【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(131〜140)
セバスチャンwotaku

恐ろしくも切なくもある内容で話題なのが『セバスチャン』です。
こちらは人気ボカロPのwotakuさんが手がけた楽曲。
歌詞は、亡くなった執事からお嬢様に向けた手紙という形式で描かれている、他にはなかなかない目線の作品。
お嬢様を心配するメッセージがつづられていくのですが、その中にホラーな要素や不気味なワードが盛り込まれているんです。
登場人物たちに何があったのか、想像しながら聴いてみるのも楽しいでしょう。
シニカルナイトプランAyase

都会的でオシャレなエレクトリックチューンはいかがでしょうか。
音楽ユニットYOASOBIのメンバーとしても活躍しているAyaseさんの作品で2020年に公開。
鮮やかにも感じられるサウンドアレンジと耳に残るメロディーラインがキャッチーで、聴きやすい印象の強いこの曲ですが……歌詞からは病んだ恋愛模様が読み取れます。
「大人な恋愛」ってこういうことなんでしょうかね……。
どこか危険な香りがただようボカロ曲です。
ファラウェア柊キライ

ゲームや漫画などメディアミックス展開されている『まいまいまいごえん』シリーズの楽曲です。
『オートファジー』『ボッカデラベリタ』などのヒット作を生んできたボカロP、柊キライさんによる楽曲で、2022年に公開。
『まいまいまいごえん』登場キャラの1人、カナタを題材に制作されました。
ということで、ゲームや漫画などを合わせて知っていれば、よりこの曲の世界観が理解できるかも。
ホラー要素の強いシリーズですので、身構えてチャレンジしてくださいね!
ただ病名が欲しかったkyiku

2021年よりYouTubeに楽曲を投稿しているボカロPのkyikuさん。
彼が投稿し口コミが広まっているのが、『ただ病名が欲しかった』です。
このタイトルからもダークな雰囲気が伝わってきますよね。
そんな本作は、病を患ったことで周囲の人に心配され、それがずっと続いてほしいと願う様子が描かれています。
誰しも共感できるのではないでしょうか。
ちなみに、歌詞には他の解釈もあるので、じっくり聴いてみてくださいね。
ころしちゃった!夏山よつぎ

ホーンセクションの音色が耳に残る、夏山よつぎさんによって2024年2月にリリースされたこの楽曲は、ボカコレ冬2024のTOP100ランキングで7位を獲得した作品です。
軽快なリズムとポップな聴き心地とはギャップのある、やってしまったことに対する責任逃れや大衆心理を落とし込んだ重いテーマが心に残ります。
深く考えさせられる歌詞と中毒性のあるメロディーに、何度も聴きたくなる魅力があるんです。
誰にも言えない悩みを抱える人や、ネット文化が好きな方にぴったりな1曲です。
Shadow ShadowAzari

病みソングかつ、ノれるエレクトリックチューンです。
デビュー曲の『Casino』から注目を集めたボカロP、Azariさんの楽曲で、2021年にリリースされました。
怖い雰囲気の曲ですが、スタイリッシュなサウンドにクールなメロディーライン、耳触りの良い歌詞の言葉選びが理由か、一瞬で世界観にひきずりこまれます。
聴いてしまったが最後、リピート再生から抜け出すなんてもうむり。
音量を上げる指も止まらなくなります。
Gifted苑楽アソビ

ボカロPの苑楽アソビさんが「かっこいい曲」として公開したのが『Gifted』です。
こちらは天才がゆえに誰とも分かり合えず、孤独を感じている主人公を描く内容。
力強い言葉選びや重低音は、まさに「かっこいい」の一言です。
歌唱は裏命を使用しているのですが、その音程が激しく上下します。
主人公のかっとう、もしくは悲鳴を表現しているとも取れるのではないでしょうか。
それから細かく韻を踏んでいるのにも注目して聴いてください。