘナ』の作者としても知られているボカロP、wotakuさんによる楽曲で2020年に公開されました。
ヒップホップを軸にしたサウンドアレンジ、メロディーの作りが印象的。
とてもかっこいい仕上がりです。
そしうてところどころジャジーなのがオシャレ。
歌詞につづられた攻撃的な言葉がその曲調にハマっていますね。
リピート必至のクールなボカロ曲です。
ペテン師が笑う頃に梨本P

怪しさただようリズムとメロディー。
バンドあらいやかしこのフロントマンとしても活動している梨本Pさんの楽曲です。
荒々しくゆがんだギターの音色が心をつかんで離してくれません。
歌ってみた動画の曲としても人気の高い、ボカロロックの金字塔です。
メリューn-buna

映像がとても美しいボカロ曲です。
歌詞はとても病んでいるのですが、メロディー、作品に使われているイラスト、動画の雰囲気が素晴らしいので、美意識が感じられます。
ダウナーなギターロックが好きな人にオススメです。
ケッペキショウすこっぷ

とくに10代の方なら、この社会はおかしいと感じたこと、あるんじゃないでしょうか。
そんな人に一度聴いて欲しい楽曲です。
『マリオネット・シンドローム』なども人気のボカロP、すこっぷさんの作品で2012年に発表。
冷たさの感じられるサウンド、淡々としたメロディーが印象的。
コンピアルバム『EXIT TUNES PRESENTS Vocalosensation feat. 初音ミク』に収録されています。
あいしていたのにMARETU

ドロっとした感情にあてられる、胸にグサグサ刺さるボカロ曲です。
ボカロP、MARETUさんによる『あいしていたのに』は2023年7月に発表された作品。
愛する人に裏切られた主人公、その思いを吐露していく楽曲です。
荘厳さと生々しさが入り混じるサウンドアレンジ、ハマると抜け出せなくなります。
イヤホンヘッドホンで聴けば「グチャッ」というSEが耳元で鳴っているのが分かり、より世界観に埋没できます。
さあみなさんは、この曲の主人公が何をやっているのか、想像できるでしょうか。





