自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介
コンクールの自由曲や定期演奏会、さらには野球応援や運動会など、吹奏楽部の方は頻繁に人前で演奏する機会がありますよね!
その度に頭を悩ませるのが、選曲。
定番の吹奏楽曲や流行の邦楽作品のほかにも、コンクールの自由曲であれば自分たちの魅力を発揮できる曲選びなど、いろいろ考えるとなかなか「これだ」というものが決められないかもしれません。
そこでこの記事では、悩んでいるならきっと参考になる、オススメな吹奏楽曲をたくさんご紹介していきます!
さまざまなジャンルの華やかな曲からオシャレでかっこいい曲までたくさんピックアップしたので、ぜひ自分たちで演奏してみたいと思える作品を見つけてみてくださいね。
自由曲や演奏会の選曲に!吹奏楽の名曲・定番の人気曲を紹介(141〜160)
ルイ・ブルジョアの讃美歌による変奏Claude Thomas Smith

『ルイ・ブルジョアの讃美歌による変奏』はアメリカの作曲家、クロード・トーマス・スミスさんによって1984年に書かれた壮大な変奏曲です。
この曲の目玉は何といっても途中のトランペットによるソロパートで、伸びやかなメロディーをいかにきれいに奏でられるかどうかがカギとなっています。
また、すべてのパートに共通して細かい譜割りのフレーズが多くなっています。
比較的難しい曲ですが、その分うまく演奏できた時の達成感は大きいですよ!
華麗なる舞曲Claude Thomas Smith

技術的に最も難しい曲とも評される吹奏楽の名曲、クロード・トーマス・スミスさんの『華麗なる舞曲』は、その華やかさと音の厚みが魅力的な人気曲です。
重なる金管の音色と目まぐるしく連なる木管の連符が技術的な難易度を示しますが、楽曲のイメージは難解というより非常にキャッチーで親しみやすいものです。
パワフルな曲調は、もともと最高実力と言われるアメリカ空軍軍楽隊のために作曲されたものだからでしょうか。
吹奏楽の王道をいくようなストレートで力強いナンバーです。
ワシントン・ポストJohn Philip Sousa

テレビやイベントでよく使用される楽曲であるため、聴いたことがあるという方も多いかもしれません。
あの『星条旗よ永遠なれ』を作曲したジョン・フィリップ・スーザの歴史的名曲で、吹奏楽部の演奏会だけでなく、自衛隊や消防団の音楽隊でもよく演奏されています。
マーチの醍醐味はなんといってもスネアドラムによる正確無比なビートでしょう。
体の内側からモチベーションがみなぎってくるようなリズムを聴くと、今日も一日がんばろうという気持ちになりますね!
歌劇「トゥーランドット」より後藤洋

プッチーニが最後につくったオペラの中の曲がこちら。
劇的なイメージからはじまり、しばらくすると聴きなじみのある主題があらわれます。
まるでオーケストラで演奏しているかのようなすばらしい『トゥーランドット』は、吹奏楽をやっていれば一度はチャレンジしてみたい名曲ではないでしょうか。
8人くらいから演奏が可能の、少人数用のアレンジバージョンもあるようなので、人数が少ない団体もぜひチャレンジしてみてください。
Amethyst冬野ユミ

冬野ユミさんが手掛けたNHK大河ドラマ「光る君へ」のメインテーマ曲は、雅でありながら絢爛豪華なピアノ協奏曲です。
平安時代の絵巻物のように広がるメロディーラインが印象的ですね。
広上淳一指揮のNHK交響楽団をバックに、反田恭平さんのピアノが冴え渡る名演奏!
冬野さんらしい緻密なアレンジにより、ドラマの物語と音楽が見事に融合しています。
本作は吹奏楽のアレンジでも非常によく映える曲で、古典芸能の風情を感じつつ、現代の息吹を感じられる美しい1曲。
ドラマファンや吹奏楽ファンにぜひ演奏していただきたい作品です。