【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(21〜30)
ヴィランてにをは

性別は「男」と「女」の2種類……そんな時代は過ぎ去りましたね。
中毒性を持ちつつ、社会への皮肉的なメッセージ性も感じられるボカロ曲です。
「女学生探偵シリーズ」の作者としても知られているボカロP、てにをはさんの作品で2020年に公開されました。
音を押しつぶした圧の強いビートと巻き舌のように仕上げられた歌声が印象的。
歌詞の言葉一つ一つからはあふれ出るような感情が伝わってきます。
カラオケで歌うのにもオススメしたい名曲です。
ウミユリ海底譚n-buna

わりと明るい曲調ですが、病み曲です……。
自分を認めてほしい時、つらいことがあった時に聴くことをオススメします。
耳に残る曲調で、ついつい口ずさんでしまいます。
PVの、水彩風の絵のタッチも曲にマッチしていてとてもいいですね。
問32傘村トータ

心の中に浮かぶ自問自答を素直に描いた曲です。
傘村トータさんにより2023年11月に公開された本作は、32もの問いかけを紡ぎ出しています。
ピアノの静かな旋律に透明感のあるボーカルワークの重なり合いが印象的。
そして、自己否定や将来への不安、生きづらさといった感情を繊細に表現した歌詞は、多くのリスナーの共感を呼びました。
迷いや葛藤を抱えている方に強くオススメしたい1曲です。
乙女解剖DECO*27

サビの突きぬけるような高音が最高にかっこよくてハマります。
ミディアムテンポでクセのあるメロディーが耳に残って、脳内リピートまちがいなし!
恋をすると不安になったり、ハラハラしたり、恥ずかしい思いをしたり。
傷ついたり痛みをともなうことってよくありますよね。
10代の頃のとげとげした繊細な感覚や、自由なようで不自由な気持ちを代弁してくれるような1曲です。
聴いているうちに、自分を解剖されているような気分になれるかも?
命に嫌われている。カンザキイオリ

自分の生きる意味について考えたいときは、ぜひこちらの曲を。
ボカロP、カンザキイオリさんの代表曲で、2017年に公開されました。
人間の奥底に眠る本音をそのまま書き殴ったかのような歌詞が聴いた人々の心に刺さり、人気曲に。
進むにつれて疾走感が増す聞く展開、美しく鳴り響くピアノとストリングスの音色にも感情が揺さぶられます。
聴き終わるころには「必死にもがいてでも、どんなに失敗しても生きていたい」そう思える名曲です。
糸電話Lil Hyvää

リスナーの心に深く刺さる、繊細で幻想的なボカロ曲。
Lil Hyvääさんによる本作は、2025年2月にリリースされました。
初音ミクのささやくような歌声、エレクトロニカ、ドリームポップの要素を効果的に織り交ぜたはかないサウンドが印象的。
音の一つひとつが胸の奥底まで染み込んでくるような感覚になるんですよね。
心が不安定なとき、つらい記憶に囚われているとき、そっと寄り添ってくれる1曲です。
サロメ⌘ハイノミ

ダークで狂気的、ミステリアスなサウンドが、あなたの心に入り込んできます。
ボカロP、⌘ハイノミさんの作品で、2025年2月にリリースされました。
MEIKOの艶のある歌声と中毒性の高いメロディー、そしてリスナーの魂を震わせるほどの狂気……。
神話の世界を覗いているような感覚に陥る、非常にハイセンスな作品です。
音楽に身も心も委ねたいとき、ぜひこの曲を聴いてみてください。