【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(151〜160)
イヤイヤヨMARETU

重たい感情がガツンとくる、胸をえぐる病みソングです。
MARETUさんによる本作は2024年5月に発表された楽曲。
MARETUさんらしく、リズミカルなサウンドとは裏腹に、歌詞の内容はダーク。
「お願い、誰か私を救って」という切実な思いが歌詞から伝わってきます。
孤独を感じている人や、誰かに自分を理解してほしいと思っている人にぴったりな1曲かもしれません。
毒林檎DECO*27

「謝ってももう遅い」と相手を突き放す、怒りが伝わってくる失恋ソングです。
数々の名曲を生んできたボカロ界のヒットメーカー、DECO*27さんによる楽曲で、2022年12月に発表されました。
ファンキーかつ重いサウンドにヒップホップの要素を取り入れたメロディーライン、そのハマり具合がすごいですね。
そして一度聴かせたアレンジに戻らず進んでいく展開に、主人公の強い思いが乗っかっているような気がします。
昔の恋愛に踏ん切りをつけたいとき、いかがでしょうか。
もぬけのからだMI8k

映像に登場しているナマケモノのような生き物や、人体実験の描写がホラーな作品です。
ベースのフレーズが曲の世界観、深みを増幅させているので、楽器が好きな方にぜひ聴いていただきたいです。
弾いてみたくなるはず。
エンコー少女梨本P

タイトルだけで病みソングだと伝わると思います。
しかしただ病んでいる訳ではなく、なんだか切なさも……。
『あぁあぁあぁああぁあぁああぁ』などで知られているボカロP、梨本Pさんの楽曲です。
ハスキーな調声とゴリッゴリなベース、キレのあるギターはグランジロック好きな人にはたまらないのでは。
チョコレートミルクあぷえら

ボカロP、Aqu3raさんの別名義、あぷえらによる楽曲で2019年に公開されました。
淡々とつむがれるメロディー、アンビエントな雰囲気ただようサウンドが胸に染みます。
「君」がいなくなった部屋に1人。
情景が頭の中に浮かんできて切ないですね。
最近失恋してしまった、という方はぜひ聴いてみてください。
絶交なきそ

ホラーな世界観で話題の『絶交』。
こちらはダークな曲を多く手がけているボカロP、なきそさんが発表した楽曲です。
そんな本作は付き合いを絶ってしまうことを指す言葉「絶交」をテーマに、深い憎しみを歌っています。
その憎しみが相手に向けたものとも、自身に向けたものとも取れるのがいいですね。
それから、歌愛ユキとナースロボ_タイプTを効果的に使い分けているのにも注目です。
おかげでより、曲の不気味さが際立っていますよ。
【刺さる】ボカロの病みソング特集(161〜170)
後遺症、備忘録、時限爆弾。サツキ

サツキさんが初音ミクと歌愛ユキを起用した作品で、2022年11月にリリースされたアルバム『惨敗』に収録されています。
過去の痛みや後悔、心の奥底に潜む感情を歌い上げる、深みのある内容。
エレクトロニカやオルタナティブの要素を含む多層的なサウンドが魅力的です。
静と動の対比が際立つ曲調が、聴く人の心を揺さぶるんですよね。
内なる感情を整理したいときに聴くと、とくに来るものがあるかもしれません。