【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(221〜230)
下品鬱P

海外のボカロファンからも大きな反響が寄せられているのが『下品』です。
こちらはバンド活動にも精力的な鬱Pさんの作品。
かなりインパクトの強い楽曲で、ヘビーメタル調のサウンドに合わせて「下品」とされそうな単語をシャウトする内容に仕上がっています。
かなり珍しいテーマですよね。
ただし、それに終始するのではなく、「愛」や「人間性」について掘り下げています。
純粋にかっこいいですし、そのメッセージ性に心をつかまれます。
エンブレムATOLS

ローファイな音像にぞくぞくさせられますよ。
音楽センスもさることながら、PVにおける独自路線を行く表現手法も注目されているボカロP、ATOLSさんによる楽曲で、2021年に公開されました。
淡々としていて不気味な曲調ですが、ずっと聴いていたくなるような、不思議な魅力を持っています。
歌詞の世界観がまたクセになるんですよね……考察しがいがあるというか。
何も考えず、右へ左へろうそくのように揺れ動く音に身を任せてしまいたくなる、非常に独特な空気感のボカロ曲です。
カルマATOLS

陶酔感のあるエレクトリックサウンドをぜひとも!
独創的な音楽性がファンの心をつかんで離さないボカロP、ATOLSさんの楽曲で2022年に公開されました。
低音の圧に対するキャッチーなメロディーやウワモノシンセのフレーズ、そのギャップのある音像に引き込まれます。
歌詞の世界観や「業」を冠したタイトルも、その曲調で表現されているような気がしますね。
イヤホン、ヘッドホンで聴けばより『カルマ』にどっぷりとひたれるかも。
ネクロATOLS

ボカロPのサツキさんが手掛けている『後遺症、備忘録、時限爆弾』。
こちらは心の闇をじっくりと描いた作品です。
前半は近未来的なサウンドに乗せて、陰鬱な様子が描かれます。
そして後半からは転調し激しいサウンドに、クライマックスは超高速の歌唱が披露されるという構成に仕上がっています。
タイトルや、初音ミクと歌愛ユキの歌い分けに込められた意味を考えつつ聴いてみてください!
ちなみに後半はかなり早口なので、初めは歌詞が表示されるMVで聴くのがオススメです。
ファミリアAira

孤独な天使が祈りを捧げる姿が切なく描かれた楽曲です。
Airaさんによって2024年10月にリリースされ、ボカロファンの間で話題に。
にぎやかなのに不思議と怖いサウンドアレンジと、IAのふるえるような歌声が耳に残ります。
そして物語性豊かな歌詞が、聴く人の心に深く響く仕上がり。
ぜひともストーリーに思いをはせながら聴いてみてください。
きっとこの世界観から抜け出せなくなりますよ。
シニカルナイトプランAyase

都会的でオシャレなエレクトリックチューンはいかがでしょうか。
音楽ユニットYOASOBIのメンバーとしても活躍しているAyaseさんの作品で2020年に公開。
鮮やかにも感じられるサウンドアレンジと耳に残るメロディーラインがキャッチーで、聴きやすい印象の強いこの曲ですが……歌詞からは病んだ恋愛模様が読み取れます。
「大人な恋愛」ってこういうことなんでしょうかね……。
どこか危険な香りがただようボカロ曲です。
Be My GuestAzari

ブワブワとふくらむようなベースラインを、ボリューム最大にして聴きたくなります!
ダークな音楽性が支持されているボカロP、Azariさんによる作品で2022年にリリースされました。
このサウンドアレンジ、一度でも聴いたことがあるなら一瞬で「Azariさんの曲だ!」とわかりますよね。
音数が少なめだからこそか、一つひとつの音色が際立っている印象。
そしてあどけない雰囲気を持った歌声がその曲調によく合っています。
NightmareAzari

ダークなエレクトリックチューンにハマる人続出!
海外ファンも数多く存在している人気ボカロP、Azariさんによる楽曲で、2022年に発表されました。
ずしりと響くベースに、flowerのノイジーな歌声が印象的。
何かがこちらにだんだんせまってきているような……聴いているとそういう感覚、怖さを覚えます。
その、サウンドアレンジにあおられて抱く恐怖こそ『Nightmare』つまり「悪夢」なのかもしれませんね。
Whisper Whisper WhisperAzari

ダークな世界観の曲を多く手掛けているAzariさん。
彼がflowerと歌愛ユキを使って制作したのが『Whisper Whisper Whisper』です。
曲中では聖書を思わせる単語を用いて、禁断の関係や罪悪感を描いています。
比ゆに富んだ歌詞なので、聴いていると想像がふくらんできますよ。
またflowerと歌愛ユキが別の人物の気持ちを歌っているのか、それとも同一人物の2面性を描いているのか、という点にも注目して見てください。
Witch HuntAzari

