【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(141〜150)
ニャンMARETU

ゾクゾク感に襲われる、中毒性ばつぐんのボカロ曲です。
MARETUさんの楽曲で、2024年12月に発表されました。
猫の鳴き声がたくさん登場しており、一聴だとかわいい曲に思えます。
しかしその奥にはどろりとしたストーリー性が。
聴く人の心をグサリと刺さる、MARETUさんらしいナンバーです。
いったいどういう意味合いをふくんだ曲なのか、ぜひじっくりと考察してみてください。
レイドボス: カタストロフィック・ラヴcosMo@暴走P

「これぞダークな世界観」と言いたくなるハイスピードボカロナンバーです。
ボカロシーン最初期から活動している有名P、cosMo@暴走Pさんの作品で2020年に公開されました。
タイトルにある通り、主人公は強大な力を持つレイドボス。
愛も何もかもが、彼女の意のまま……そんな病みソングです。
音の壁が押し迫ってくるようなアレンジが、そのメッセージ性をさらに巨大なものにしています。
「化物の棲処」と呼ばれるシリーズ楽曲の中の一つなので、他作品もぜひとも。
チョコレートミルクあぷえら

ボカロP、Aqu3raさんの別名義、あぷえらによる楽曲で2019年に公開されました。
淡々とつむがれるメロディー、アンビエントな雰囲気ただようサウンドが胸に染みます。
「君」がいなくなった部屋に1人。
情景が頭の中に浮かんできて切ないですね。
最近失恋してしまった、という方はぜひ聴いてみてください。
【刺さる】ボカロの病みソング特集(151〜160)
Gifted苑楽アソビ

ボカロPの苑楽アソビさんが「かっこいい曲」として公開したのが『Gifted』です。
こちらは天才がゆえに誰とも分かり合えず、孤独を感じている主人公を描く内容。
力強い言葉選びや重低音は、まさに「かっこいい」の一言です。
歌唱は裏命を使用しているのですが、その音程が激しく上下します。
主人公のかっとう、もしくは悲鳴を表現しているとも取れるのではないでしょうか。
それから細かく韻を踏んでいるのにも注目して聴いてください。
カプリスキャストユギカ

ヒップホップ、EDMの要素が取り入れられたダークなボカロ曲です。
ボカロP、ユギカさんによる楽曲で、2021年に公開されました。
ハードコア調のサウンド、先の読めない展開、高音ノイズが足された切れ味するどいボーカルワークなど、魅力がたっぷり。
ついつい、もう一回、もう一回と聴いてしまいます。
病んだ恋愛感情、不毛な人間関係を思わせる歌詞は、若い世代にこそ響くかも。
独特な世界観、音像から戻って来れなくなる、ハイセンスな作品です。
ニビイロドロウレツミキ

深読みしたくなる歌詞です。
『リコレクションエンドロウル』『グラウンドゼロ』などの作者、ツミキさんによる楽曲で2018年に公開されました。
病みソングとしてご紹介していますが、しかしスタイリッシュな曲調は中毒性が高く、聴いているとテンションが上がってしまいます。
後追い自殺に定評のあるみっちゃんマェロP

タイトルがすでに病んでますね。
マェロPさんの作品で2010年に公開されました。
歌詞の内容がとにかく重く、背中にのしかかってくるようです。
メロディーはキャッチーで聴きやすく、軽快……とはちょっと違いますが、暗すぎないギターロックな印象。
ちなみにLilyバージョンもあるので、気になる方はぜひ調べてみてください。





