【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(111〜120)
glowkeeno

消そうとしても消えない、思い出。
中途半端な優しさに傷つくことが分かっていても、求めてしまう。
いろいろな痛みを知ってるけど、こんな痛みは初めてで、どうしたらいいのか分からない……。
そんな葛藤を歌った曲です。
もんもんとした内容ですね。
ミザンバルーン×ぬゆり

ミュージシャン・須田景凪としても活躍するボカロP・バルーンさんと『ロウワー』などの代表曲で知られるボカロP・ぬゆりさんが2022年に制作したコラボ楽曲『ミザン』。
どこかアンニュイな雰囲気がただようバンドサウンドが印象的ですね。
ドラマチックな展開をみせる物語調の歌詞がクール。
愛する人を思うからこそ病んでしまう姿に共感する方もおられるでしょう。
flowerと歌愛ユキのピュアな歌唱に癒やされるボカロ曲です。
切ない恋心に寄りそうサウンドをぜひ体験してみてください。
絶え間なく藍色獅子志司

キレのあるギターサウンドとピアノのやさしい音色が響く、シティ感あふれるボカロ曲です。
ボカロP、獅子志司さんの出世作で2019年に公開。
自分は何者にもなれないのではないか……そんな悩みを抱える主人公の思いが歌詞につづられています。
PVのイメージからもそうですが、都会のネオン街が想像できるサウンドアレンジと曲の内容がマッチしていますね。
また、語感、語呂の良い言葉選びが素晴らしく、ついつい口ずさみたくなるはずです。
ということでカラオケで歌うのにもオススメな名曲、とご紹介できます。
劇場愛歌n-buna

自分の心に正直になれず生きていく苦しさを、痛快なロックサウンドに乗せて歌った病みソング。
最終的には心が色を失い、自分が何者かも分からなくなる様を歌っています。
戦うのか、それとも逃げるのか。
揺れる人間の心の奥が表現されています。
体の中がうずくような世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。
再生ピコン

悲しげな音像、歌声に胸がざわつきます。
独創性、芸術性の高い作風が支持されているボカロP、ピコンさんによる楽曲で、2021年にリリース。
スマホゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』に登場するユニット、25時、ナイトコードのために書き下ろされた作品です。
ローファイかつ壮大なサウンドアレンジに、初音ミクのぽつりぽつりとつぶやくような歌い方が印象的。
そしてサビにさしかかっての、感情の揺れ動き。
決して激しい曲ではないのに、どうしてこうも心がかき乱されるのでしょうか。
トラフィック・ジャム煮ル果実

ローファイな歌声とシンプルなリズムトラック、そして何か不穏な空気も感じられるシンセのフレーズが耳に残ります。
史上初(?)の果実ボカロP、煮ル果実さんによる作品で2019年に公開されました。
自分にはダメなところがある、と思っている人が聴くと共感できるかもしれません。
サビのノリが良すぎですね。
ヴィータ柊キライ

メランコリーな気分の夜に寄りそうボカロ曲といえば『ヴィータ』。
数多くの歌い手に楽曲提供をおこなうボカロP・柊キライさんが2022年に制作しました。
ゴシックな世界観で展開する情熱的なサウンドが響きます。
病んだ心を素直に表現した曲なので、孤独や不安を感じる夜に聴きたくなりますね。
切ない思いがギュッと詰まったflowerの歌唱にも注目。
とにかく深く考えてしまう時に聴きたくなるディープな曲です。
誰にも言えない気持ちに寄りそう病みソングを聴いてみてください。