【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
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【刺さる】ボカロの病みソング特集(321〜330)
イリアぬゆり

シンガーソングライターやボカロPとして活躍しているぬゆりさん。
彼が初めて負荷を使い手掛けたオリジナル曲が『イリア』です。
こちらは人間の心の闇を描くような歌詞に仕上がっています。
曲を聴いていくとどうやら主人公が罪悪感を持っていることや、何か過ちを犯してしまったことがわかります。
詳しく説明しすぎていないので、それぞれに解釈をふくらませて感情移入できるのがいいですね。
ちなみにタイトルは三人称の複数形、もしくは人名と思われます。
クレイぬゆり

もしかしたら、創作をしている方にとくに刺さるかもしれません。
音楽プロげ区とLanndo名義でも活動している人気ボカロP、ぬゆりさんによる作品で、2022年にリリースされました。
どこか影のあるバンドサウンドを主軸に展開していく、スタイリッシュなボカロ曲です。
心の内を独白していくような歌詞は共感性の高い仕上がり。
「諦めきれない思い」を抱えているならわかるはずです。
リフレインするピアノフレーズとノイジーなギターソロ、その対比がかっこいい間奏パートは必聴ですよ!
盲目の怪物ひらぎ

独特な世界観に没頭してしまう、ひらぎさんによる楽曲『盲目の怪物』をご紹介します。
2024年2月に公開された本作は、ボカコレ2024冬のルーキーで7位入賞を果たしました。
歌詞では自己否定や社会への嫌悪など、内面の葛藤が描かれています。
メロディーはリズミカルながらメランコリックな雰囲気があり、初音ミクの透明感のある歌声によってさらに魅力がアップ。
心の奥底が煮えたぎっているようなメッセージ性が、つらい日々にも寄り添ってくれそうですね。
退廃的ですが心を射抜くボカロ作品と言えます。
私ト一ツノ心臓ヲまさ

まささんは作詞作曲、編曲、動画作成まで自らこなし、そのうえで多作なボカロPです。
シリーズものの曲を何作も投稿しています。
その中からとある姉妹の話の1曲目をご紹介。
和風の音がクセになります。
関連作に『私ノ七ツノオ祝イニ』『私ハ二人ノオ祝イニ』があります。
僕は依存症みきとP

失恋した時の悲しみは大きいですよね。
ということで紹介したいのが『僕は依存症』です。
こちらは愛する人を恋しく思う主人公を「依存症」になぞらえた1曲。
手がけているのはみきとPさんで、彼の持ち味であるリアルな心理描写が詰め込まれています。
また、初音ミクバージョンと裏命バージョンがあるので、聴き比べができますよ。
YouTubeで日本語字幕をオンにすると現れるメッセージにも注目です。
製作の裏側が語られていますので、ぜひ。
小夜子みきとP

女の子の心の闇を歌った、リアルを追求した病みソングです。
自分自身が否定されているかのような日。
一度は感じたことのある気持ちの落ち込み。
何不自由ない生活を送っていても、突然何かに襲われたかのように、全部が嫌になることってありますよね。
そんな時の少女の悲痛な心の叫びを、独特なメロディーに乗せて歌っています。
可哀想はカワイイ♡みつあくま

孤独感や不安を現代的な視点で鋭くえぐる作品です。
みつあくまさんの楽曲で、2024年9月にリリースされました。
ポップサウンドと裏腹な、承認欲求や自己肯定感の欠如をテーマにした歌詞が胸に刺さります。
ネット社会への批判的な視点と、その中で生きる若者の苦悩が垣間見える内容。
初音ミクのハスキーな歌声がまた、主人公の孤独をより際立たせていますね。
現代を生きる人々の心の奥底にある感情を掘り起こす、中毒性の高いボカロ曲です。
椿に酔う。るーぱあP

一途さが怖い、と思ってしまうかもしれません。
ボカロP、るーぱあPさんの3作目で2021年に公開。
ボカロイベント『The VOCALOID Collection ~2021 Spring~』参加曲です。
レトロな雰囲気ただようロック調の作品で、サウンドはとてもノリの良い仕上がり。
ただ歌詞につづられている、主人公が抱く好きな人への思いからヤンデレな匂いが。
切なさと危うさをあわせ持った、とても中毒性の高いボカロ曲です。
ヤンデ恋歌れれれP

鏡音レンがお好きという方は、おそらく聴いたことがある、れれれPさん。
この方のヤンデレソングと聞けば期待も高まるはず。
激情を抑えたような、レンのクールな歌声が楽しめます。
声色とは裏腹な、不穏で病み病みな歌詞が聴きどころです。
希うアル

少しホラーチックな世界観で聴く人を魅了しているのが『希う』です。
こちらは新世代ボカロPのアルさんが手掛けた作品。
この曲では彼女の魅力である狂気をおびた歌詞がたっぷり楽しめます。
具体的には深い愛憎模様が描かれているのですが、それをオルゴールのようなサウンドが盛り上げてくれています。
まずはじっくりと聴いて、ストーリーを想像してみてください。
ちなみにタイトルは「こいねがう」と読むんですよ。
強く願うという意味です。
【刺さる】ボカロの病みソング特集(331〜340)
ザクロイバラナ

