【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(71〜80)
1925とみー

何もかもに嫌気がさしたときや、裏切られたときに聴くと響く曲です。
独特なリズムとメロディーが頭に残ります。
覚えやすいので、カラオケでも歌いたいと思えますね。
言葉遊びがうまい歌詞が印象的です。
どこかレトロな雰囲気が感じられるのもいいですね。
少女自傷癖PolyphonicBranch

ギターのゆがんだ音がかっこいい、グランジなボカロ曲です。
ぽりふぉことPolyphonicBranchさんの楽曲で、2013年に発表されました。
タイトル通り、自傷に走る少女の気持ちを歌っています……が、傷って目に見えるものだけじゃないですよね。
そんな心の闇にも迫ったロックナンバーです。
バンド好きな人にオススメ。
ノンブレス・オブリージュピノキオP

心をえぐられるような、深みのある作品です。
マルチクリエイター、ピノキオピーさんによる楽曲で、2021年に発表されました。
「息」を題材にした歌詞の世界観、そして歌唱を形作る要素の一つ「ブレス」にフィーチャーしたサウンドアレンジ……全てが一体となって、私たちの耳に押し寄せてきます。
やわらかい音像なのに緊張感があり、聴いていてなぜだかドキドキしてしまいますよね。
同年リリースされた5枚目のアルバム『ラヴ』に収録されていますので、音源が欲しい方はぜひ。
雨き声残響Orangestar

自分より下にいる人を見ると、まだ大丈夫って思えますよね?
そんな風に見下して安心する自分が嫌いと作中で嫌悪感を吐き出しており、葛藤しています。
だけど、それは人として普通のことなので、無理せず自分を認めて欲しいと、曲の中で聴き手を慰めています。
神っぽいなピノキオP

皮肉なメッセージ性なんですが、心底「わかる」と思ってしまいます。
『すろぉもぉしょん』『ノンブレス・オブリージュ』など数々の人気曲を作り出してきたボカロP、ピノキオピーさんの楽曲で、2021年に公開されました。
予想できない曲展開と耳に残るメロディーライン、そして歌詞の世界観に心奪われてしまいます。
内容的にはとくに、創作活動している方が共感できるかも。
もの作りにおける心境、人間性に肉薄するような仕上がりです。
物をぱらぱら壊すきくお

病んでるのに美しい曲を作るボカロPといえば、きくおさんです。
目をそらしたいほどえげつない歌詞なのに、音色が透き通っていて聴き入ってしまいます。
独特なメロディーが頭から離れません。
なお好きな物を壊したくなるというテーマは他の作品でも出てきます。
QUEENKanaria

かっこよさと怖さが同時に味わえる、クールなダンスチューンです!
『エンヴィーベイビー』『EYE』などの作者としても知られているボカロP、Kanariaさんの楽曲で、2022年に発表されました。
決して音数の多い曲ではないのですが、しかし物足りなさはありません。
「これしかない」と思えてしまうようなサウンドワークに舌を巻いてしまいます。
そしてサビ前の盛り上がっていく展開にはテンションが上がりますね!
タイトルで対比が効いている『KING』など、Kanariaさんの他曲との関連性を探すのも楽しいですよ。





