【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(101〜110)
おくすり飲んで寝ようもちうつね

暗い雰囲気の曲だけが、病みソングではありませんよね。
ボカロP、もちうつねさんによる楽曲で、2022年にリリース。
「ボカコレ2022秋」への参加曲で、ルーキーランキングで15位に入り注目を集めました。
かわいいのにどこか影のある、いわゆる「量産型」な空気感を持った作品です。
この世界観、一度聴けば抜け出せなくなりますよ。
ミクのウィスパーな歌声やチップチューンのエッセンスが取り入れられたサウンドなど、魅力満載。
音楽なら用法用量なんて気にしなくていいですね!
ボトム柊キライ

巧みなボーカルワークに驚いてしまう、独自路線を行くボカロ曲です。
『オートファジー』などの人気作を生み出してきたボカロP、柊キライさんによる作品で、2021年、歌い手の島爺さんが歌ったバージョンと同時公開。
ずしりと重いリズムに曲調、ノイジーな歌声など、柊キライさんワールド全開。
何度聴いても新しい発見があります。
歌詞の暗い世界観もたまりませんね。
低音が耳の奥、腹の底に響くよう、ぜひ爆音で聴いてみてください。
全部夢だった!黒うさぎ

黒うさぎさんの楽曲『全部夢だった!』は、細やかなサウンドメイクにメランコリックな世界観が漂う病みソングです。
2024年9月に公開された本作は、重音テトの切ない歌声とシンプルなビートが心に沁みます。
歌詞には自己否定や現実逃避の思いが込められており「全部夢だった」と過去を振り払おうとする主人公の姿に共感してしまうんです。
聴けば聴くほど深みにはまっていく不思議な魅力があります。
気分が落ち込んでいるときや、ひとりで物思いにふけりたいときにぴったりの1曲。
お呪いなきそ

タイトルの読み方自体は「おまじない」なんですが、字面の不穏さに目を奪われます。
『ド屑』の大ヒットでも知られているボカロP、なきそさんの楽曲で、2023年2月にリリースされまいた。
かわいい歌声、キャッチーなメロディーなのにどうしてこうも胸がざわざわするんでしょうか。
最初のサビが終わってベースとビートだけになる展開、ゾクっとします。
でもなきそさんの曲ってこういうところがクセになるんですよね……。
最後の最後まで耳を離さず聴きましょう!
ころしちゃった!夏山よつぎ

ホーンセクションの音色が耳に残る、夏山よつぎさんによって2024年2月にリリースされたこの楽曲は、ボカコレ冬2024のTOP100ランキングで7位を獲得した作品です。
軽快なリズムとポップな聴き心地とはギャップのある、やってしまったことに対する責任逃れや大衆心理を落とし込んだ重いテーマが心に残ります。
深く考えさせられる歌詞と中毒性のあるメロディーに、何度も聴きたくなる魅力があるんです。
誰にも言えない悩みを抱える人や、ネット文化が好きな方にぴったりな1曲です。
【刺さる】ボカロの病みソング特集(111〜120)
glowkeeno

消そうとしても消えない、思い出。
中途半端な優しさに傷つくことが分かっていても、求めてしまう。
いろいろな痛みを知ってるけど、こんな痛みは初めてで、どうしたらいいのか分からない……。
そんな葛藤を歌った曲です。
もんもんとした内容ですね。
パラサイト世界の裏側P

病んでいる少女の曲なのに、ミクの声はやさしく聴こえますね。
ベース、ドラムの音色がさわやかなので、耳心地がいいです。
歌詞は後半になるにつれドロドロの病み病みワードがあふれますが、終わったあとはもう一度聴きたいと思ってしまいます。





