「F」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、タイトルが「F」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
「F」で始まる英単語といえば「Fun」「From」「Forever」などなど、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
普段、タイトルの頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲と出会えるキッカケにもなるんですよね。
どんな曲があるのか楽しみにしながら、この記事をご覧ください。
「F」から始まるタイトルの洋楽まとめ(41〜50)
Feels Like We Only Go BackwardsTame Impala

孤独なサウンドが世界を魅了した、まさに2010年代を代表する名盤!
オーストラリア出身のテーム・インパラは、ケヴィン・パーカーさんによる実質的なソロプロジェクトです。
2012年にリリースされた2ndアルバム『Lonerism』は、パーカーさん一人が生み出した音の万華鏡。
60~70年代のサイケデリック・ロックへの憧憬を抱きつつ、現代的なエフェクトやシンセを大胆に使いこなすサウンドは、発売当時とても革新的でした。
その独創性は世界中で絶賛され、グラミー賞ノミネートやNME誌の年間ベストアルバム獲得といった快挙を成し遂げたのです。
古き良きサイケの匂いを残しつつも、全く新しい音楽体験をしたい方にピッタリかもしれませんね。
「F」から始まるタイトルの洋楽まとめ(51〜60)
Forever FailureParadise Lost

「自分は永遠に失敗し続ける存在なのではないか」と、深い無力感に襲われた経験はありませんか?
英国のゴシック・メタルの先駆者、パラダイス・ロストのこの作品は、そんな心の闇に寄り添う一曲です。
重厚なリフが絶望の深さを描き、その上で奏でられるクリスタルのように美しいギターの旋律が、悲壮な美しさを際立たせます。
曲中で聴こえる不穏な語りは、主人公の精神的な崩壊と狂気を暗示しているかのよう。
本作は1995年6月に発売された名盤『Draconian Times』に収められた楽曲です。
どうしようもない壁にぶつかり、暗い感情に飲み込まれそうな夜に聴けば、その荘厳な悲しみが逆に心を静めてくれるのかもしれませんね。
Fast CarTracy Chapman

アメリカ出身のシンガーソングライター、トレイシー・チャップマンさんの代表曲です。
貧しい現実から抜け出したくて、たった一台の速い車に夢を託した…。
そんな切実な物語を、彼女の深く、どこか物悲しい歌声が紡いでいきます。
希望を抱いて飛び出したはずなのに、現実はあまりに過酷で、パートナーとの溝は深まるばかり。
自分だけが必死にもがいているような孤独感に、思わず感情移入してしまいますよね?
「いつかきっと何者かになれる」というささやかな願いが、あまりにもはかなく崩れていく様に胸が締め付けられます。
この曲を聴きながら物語にどっぷり浸かると、そのやるせなさに涙がこぼれてしまうかもしれません。
FUCK YOUCeeLo Green

底抜けに明るいソウルサウンドとは裏腹に、あまりに率直すぎる本音が飛び出す、アメリカのシンガー、シーロー・グリーンさんの楽曲です。
好きな人がお金持ちの新しい相手に乗り換えてしまうのは、悲しいけれどありがちな話。
本作はそんな時の怒りや嫉妬といった感情を、これでもかと正直に、そしてユーモラスに歌い上げてしまうんです!
この清々しいほどの正直さが多くの人の心をつかみ、2010年8月にアルバム『The Lady Killer』からシングルカットされると、過激さゆえに放送が制限されながらも全米チャートで2位を記録しました。
悔しい失恋で落ち込んでいる時に聴けば、そのモヤモヤも笑い飛ばせるかもしれませんね。
For NowLauv

会えない時間が続くと、ふと不安になってしまう。
そんな遠距離恋愛ならではの繊細な心に優しく寄り添うのが、アメリカのシンガーソングライター、ラウヴさんの楽曲です。
本作では、離れて過ごす日々の寂しさと、それでも相手を深く想う愛おしさが、エモーショナルなメロディに乗せて描かれています。
2020年3月にリリースされたアルバム『How I’m Feeling』に収められたこの一曲は、ラウヴさんのロマンティックで切ない一面を映し出したかのよう。
遠距離恋愛を経験した方なら、主人公の揺れる気持ちが手に取るようにわかるはず。
次に会える日を信じて、今のこの想いを大切にしたくなる、そんな温かい気持ちにさせてくれるかもしれませんね。
Funky StuffKool and The Gang

アメリカ出身のバンド、クール&ザ・ギャングの代表曲『Funky Stuff』。
後のヒップホップで頻繁にサンプリングされ、ビートのネタ元としてもおなじみの楽曲ですよね。
この曲がオープニングトラックとして収録され、1973年にリリースされてグループにとってはブレイクのきっかけをつかんだとされるのがアルバム『Wild and Peaceful 』です。
ファンクやジャズ、R&Bなどを融合させて熱く骨太なファンクチューンからメロウなナンバーまでを自在に行き来するスタイルは、まさにファンクの金字塔!
ぜひチェックしてみてください。
FireOhio Players

アメリカのファンクバンド、オハイオ・プレイヤーズの『Fire』は、ファンクの歴史を語るうえで欠かせない名盤です。
タイトル曲で鳴り響くサイレンの音からはじまり、タイトなドラムと強力なホーンセクションが一体となったグルーヴに切り替わったところで、聴く人のテンションも一気にアップ!
この熱いサウンドを体感するポイントは、とにかくうねるようなベースラインに身を委ねること!
アルバムを通して貫かれる圧倒的な熱量は、時代を超えて多くのアーティストに影響を与えており、ファンクという音楽の持つパワーを全身で楽しめるでしょう。