【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(161〜170)
後遺症、備忘録、時限爆弾。サツキ

サツキさんが初音ミクと歌愛ユキを起用した作品で、2022年11月にリリースされたアルバム『惨敗』に収録されています。
過去の痛みや後悔、心の奥底に潜む感情を歌い上げる、深みのある内容。
エレクトロニカやオルタナティブの要素を含む多層的なサウンドが魅力的です。
静と動の対比が際立つ曲調が、聴く人の心を揺さぶるんですよね。
内なる感情を整理したいときに聴くと、とくに来るものがあるかもしれません。
宴john

2019年よりボカロPとして活動を始め、独自のスタンスで人気を集めているjohnさん。
2020年9月17日、自身のソロプロジェクト「TOOBOE」を立ち上げて、本格的なJ-POPシーンへと活動の幅を広げることを宣言した、今後の活躍がますます期待されているアーティストです。
そんなjohnさんがボカロPとして発表した8作目の『宴』は、ニコニコ動画において殿堂入りを果たしている楽曲。
初期のボカロ曲を思わせる、エレクトロポップ風のトラックで歌われる歌詞は、所々に過激な表現を盛り込みつつも遊び心を感じる、いろいろと深読みできそうな内容。
仕掛けがありそうなイラストも含めて、こういった雰囲気をお好きな方にはたまらない楽曲ですよ。
マギサwotaku

イントロからして病んでますね。
音楽ユニットJimmy’zのメンバーとしても活躍しているボカロP、wotakuさんの楽曲です。
2019年に公開されました。
かなり疾走感のあるエレクトリックミュージックです。
ハロウィンの時期にぴったりな内容かもしれません。
消えろじん

誰しもが一度は抱いた経験があるはずの感情に、肉薄します。
『カゲロウプロジェクト』シリーズの作者として知られている、自然の敵Pことじんさんによる作品で、2022年に発表。
同年リリースされたアルバム『アレゴリーズ』に収録されています。
アコギとピアノの軽やかな音色が耳に残るんですが、聴き終わったあと胸中に渦巻くのは切なさ。
それは歌詞に投影された悲しげな想いがあるからでしょう。
とくに10代、多感な年代にこそ刺さるはずです。
マリオネットアリアしるばーな

ノリノリで病んでいる、リピート必至なボカロ曲です。
ボカロP、しるばーなさんによる楽曲で、2021年に公開されました。
艶やかさが感じられるサウンドが魅力の一つ。
v flowerの淡々とした歌声が映えていますね。
そして、どんどん削れていく、壊れていく心の内を表現した歌詞が刺さります。
今まで気づいていなかっただけで、実は自分もこうなんじゃないか……なんて考えてしまう、深みのある作品です。
ゴシックな雰囲気の曲が好きな方にもオススメ。
ブラッドベリてにをは

始まりから終わりまで聴きのがさないでいられない、てにをはさんの『ブラッドベリ』です。
flowerのパンチの効いたハイトーンボイスを使用しており、テンポよく音が重なっていく感じがとっても心地よいですよね。
てにをはさんお得意でもある、同じ音をくり返すという韻を踏んだ歌詞も計算されいて、さすがです。
歌詞と曲調は暗いのになぜかノッてしまう神曲!てにをははこの歌を自分でも歌っているんですが、そちらもかっこよくてオススメです。
なりすましゲンガーKulfiQ

メロディーや曲調は明るいのに、歌詞や映像が病んでいるというギャップの感じられる作品です。
ポップさの中にある、胸締め付けられるようなメッセージ性。
学生なら共感できるかもしれません。
歌いやすいので、カラオケで歌うと盛り上がりますよ。