「F」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、タイトルが「F」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
「F」で始まる英単語といえば「Fun」「From」「Forever」などなど、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
普段、タイトルの頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲と出会えるキッカケにもなるんですよね。
どんな曲があるのか楽しみにしながら、この記事をご覧ください。
「F」から始まるタイトルの洋楽まとめ(41〜50)
Forever Warclipping.

ノイズラップやインダストリアルといった実験的な音楽性で知られるヒップホップ・トリオ、クリッピング。
SF的な物語と社会批評を融合させる作風は高く評価されており、過去にはヒューゴー賞にノミネートされた実績もありますね。
そんな彼らによる一曲は、サイバーパンク小説に着想を得たアルバム『Dead Channel Sky』の世界を継承した作品です。
鋭利なビート上で展開されるデイヴィード・ディグスさんの高速ラップが、現代にひそむ「終わりなき戦争」という比喩を痛烈に描き出しています。
本作は2025年8月に公開されたもので、デラックス版となるアルバム『Dead Channel Sky Plus』に収められています。
ディストピア的な世界観や、知的なリリックが好きな方は要チェックの作品と言えるでしょう。
「F」から始まるタイトルの洋楽まとめ(51〜60)
FuckaboutDrenge

英国の労働党議員が辞任文で「見事なバンド」と推薦したことで、大きな話題を呼んだのが英国出身の3人組バンド、ドレンジです。
2010年頃に兄弟デュオとして活動を開始し、グランジやガレージロックを融合させた、虚無的で荒々しいサウンドを鳴らしています。
2013年にリリースされたシングル『Bloodsports』は、英TVドラマ『Misfits』のCMソングに起用され、その名を広めるきっかけとなりました。
同年末にはNMEアワードで最優秀新人バンドを受賞。
当初はギターとドラムのみの轟音が魅力でしたが、2015年以降はベースが加わり、より重厚でグルーヴ感のあるサウンドへと進化しています。
90年代グランジの遺伝子を受け継ぐダークな世界観と、現代的なガレージパンクの生々しい衝動は、ヘヴィなロックを求める人の心を鷲掴みにすること間違いなしです!
Friday, I’m In LuvAlok & Alan Fitzpatrick feat. bbyclose

ブラジルが誇る世界的DJのアロークさんと、イギリスのテクノシーンを牽引するアラン・フィッツパトリックさんが共作した、まさに夢のコラボレーション。
本作には甘美な歌声で注目を集めるシンガー、ビービークローズさんも参加しています。
週末の始まりを祝福するかのような、高揚感に満ちたダンスチューンです。
BPM135という疾走感あふれるビートと多幸感に満ちたシンセサイザー、そして恋のときめきを歌うかのようなボーカルが一体となり、金曜日の夜の解放感を演出しますね。
2025年3月に公開されたこの楽曲は、アロークさんの人気曲の一つとしても知られています。
「週末はパーティー気分で盛り上がりたい!」という方は要チェックのナンバーです!
FridayBooba

週末の浮かれた気分とは一線を画す、ダークな金曜日の世界観を提示してくれるのが、フランスのヒップホップシーンを牽引するラッパー、ブーバさんです。
彼が手掛けた作品には独特の魅力がありますね。
この楽曲は、多くの人が思い浮かべる金曜日の高揚感とは真逆の、緊張感が漂うダークなフレンチ・ラップといった感じです。
華やかな週末への期待よりも、ストリートの現実や内面の葛藤を、重厚なビートの上でクールに描いているのかもしれません。
本作は2017年11月に公開された作品で、ダイヤモンド認定を受けた名盤『Trône』に収録。
シングルとしてもフランスでダイヤモンド認定を獲得するヒットを記録しました。
ありきたりな週末ソングに飽きた方や、少し物思いにふけりたい夜にぴったりの一曲と言えましょう。
Friday 13th (ft. Octavian)Gorillaz

「13日の金曜日」をモチーフにした、アンニュイでどこか危険な香りがするトリップホップチューンです。
手掛けたのは、イギリスが生んだ世界初の本格的バーチャルバンド、Gorillaz。
彼らが2020年6月から展開した「Song Machine」というエピソード形式のプロジェクトからの一曲で、名盤『Song Machine, Season One: Strange Timez』に収録されています。
本作はフランス系イギリス人ラッパーOctavianを迎え、気だるいビートに乗せて展開されるサイケデリックな世界観が非常に印象的ですよね。
週末を前に浮かれる気分とは一線を画し、むしろ物憂げで内省的な金曜の夜を描いています。
ありきたりなパーティーソングに飽きたなら、こんなクールでダウナーな一曲に浸ってみるのも乙なものですよ。
FridayIce Cube

ウェストコースト・ヒップホップを代表するサウンドで、金曜日のチルな雰囲気を堪能できる作品があります。
こちらは、ギャングスタ・ラップのレジェンドとして知られるアメリカのラッパー、アイス・キューブさんの楽曲です。
彼が主演・脚本も担当したコメディ映画の主題歌で、日常にあるユーモアとリラックスした空気感をGファンクのビートに乗せた、非常に心地良い構成に仕上げられています。
この楽曲が収録された1995年リリースのサウンドトラック『Friday (Original Motion Picture Soundtrack)』は、全米チャートで2週間も1位を獲得しましたよね。
一週間の終わりに、仲間と集まってのんびり過ごしたい時に最適な一曲と言えるでしょう。
Friday Night HeartbreakerJon Pardi

週末の解放感に潜む、ちょっぴりダークでスリリングな金曜の夜を描いた作品です。
アメリカ出身で、2017年にCMA新人賞を獲得した実力派シンガー、ジョン・パーディさん。
彼が2024年9月にリリースしたこの楽曲は、翌年発売のアルバム『Honkytonk Hollywood』に収録されました。
伝統的なホンキートンクに、グラムロックのようなきらびやかで力強いギターサウンドが融合したスタイルがクセになりますね。
金曜の夜に出会った抗えない魅力を持つ相手に心を奪われてしまう、スリリングな駆け引きが目に浮かびます。
彼のドラマティックな歌声が、危険な恋のムードを一層盛りあげます。
いつもの金曜日とは違う刺激的なサウンドをお探しの方は、きっとこの世界観に引き込まれるでしょう。





