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【刺さる】ボカロの病みソング特集

ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。

感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。

そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。

そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。

気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。

ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!

ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!

【刺さる】ボカロの病みソング特集(91〜100)

鉄の処女と夢見がちなお姫さまじょるじん

鉄の処女と夢見がちなお姫さま/じょるじん
鉄の処女と夢見がちなお姫さまじょるじん

吸血鬼伝説のもとにもなった歴史上の人物エリザベート・バートリを題材にした怖い曲です。

暗黒童話Pという名義でも知られているじょるじんさんの楽曲で、2020年に公開されました。

一聴するとアッパーなダンスチューンに聴こえるのですが、歌詞、そしてその背景を知っていくにつれホラー感が増してきます。

エリザベート・バートリについてもっと調べてみようと思った方、その内容に注意してくださいね。

ここでは書けないぐらいのお話です。

ニャンMARETU

【初音ミク】 ニャン 【オリジナル】
ニャンMARETU

ゾクゾク感に襲われる、中毒性ばつぐんのボカロ曲です。

MARETUさんの楽曲で、2024年12月に発表されました。

猫の鳴き声がたくさん登場しており、一聴だとかわいい曲に思えます。

しかしその奥にはどろりとしたストーリー性が。

聴く人の心をグサリと刺さる、MARETUさんらしいナンバーです。

いったいどういう意味合いをふくんだ曲なのか、ぜひじっくりと考察してみてください。

【刺さる】ボカロの病みソング特集(101〜110)

モンスターKIRA

KIRA – MONSTER ft. GUMI English (Original Song)
モンスターKIRA

GUMIを使用した、KIRAさんの2017年の作品『MONSTER』です。

自分のことをふつうの女の子ではなく怪物だと表現し、付き合っていく覚悟はできているか問う、というすごい歌なんですね。

動画を見ても分かるように、線が細いのにドシンとした存在感に、ただものではないふんいきが伝わってきます。

GUMIのかわいい声でこのちょっとこわい詞を歌うことで小悪魔の感じが出ていてよけい夢中になってしまいます。

ドイツ在住だというKIRAさんの、日本の音楽シーンにはないような世界観が現れているずっしりとしたクールな作品です!

繰り返し一粒猫虫

【96猫】繰り返し一粒を歌ってみた
繰り返し一粒猫虫

相手にとって自分はただの都合のいい存在だった……と気付く歌です。

『わんわんお にゃんにゃんお』も有名なボカロP、猫虫Pさんの楽曲で2010年に発表されました。

キャッチーなメロディーなのに心が握りつぶされるような切なさが感じられます。

もしかしたら最近失恋してしまった、という人なら共感できるものがあるかも。

才能の殺し方MidLuster

才能の殺し方 / MidLuster feat.初音ミク
才能の殺し方MidLuster

鋭い洞察を放つ、心を揺さぶられるボカロ曲です。

MidLusterさんによる作品で、2024年10月に発表されました。

BPM260のエレクトロニックサウンドと初音ミクのどこかはかないボーカルが融合させたナンバーです。

才能や自己表現への葛藤を描たい歌詞で、現代社会を鋭く風刺。

自分の在り方について悩んでいるなら、この曲が寄り添ってくれるかもしれません。

余命2:30ピノキオP

ピノキオピー – 余命2:30 feat. 初音ミク / 2:30 Life Remaining
余命2:30ピノキオP

長いようで短い人生……「これからどうやって生きていこうか」そういう思いにかられる、考えさせられるボカロ曲です。

『すろぉもぉしょん』『アルティメットセンパイ』などヒット作を生んできたボカロP、ピノキオピーさんによる楽曲で2022年に発表されました。

タイトルにある通り、生まれてからこの世を去るまでを2分30秒という短い時間で表現。

その先鋭的なアイデアや、チルな雰囲気のあるサウンドなど、ピノキオピーさんの音楽的なセンスに脱帽してしまいます。

生き方について悩んでいるなら、ぜひ一度聴いてみてください。

パラサイト世界の裏側P

病んでいる少女の曲なのに、ミクの声はやさしく聴こえますね。

ベース、ドラムの音色がさわやかなので、耳心地がいいです。

歌詞は後半になるにつれドロドロの病み病みワードがあふれますが、終わったあとはもう一度聴きたいと思ってしまいます。