【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(141〜150)
ヴィータ柊キライ

メランコリーな気分の夜に寄りそうボカロ曲といえば『ヴィータ』。
数多くの歌い手に楽曲提供をおこなうボカロP・柊キライさんが2022年に制作しました。
ゴシックな世界観で展開する情熱的なサウンドが響きます。
病んだ心を素直に表現した曲なので、孤独や不安を感じる夜に聴きたくなりますね。
切ない思いがギュッと詰まったflowerの歌唱にも注目。
とにかく深く考えてしまう時に聴きたくなるディープな曲です。
誰にも言えない気持ちに寄りそう病みソングを聴いてみてください。
後追い自殺に定評のあるみっちゃんマェロP

タイトルがすでに病んでますね。
マェロPさんの作品で2010年に公開されました。
歌詞の内容がとにかく重く、背中にのしかかってくるようです。
メロディーはキャッチーで聴きやすく、軽快……とはちょっと違いますが、暗すぎないギターロックな印象。
ちなみにLilyバージョンもあるので、気になる方はぜひ調べてみてください。
エンゼル92MARETU

『うみなおし』や『ホワイトハッピー』などのヒット曲で知られるボカロP、MARETUさんの『エンゼル92』。
重みと軽やかさを合わせ持つサウンドに、ミクのエッジのある歌声がマッチしています。
タイトルからすでに考察するポイントがたくさんあるので、聴くたびに新しい発見ができるかも。
病みソングが好きな方はもちろん、かっこいい曲が好きな方にもぜひ聴いてほしい1曲です。
みなごろしなきそ

ボカロP、なきそさんによる楽曲『みなごろし』は2024年2月にリリースされた作品。
ゾクゾクするようなサウンドアレンジと歌愛ユキのあどけない歌声が、唯一無二な世界観を生み出しています。
そして曲調だけでなく、歌詞の一つひとつが生々しく、病みソングでありながら切なくも美しい空気感があるんですよね。
優しさと狂気の合わせ技と言える本作から、なきそさんの底知れぬパンクスピリットを感じ取れるはず。
教祖buzzG

心を支配するようなカリスマ性と、抗えない引力が渦巻くbuzzGさんの楽曲です。
この作品は信者を闇に落とす教祖の心を描いており、怖いと思いながら身も心も委ねてしまいたくなる、依存の怖さを鮮烈に表現しています。
またどこかアンニュイで怪しいギターロックサウンドやテトのクールな歌声など、聴きどころ盛りだくさん。
物語性の強いロックにどっぷりひたっていってください!
ニャンMARETU

ゾクゾク感に襲われる、中毒性ばつぐんのボカロ曲です。
MARETUさんの楽曲で、2024年12月に発表されました。
猫の鳴き声がたくさん登場しており、一聴だとかわいい曲に思えます。
しかしその奥にはどろりとしたストーリー性が。
聴く人の心をグサリと刺さる、MARETUさんらしいナンバーです。
いったいどういう意味合いをふくんだ曲なのか、ぜひじっくりと考察してみてください。
わたしは異端szri

「自分は周りと違う、どこかおかしいのかも」と、孤独にさいなまれたことはありませんか?
szriさんの作品『わたしは異端』は、そんな胸に突き刺さる痛みを力強く代弁してくれます。
重厚なエレクトロサウンドと鋭いギターが交錯し、UTAU足立レイの人間離れした歌声が孤立感を際立たせる、まさに唯一無二の世界観です。
2025年7月に公開された作品で、コンピアルバムに『アダチアダプタ』に収録。
周りに馴染めず自分を責めてしまう夜、その尖った感情にぴたりとハマります。