ダークなエレクトリックチューンにハマる人続出!
海外にも多くのファンを持つボカロP、Azariさんによる楽曲で、2024年1月に発表されました。
ずしりと響くベースに、重音テトの落ち着いた歌声が印象的。
何かがこちらにだんだんせまってきているような……聴いているとそういう感覚、怖さを覚えます。
ボリュームを上げても上げても「もっと!」となる、リピート必至なボカロ曲です。
【刺さる】ボカロの病みソング特集(231〜240)
ラブドールDECO*27

楽曲が始まってまず驚くのがPVに使用されているイラストの病み具合が半端ではないということです。
楽曲の歌詞もとても病んでいてかっこいいのですが、DECO*27さんらしいキャッチーさもしっかり残っているため、カラオケなどで歌いたくなるような楽しさもあります。
毒林檎DECO*27

「謝ってももう遅い」と相手を突き放す、怒りが伝わってくる失恋ソングです。
数々の名曲を生んできたボカロ界のヒットメーカー、DECO*27さんによる楽曲で、2022年12月に発表されました。
ファンキーかつ重いサウンドにヒップホップの要素を取り入れたメロディーライン、そのハマり具合がすごいですね。
そして一度聴かせたアレンジに戻らず進んでいく展開に、主人公の強い思いが乗っかっているような気がします。
昔の恋愛に踏ん切りをつけたいとき、いかがでしょうか。
天使マディと最終電車Eight

パワーのあるロックサウンドと独特な歌詞で、病みソングの世界に引き込んできます。
リアル社会のダークな部分を、痛快に表した曲です。
悲しい気分に浸りたい方にはぴったりです。
ホラー物語の要素も強いので、怖い話が好きな方にもオススメできます。
ボカロならではの無機質な声が、いっそうの怖さを演出しています。
モンスターKIRA

GUMIを使用した、KIRAさんの2017年の作品『MONSTER』です。
自分のことをふつうの女の子ではなく怪物だと表現し、付き合っていく覚悟はできているか問う、というすごい歌なんですね。
動画を見ても分かるように、線が細いのにドシンとした存在感に、ただものではないふんいきが伝わってきます。
GUMIのかわいい声でこのちょっとこわい詞を歌うことで小悪魔の感じが出ていてよけい夢中になってしまいます。
ドイツ在住だというKIRAさんの、日本の音楽シーンにはないような世界観が現れているずっしりとしたクールな作品です!
なりすましゲンガーKulfiQ

メロディーや曲調は明るいのに、歌詞や映像が病んでいるというギャップの感じられる作品です。
ポップさの中にある、胸締め付けられるようなメッセージ性。
学生なら共感できるかもしれません。
歌いやすいので、カラオケで歌うと盛り上がりますよ。
もぬけのからだMI8k

映像に登場しているナマケモノのような生き物や、人体実験の描写がホラーな作品です。
ベースのフレーズが曲の世界観、深みを増幅させているので、楽器が好きな方にぜひ聴いていただきたいです。
弾いてみたくなるはず。
狂う獣Misumi

ゆったりとしたリズムで淡々と進んでいく退廃的な世界。
『反重力の街』『最後の晩餐』などの作者としても知られているMisumiさんの作品で2019年に公開されました。
PVに使用されているイラスト自体怖いですが、サウンド、曲調、展開も怪しげ。
しかしこれの雰囲気が好きな方、たくさんいるはずです。
哲学的な歌詞からは諦めに似た感情と、それを抱えつつも前を向こうとしている力強い意志のようなものが伝わってきます。
つつ闇Mizore

不穏な雰囲気が漂う『つつ闇』。
こちらは2020年からYouTubeに楽曲を投稿しているMizoreさんが手掛けた楽曲です。
まず触れたいのはインパクトのあるサウンドで、ピアノをメインにしたパートと、ドラムンベースなパートを繰り返す構成に仕上がっています。
異なるテイストながらどちらも不安感をあおってきます。
また恐ろしいワードがちりばめられた歌詞にも注目です。
じっくり聴くと深いメッセージ性がみえてきそうですよ。
テロルNeru

嫌なことがあって落ち込むこと、ありますよね。
世界中の人に笑われているような気分になることも……。
押入れPの名前でも知られている人気ボカロP、Neruさんの楽曲です。
2014年に公開されました。
独白するような歌詞は若い世代にこそ響くはず。
病みソングとして紹介してはいますが、前を向いて未来へ進んでいく勇気がもらえる曲でもあります。
帝王教育Omoi

出だしだけだとラウドなロックかな?と思ってしまいますが、この曲の真骨頂は展開。
転がるように変わっていく曲調、くり返されるメロディーラインが病みつきになります。
Sakuraiさん、Kimuraさんによる音楽ユニット、Omoiの楽曲で2019年に公開されました。
哲学的な歌詞、そしてハイセンスなPV、どこを切り取ってもおいしい病みソングと言えます。


