【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(51〜60)
ラブカ?柊キライ

イントロだけで、その世界観にどっぷりはまり込んでしまいます。
『オートファジー』『ボッカデラベリタ』などその独特な世界観が支持されている柊キライさんによる作品で、2020年に公開されました。
愛、つまり「ラブ」と深海で暮らす魚、ラブカを語呂合わせしたユニークな楽曲で、柊キライさん節全開な、怪しげな雰囲気が魅力。
ホーンセクションの軽快なフレーズが、耳を通り、頭の中を突き抜けていきます。
一度ハマってしまえば抜け出せない、そんなボカロ曲です。
アイロニすこっぷ

人生に疲れた、少し休みたい……でもやることが山積みで、休むわけにいかない。
そんな泣きたい気持ちを抱えながら、でも涙を流したところで状況は何一つ変わらない、だからただひたすら前に進もう、というメッセージが込められた歌です。
アサガオの散る頃にじっぷす

退廃的な歌詞が心に残ります。
しかし、歌詞の内容とは裏腹に裏声がきれいです。
切ない雰囲気を強く感じますね。
サビへのつなぎがとても力強くで、最高のバラード曲だと思います。
感情がそのまま表現されたようなギターの音色もいいですね。
ノンブレス・オブリージュピノキオP

心をえぐられるような、深みのある作品です。
マルチクリエイター、ピノキオピーさんによる楽曲で、2021年に発表されました。
「息」を題材にした歌詞の世界観、そして歌唱を形作る要素の一つ「ブレス」にフィーチャーしたサウンドアレンジ……全てが一体となって、私たちの耳に押し寄せてきます。
やわらかい音像なのに緊張感があり、聴いていてなぜだかドキドキしてしまいますよね。
同年リリースされた5枚目のアルバム『ラヴ』に収録されていますので、音源が欲しい方はぜひ。
【刺さる】ボカロの病みソング特集(61〜70)
撥条少女時計Drop

曲名からして難しげですが「撥条」は「ぜんまい」と読みます。
人気アプリゲーム『#コンパス』に出てくるキャラクター、コクリコのテーマソングです。
ゴシックムード満点で、イントロだけで非日常の世界に足を踏み入れてしまった感覚になります!
実はゲームの中での歌詞と少し言葉が違っているので、どう変わったのか考察するのも楽しいですね。
フランス語が要所要所にちりばめられているので、さらっと歌えればかっこいいですよ。
なにやってもうまくいかないmeiyo

タイトルに全てが、ぎゅうぎゅうに詰まっています。
シンガーソングライターとしても活躍しているmeiyoさんによる楽曲で、2021年に発表。
ネガティブな本音を、ヒップホップのエッセンスも感じられる軽妙な音像で表現し、バズりました。
聴けばわかると思いますが「中毒性」とはまさにこのことを言うんじゃないでしょうか。
上辺はどうとりつくろっていたとしても、一皮むけばみんなこういう風に思ってる……のかはわかりません。
しかし思ってる可能性、ありますよね。
クライヤすこっぷ

独自の世界観、心のはかなさや闇、人の弱さなどを表現することで定評のあるボカロPのすこっぷさん。
そんな闇、病みがたっぷりと詰まったこの曲『クライア』は弱った時に聴くと共感度がハンパない1曲。
どっぷりひたってどん底まで行くもよし、はげまされるもよし。
すべての悩める人に聴いてほしい病みソングです。





