【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(151〜160)
マギサwotaku

イントロからして病んでますね。
音楽ユニットJimmy’zのメンバーとしても活躍しているボカロP、wotakuさんの楽曲です。
2019年に公開されました。
かなり疾走感のあるエレクトリックミュージックです。
ハロウィンの時期にぴったりな内容かもしれません。
ひみつ気分なきそ

耳に残るメロディーと独特の歌詞で心を掴む1曲。
なきそさんによるこの作品は、2024年7月にリリースされ、ボカロファンの間で話題を呼びました。
歌愛ユキの歌声が織りなす世界観は、聴く人の心に深く刺さります。
依存心を投影された歌詞は背中がゾクゾクしてしまうような仕上がり。
怖いのに聴き進めてしまう……そういう魅力があるんです。
なきそさんの才能が存分に発揮された本作、ぜひ没入して聴いてみてください。
つづみぐさいよわ

サンリオが手掛けるキャラクタープロジェクト『まいまいまいごえん』。
その登場人物の1人であるライオンをテーマにしているのが『つづみぐさ』です。
こちらではライオンの大切な人を守ろうとする決意や、そこでうまれるかっとうを描いています。
作品のストーリーを知っていると、より共感できるでしょう。
ちなみにタイトルの『つづみぐさ』とは、タンポポの別名なんですよ。
それをふまえて聴くと、いろいろと発見がありそうです。
チョコレートミルクあぷえら

ボカロP、Aqu3raさんの別名義、あぷえらによる楽曲で2019年に公開されました。
淡々とつむがれるメロディー、アンビエントな雰囲気ただようサウンドが胸に染みます。
「君」がいなくなった部屋に1人。
情景が頭の中に浮かんできて切ないですね。
最近失恋してしまった、という方はぜひ聴いてみてください。
レイドボス: カタストロフィック・ラヴcosMo@暴走P

「これぞダークな世界観」と言いたくなるハイスピードボカロナンバーです。
ボカロシーン最初期から活動している有名P、cosMo@暴走Pさんの作品で2020年に公開されました。
タイトルにある通り、主人公は強大な力を持つレイドボス。
愛も何もかもが、彼女の意のまま……そんな病みソングです。
音の壁が押し迫ってくるようなアレンジが、そのメッセージ性をさらに巨大なものにしています。
「化物の棲処」と呼ばれるシリーズ楽曲の中の一つなので、他作品もぜひとも。
帝王教育Omoi

出だしだけだとラウドなロックかな?と思ってしまいますが、この曲の真骨頂は展開。
転がるように変わっていく曲調、くり返されるメロディーラインが病みつきになります。
Sakuraiさん、Kimuraさんによる音楽ユニット、Omoiの楽曲で2019年に公開されました。
哲学的な歌詞、そしてハイセンスなPV、どこを切り取ってもおいしい病みソングと言えます。
【刺さる】ボカロの病みソング特集(161〜170)
狂う獣Misumi

ゆったりとしたリズムで淡々と進んでいく退廃的な世界。
『反重力の街』『最後の晩餐』などの作者としても知られているMisumiさんの作品で2019年に公開されました。
PVに使用されているイラスト自体怖いですが、サウンド、曲調、展開も怪しげ。
しかしこれの雰囲気が好きな方、たくさんいるはずです。
哲学的な歌詞からは諦めに似た感情と、それを抱えつつも前を向こうとしている力強い意志のようなものが伝わってきます。