【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(71〜80)
でもね水野あつ

例えば、好きなまま別れた恋人のことや、もう会えない大切な存在のことを思いながら聴けば泣けるはずです。
『生きる』『知りたい』などでも知られている、水野あつさんによる楽曲で、2021年に公開されました。
ピアノとボーカルのみというシンプルな構成の作品なのですが、だかこそでしょうか、人の心を揺さぶる魅力があります。
静かに語りかけるようなメロディー、歌詞にだんだん引き込まれてしまう、胸がぎゅっと締め付けられるボカロ曲です。
最低人間おチビさん

病んでいる時、何もかもがつらくてどうでもよくなってしまうこと、ありますよね。
そんなあなたに聴いて欲しいのが、おチビさんの『最低人間』です。
サウンドだけ聴くと力強く明るい曲のように感じてしまいますが、歌詞はとても暗く、そのギャップにどきっとしてしまいます。
ギターサウンドにパワーがこもっていて、心に響きます。
転生林檎ピノキオP

今まさにつらい現実と向き合う方に聴いてほしいボカロ曲は『転生林檎』。
ジャンルレスな魅力を持つ楽曲をリスナーに届けるボカロP・ピノキオピーさんが2022年に制作しました。
つぎつぎと展開するシンセの音色がクセになるエレクトロ・ポップに仕上がっています。
生まれ変わって人生をやり直すけれど、何度もリセットしてしまう主人公に思わず共感。
日常のなかで不安や孤独を感じる方にこそオススメしたいナンバーです。
メカニカルな初音ミクの歌声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
【刺さる】ボカロの病みソング特集(81〜90)
ニューダーリンMARETU

攻撃性の高い歌詞にドキドキしてしまいます。
『うみなおし』『ドクハク』などの作者としても知られているMARETUさんによる楽曲で、2021年に公開。
聴く人が聴けば一発でわかるんじゃないでしょうか……このサウンドがMARETUさんらしくて、たまらないんですよね!
冷たさ、重さと軽やかさが同居している音像がぐっと来ます。
そして考察しがいのある歌詞なんですが、2017年に発表された『ダーリン』と照らし合わせてみるのがいいかも。
タイトルの対比からして意味深ですよね。
ネバーランドから帰ったウェンディが気づいたこと暗黒童話P

タイトルからもわかるように世界的に有名な物語『ピーター・パン』を題材にした作品です。
じょるじん名義でも知られている暗黒童話Pさんの楽曲で2020年に公開されました。
痛快なストーリー性がよく知られている『ピーター・パン』ですが、さて本当にその話通りに受け取っていいのか……。
考察することで見えてくる暗い影、裏ではこういうことが起こっているのではないか、という疑いの気持ちが歌われています。
この目線……新鮮です。
ラブドールDECO*27

楽曲が始まってまず驚くのがPVに使用されているイラストの病み具合が半端ではないということです。
楽曲の歌詞もとても病んでいてかっこいいのですが、DECO*27さんらしいキャッチーさもしっかり残っているため、カラオケなどで歌いたくなるような楽しさもあります。
かなしみのなみにおぼれるNeru

サビの高音で、曲の世界にぐっと引き込まれます。
PVの絵のタッチは独特ですごい魅力を感じます。
普段思ったり感じたりすることが抽象的に表現されていて、共感できる点がたくさんあります。
むしゃくしゃした時に聴くことをオススメします。