愛する人と過ごした大切な時間を思い出して、心がざわめく姿を描いた『ザクロ』。
「花」をモチーフにした楽曲を手がけるボカロPのイバラナさんが2022年に制作しました。
忘れられない過去の恋愛に向けた感情が描かれており、切ない場面が思い浮かぶポエティックな作品に仕上がっています。
せまりくるようなエレクトロサウンドからも、情熱的な思いが伝わってくるでしょう。
初音ミクの透きとおるような歌声とともに、ピュアな思いを届けるボカロ曲です。
「別れたあとも恋人のことが忘れられない……」という方はぜひ聴いてみてくださいね。
後遺症、備忘録、時限爆弾。サツキ

サツキさんが初音ミクと歌愛ユキを起用した作品で、2022年11月にリリースされたアルバム『惨敗』に収録されています。
過去の痛みや後悔、心の奥底に潜む感情を歌い上げる、深みのある内容。
エレクトロニカやオルタナティブの要素を含む多層的なサウンドが魅力的です。
静と動の対比が際立つ曲調が、聴く人の心を揺さぶるんですよね。
内なる感情を整理したいときに聴くと、とくに来るものがあるかもしれません。
こどものらくえんサドヤ

タイトルと曲、そのギャップにやられてしまいます。
ボカロP、サドヤさんによる楽曲で、2022年10月に発表されました。
すべての音色が不穏で、可不のノイズがかった歌声とぴたり合致。
この暗くて重くて怖い曲調、好きな方は多いでしょう。
イラストと実写を織り交ぜた不気味なMVがまた、世界観に深みを与えているんですよね。
(ここからどんな物語が始まるんだろう……)そういう「先が見てみたい」という感覚になるボカロ曲です。
四十九日シャノン

孤独や寂しさを感じる方の心に寄りそうフレーズが響く『四十九日』。
主にGUMIを使用した楽曲を手がけるボカロPのシャノンさんが2022年に制作しました。
ラップ調で展開する歌詞をふんわりとつつみこむピアノの音色が印象的。
誘いこまれるような作品の世界観が特徴で、美しくも切ない物語が展開します。
誰かが語りかけているような、自分自身と向き合っているような深みのあるメッセージが受け取れるでしょう。
初音ミクとGUMIの歌唱による豊かなハーモニーに耳を傾けてみてくださいね。
ニビイロドロウレツミキ

深読みしたくなる歌詞です。
『リコレクションエンドロウル』『グラウンドゼロ』などの作者、ツミキさんによる楽曲で2018年に公開されました。
病みソングとしてご紹介していますが、しかしスタイリッシュな曲調は中毒性が高く、聴いているとテンションが上がってしまいます。
しにたがり白雪ナちらりP

死にたがる『白雪姫』の物語。
自らの死を望む彼女はいかにも病んでいますね。
弱々しい生からの逃げではなく、自らの強い意志で死を白雪姫が望むというのがポイントです。
アンニュイな美しい姫と傍らに転がるリンゴが想像できます。
音もひたすらかっこよく、歌詞の言葉の選びもハイセンスな1曲です。
Waltz Of Anomaliesナノウ

静かなオルゴールサウンドから入る、ミステリアスな病みソング。
キャッチーなメロディーと毒のある歌詞で、多くのボカロファンに愛されています。
歌詞の内容は、好きな人に言われた何気ない一言によって傷つき、気持ちがぐちゃぐちゃになった様子を表現しています。
つらい恋愛あるあるとも言える曲ですので、共感できるポイントも多いことでしょう。
ミザンバルーン×ぬゆり

ミュージシャン・須田景凪としても活躍するボカロP・バルーンさんと『ロウワー』などの代表曲で知られるボカロP・ぬゆりさんが2022年に制作したコラボ楽曲『ミザン』。
どこかアンニュイな雰囲気がただようバンドサウンドが印象的ですね。
ドラマチックな展開をみせる物語調の歌詞がクール。
愛する人を思うからこそ病んでしまう姿に共感する方もおられるでしょう。
flowerと歌愛ユキのピュアな歌唱に癒やされるボカロ曲です。
切ない恋心に寄りそうサウンドをぜひ体験してみてください。
ロヂカリストヒズミ零

圧の強さがたまらない、ハードコアエレクトリックチューンです。
ボカロP、ヒズミ零さんによる楽曲で、2021年に公開されました。
音の壁が押し迫ってくるようなサウンドが魅力。
首をこれでもかと振ってノリたくなります。
そして、トロッコ問題という倫理学の思考実験を題材にした歌詞は、考えさせられる仕上がり。
語気を荒らげる言葉、その一つひとつが心に刺さる、アグレッシブな作品です。
音の海に溺れてしまいたいときにぜひとも。
パラレルスウィーツワールドヒダリガワすらっしゅ

お菓子にちょっぴり恐いイメージが付きがちなのは、ヘンゼルとグレーテルの童話のせいなのか、それともハロウィンのせいなのでしょうか?
この曲もそんな流れをくんだ作品です。
お菓子のポップさ、鏡音レンの無邪気な声、かわいらしい歌詞から一転しての結末は必聴です。
曲の展開にあっと驚かされますよ?


