【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(111〜120)
イヤイヤヨMARETU

重たい感情がガツンとくる、胸をえぐる病みソングです。
MARETUさんによる本作は2024年5月に発表された楽曲。
MARETUさんらしく、リズミカルなサウンドとは裏腹に、歌詞の内容はダーク。
「お願い、誰か私を救って」という切実な思いが歌詞から伝わってきます。
孤独を感じている人や、誰かに自分を理解してほしいと思っている人にぴったりな1曲かもしれません。
【刺さる】ボカロの病みソング特集(121〜130)
ヤミカワトーキョーかいりきベア

中毒性の高いエレクトロポップです。
『ベノム』などで知られるボカロP、かいりきベアさんが2025年9月に公開しました。
華やかな東京で「かわいい」を追求すること……それの裏側にある承認欲求や心の「病み」を描いています。
キュートさと危うさ、その二面性が絡み合う世界観に、いつのまにか引き込まれてしまうんですよね。
本作は2025年10月開催のワンマンライブ『ヤミカワトーキョーパラノイド』のテーマソング。
かいりきベアさんならではの刺激的なサウンドをぜひ味わってみてください。
自堕楽こめだわら

音街ウナのボーカルが刺さる、ギターロックなサウンドが魅力の一曲です。
こめだわらさんによる楽曲で、2020年5月に公開されました。
前奏なしでいきなり歌から始まる構成が斬新で、そこから叙情的なアレンジと切ないメロディーが絡み合っていきます。
日常の絶望と諦念を淡々と綴った歌詞が、サビでは一気に開放的になる音の起伏と重なり合って、聴く者の感情を大きく揺さぶるんですよね。
ダークでありながらもどこかポップ、そんな絶妙なバランス感覚に引き込まれます。
心が疲れたとき、それでも前を向きたいときに聴いてみてください。
デーモンロードKanaria

病みソングというとドロドロしたイメージや、怖いイメージがありますよね。
しかし、どちらも突き詰めるとかっこよさにつながるのではないでしょうか。
ということで紹介したいのが『デーモンロード』です。
こちらはボカロPのKanariaさんが発表した作品。
詳しいストーリーは描かれていないのですが、曲の主人公が世の中に報復しようとする様子が歌われています。
不穏かつクールな雰囲気が、ダークヒーローのような印象を与えてくれます。
キメラDECO*27

揺らぐ自己を歌い上げる、かっこいいミクスチャーロックです!
有名アーティストへの楽曲提供もてがける人気ボカロP、DECO*27さんによる作品で2022年に発表。
朝の情報番組『ズームイン!!サタデー』へのテーマソング起用が話題になりました。
「自分がどうしたいか」を考えているうち、何が正解かわからなくなることって、みなさんも経験があるんじゃないでしょうか。
一度でも味わったなら、この曲に共感できるはずです。
みなごろしなきそ

ボカロP、なきそさんによる楽曲『みなごろし』は2024年2月にリリースされた作品。
ゾクゾクするようなサウンドアレンジと歌愛ユキのあどけない歌声が、唯一無二な世界観を生み出しています。
そして曲調だけでなく、歌詞の一つひとつが生々しく、病みソングでありながら切なくも美しい空気感があるんですよね。
優しさと狂気の合わせ技と言える本作から、なきそさんの底知れぬパンクスピリットを感じ取れるはず。
小夜子みきとP

女の子の心の闇を歌った、リアルを追求した病みソングです。
自分自身が否定されているかのような日。
一度は感じたことのある気持ちの落ち込み。
何不自由ない生活を送っていても、突然何かに襲われたかのように、全部が嫌になることってありますよね。
そんな時の少女の悲痛な心の叫びを、独特なメロディーに乗せて歌っています。





