【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(111〜120)
再生ピコン

悲しげな音像、歌声に胸がざわつきます。
独創性、芸術性の高い作風が支持されているボカロP、ピコンさんによる楽曲で、2021年にリリース。
スマホゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』に登場するユニット、25時、ナイトコードのために書き下ろされた作品です。
ローファイかつ壮大なサウンドアレンジに、初音ミクのぽつりぽつりとつぶやくような歌い方が印象的。
そしてサビにさしかかっての、感情の揺れ動き。
決して激しい曲ではないのに、どうしてこうも心がかき乱されるのでしょうか。
パメラバルーン

孤独感を味わっているときに聴けば、切られるかも。
シンガーソングライター須田景凪名義でも活躍しているボカロP、バルーンさんの楽曲で、2021年に発表されました。
軽快なリズム、オシャレなコード感、キレのあるギターフレーズなどどこをどう切り取ってもおいしい仕上がり。
そしてサビ頭のメロディーライン、たまりませんね!
感情が一気にあふれ出しているような印象を受けます。
セルフカバー版も公開されていますので、ぜひボカロ版と聴き比べてみてください!
アプリコットいよわ

いつのまにかこの世界観から抜け出せなくなってしまいますよ。
ハイセンスな音楽性が支持されているボカロP、いよわさんによる作品で、2021年にリリースされました。
同年発表のアルバム『わたしのヘリテージ』にも収録。
小刻みなビートにリズムから外れても破綻しないピアノフレーズ、淡々としたメロディーライン、そして予想できない展開……すごいところ、良いところを挙げていったらキリがありません。
かわいさと怖さが同時に味わえる歌詞も必見。
水死体は恋したいLonePi

鳴り響くピアノがオシャレかつクール。
そして言葉遊びの妙が効く、考察がはかどるボカロ曲です。
ボカロP、LonePiさんによる楽曲で、2023年3月にリリースされました。
語感がよくて、なおかつしっかり物語を表現している歌詞の作りが素晴らしいですね。
LonePiさんのセンスが光る仕上がりだと思います。
またMVも、使用されているイラストもご自身で手がけられているそう。
LonePiさんの作り出した世界を隅々まで堪能していってください!
ダ爻NEW!音絵

ドリーミーかつ影のある、独特な雰囲気に引き込まれます。
ボカロP、音絵さんが手がけた『ダ爻』は2025年11月に公開。
未来感とアナログ感が絶妙に混ざり合ったシンセサウンドと、歌愛ユキのくぐもった歌声に耳を奪われます。
BPMは速めなのですが、じっくりと聴き込みたくなるんですよね。
歌詞は自分を遠目かつ俯瞰的に見下ろすような、内省的な内容。
この曲が気に入った方は、ぜひともYouTubeの動画概要欄を開いて、そこに書かれている文章もチェックしてみてください。
glowkeeno

消そうとしても消えない、思い出。
中途半端な優しさに傷つくことが分かっていても、求めてしまう。
いろいろな痛みを知ってるけど、こんな痛みは初めてで、どうしたらいいのか分からない……。
そんな葛藤を歌った曲です。
もんもんとした内容ですね。
ハルノ寂寞稲葉曇

自分のダメさ加減に病んでしまったとき、この曲が突き刺さるはずです。
『ラグトレイン』『ロストアンブレラ』などの作者としても知られているボカロP、稲葉曇さんの楽曲で、2021年に公開。
Synthesizerの歌声データベース「Synthesizer V 弦巻マキ AI」の公式デモソングです。
切なげな歌声に稲葉さんらしいアンニュイなサウンドが合っている、淡々としたロックナンバーです。
落ち込んだ気分に寄り添ってくれる曲をお探しなら。





