【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(141〜150)
Shadow ShadowAzari

病みソングかつ、ノれるエレクトリックチューンです。
デビュー曲の『Casino』から注目を集めたボカロP、Azariさんの楽曲で、2021年にリリースされました。
怖い雰囲気の曲ですが、スタイリッシュなサウンドにクールなメロディーライン、耳触りの良い歌詞の言葉選びが理由か、一瞬で世界観にひきずりこまれます。
聴いてしまったが最後、リピート再生から抜け出すなんてもうむり。
音量を上げる指も止まらなくなります。
ただ病名が欲しかったkyiku

2021年よりYouTubeに楽曲を投稿しているボカロPのkyikuさん。
彼が投稿し口コミが広まっているのが、『ただ病名が欲しかった』です。
このタイトルからもダークな雰囲気が伝わってきますよね。
そんな本作は、病を患ったことで周囲の人に心配され、それがずっと続いてほしいと願う様子が描かれています。
誰しも共感できるのではないでしょうか。
ちなみに、歌詞には他の解釈もあるので、じっくり聴いてみてくださいね。
ブラッドベリてにをは

始まりから終わりまで聴きのがさないでいられない、てにをはさんの『ブラッドベリ』です。
flowerのパンチの効いたハイトーンボイスを使用しており、テンポよく音が重なっていく感じがとっても心地よいですよね。
てにをはさんお得意でもある、同じ音をくり返すという韻を踏んだ歌詞も計算されいて、さすがです。
歌詞と曲調は暗いのになぜかノッてしまう神曲!てにをははこの歌を自分でも歌っているんですが、そちらもかっこよくてオススメです。
NightmareAzari

ダークなエレクトリックチューンにハマる人続出!
海外ファンも数多く存在している人気ボカロP、Azariさんによる楽曲で、2022年に発表されました。
ずしりと響くベースに、flowerのノイジーな歌声が印象的。
何かがこちらにだんだんせまってきているような……聴いているとそういう感覚、怖さを覚えます。
その、サウンドアレンジにあおられて抱く恐怖こそ『Nightmare』つまり「悪夢」なのかもしれませんね。
みなごろしなきそ

ボカロP、なきそさんによる楽曲『みなごろし』は2024年2月にリリースされた作品。
ゾクゾクするようなサウンドアレンジと歌愛ユキのあどけない歌声が、唯一無二な世界観を生み出しています。
そして曲調だけでなく、歌詞の一つひとつが生々しく、病みソングでありながら切なくも美しい空気感があるんですよね。
優しさと狂気の合わせ技と言える本作から、なきそさんの底知れぬパンクスピリットを感じ取れるはず。
いいですか黒うさぎ

自己嫌悪や社会との疎外感を描いた病みソングです。
黒うさぎさんによる楽曲で、2024年12月に発表。
「VOCAParty!」参加作品として注目を集めました。
重音テトの歌声が心に刺さるナンバーで、言葉の一つひとつから伝わってくる切実な感情が、聴く人の心をつかんで離しません。
自分の存在価値に悩んでいる人や、社会に馴染めないと感じている人にぜひ聴いてほしい。
きっと共感できる何かが見つかるはずです。
なりすましゲンガーKulfiQ

メロディーや曲調は明るいのに、歌詞や映像が病んでいるというギャップの感じられる作品です。
ポップさの中にある、胸締め付けられるようなメッセージ性。
学生なら共感できるかもしれません。
歌いやすいので、カラオケで歌うと盛り上がりますよ。