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【2025年10月】洋楽最新リリース曲まとめ

音楽ファン、特に洋楽リスナーにとっては毎日のように公開される世界中の音楽を楽しめるサブスク時代は本当にありがたいですよね。

とはいえ、「あまりにも情報過多で誰がいつ新曲をリリースしたのかが把握できないし困っている……」そんな悩みを持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらの記事では洋楽の最新リリース曲をリサーチ、的確なレビューとともにお届けしています。

ロックやポップス、クラブミュージックなど幅広いジャンルの中からメジャーやインディを問わず網羅していますので、まとめて洋楽の新曲をチェックしたいという方であればブックマークは必須ですよ!

洋楽リリース曲まとめ(171〜180)

It’s Just A TitleBen Quad

Ben Quad “It’s Just A Title” (Official Music Video)
It's Just A TitleBen Quad

ミッドウエスト・エモのきらめきとマスロックの技巧でインディーシーンを駆け上がってきたオクラホマシティの4人組、ベン・クアッド。

2024年にPure Noise Recordsと契約し、次世代のエモシーンを担う存在として注目される彼らが、2025年11月リリースのアルバム『Wisher』から先行曲を公開しました。

この楽曲は「自分の暮らしは良くなったのか」という実存的な問いをテーマにしながらも、サウンドはよりポップ・パンクへ接近しつつトレードマークのテクニカルなギターリフは健在ですね。

内省的な世界観と裏腹の開放的なメロディが、かえって切実な感情を際立たせるキラーチューンです。

プロデューサーのスタジオで合宿し、バンド史上最速で完成したという本作。

エモの叙情性を保ちつつ、より開かれたサウンドを求めるリスナーにぴったりですね!

Holy VisionsNEW!AFI

AFI – Holy Visions (Official Music Video)
Holy VisionsNEW!AFI

ハードコア・パンクからキャリアを始め、ゴシックやエモへと進化し続けるカリフォルニアの雄、AFI。

2006年には名盤『Decemberunderground』で全米チャート1位を獲得するなど、長年にわたりシーンの第一線で活躍しています。

そんな彼らが2025年10月リリースのアルバム『Silver Bleeds the Black Sun…』から公開した一曲は、彼らの美学を凝縮したダークなポストパンクナンバー。

冷たくミニマルなシンセとタイトなビートが生む80年代的な空気感の中で、Davey Havokさんの情感豊かなボーカルが冴えわたります。

この楽曲で描かれるのは、時の循環や毒と救済といった寓話的な世界観。

退廃的でありながらもどこか神聖な響きを持つメロディに乗せるセンスはさすがですね。

ダークで美しいロックを求める方にこそ聴いてほしい作品です。

TiramisuNEW!Don Toliver

Don Toliver – Tiramisu [Official Music Video]
TiramisuNEW!Don Toliver

ヒップホップとR&Bを自在に行き来するメロディアスなスタイルで人気を集めるラッパー、ドン・トリヴァーさん。

トラヴィス・スコットさん率いるレーベル所属の実力派としても知られていますね。

そんな彼がCardo Got Wingsさんをプロデューサーに迎えてリリースしたのが、こちらのシングル。

甘いデザートを官能的な欲望のメタファーとして用いたリリックが非常に印象的な作品です。

幻想的で滑らかなビートの上を浮遊するような彼のボーカルは、まさに中毒性がありますよね。

2021年10月のアルバム『Life of a Don』が全米2位を記録したことからも、その勢いは本物。

ムーディーでドリーミーな本作は、夜の静かな時間に聴くと、より深くその世界観に浸れると思います。

ドン・トリヴァーさんの新たな魅力が詰まったこの一曲、ぜひチェックしてみてください。

Cute AggressionNEW!Perrie

Perrie – Cute Aggression (Official Audio)
Cute AggressionNEW!Perrie

2010年代のイギリスを代表するガールグループ、リトル・ミックス。

2022年の活動休止後、メンバーのペリーさんがソロアーティストとして活動を本格化させています。

こちらの2025年9月に公開された作品は、同月リリース予定のデビューアルバム『Perrie』からのプロモーショナル・シングル。

本作のユニークなテーマは、あまりの愛しさゆえに噛みついたり、瓶に閉じ込めてしまいたくなるような「キュート・アグレッション」という衝動的な愛情です。

夏の日差しを感じさせる鮮やかで大胆なポップサウンドの上で、甘さと少しの狂気が同居する情熱的な感情が見事に表現されていますね。

音楽活動に悩んだ彼女が自身と向き合った末に作り上げたという背景も、本作の深みを増しています。

ただ明るいだけのポップスでは物足りないという方は、要チェックの作品と言えるでしょう。

oh to be lovedJVKE

JVKE – oh to be loved (Official Lyric Video)
oh to be lovedJVKE

『golden hour』で世界的なメガヒットをおさめたシンガーソングライター、ジェイクさん。

TikTokを利用している方なら、一度は彼の音楽を耳にしたことがあると思います。

そんな彼が2025年8月にリリースした作品が、こちらのバラードナンバー。

本作は、実兄と共同で制作されたノンアルバム・シングルで、ピアノの美しいアルペジオとジェイクさんの繊細な歌声が感動的に調和しています。

「愛されること」という普遍的なテーマを、穏やかでありながらもエモーショナルに歌い上げており、壮大さと親密さをかねそなえたサウンドが魅力です。

アジア・ツアーとあわせて話題となった本作は、静かな夜にじっくりと物思いにふけりたい時に聴くのにぴったりですね。

洋楽リリース曲まとめ(181〜190)

One Last TimeNEW!Blue

Blue – One Last Time (Official Audio)
One Last TimeNEW!Blue

2000年代初頭に一世を風靡したUKのボーイズ・グループ、ブルー。

R&Bを基調とした美しいハーモニーを武器に、2003年にはBRIT Awardsを受賞するなど、ポップスが好きな方ならご存じだと思います。

そんな彼らの一曲が、アルバム『Reflections』に先駆けて2025年9月に発表されました。

この楽曲はメンバーのダンカン・ジェイムスさんが亡き友を想い書き下ろしたそうで、再会を願う切実な想いが胸に迫る、非常にパーソナルな作品となっています。

従来のソウルフルな魅力はそのままに、ギターが牽引するダイナミックなポップロックへとサウンドを昇華させている点も聴きどころですね。

大切な誰かを心に浮かべながら、その力強いメッセージに耳を傾けたい人にとって、深く響く一作と言えるでしょう。

OceanNEW!Calvin Harris, Jessie Reyez

Calvin Harris, Jessie Reyez – Ocean (Official Visualiser)
OceanNEW!Calvin Harris, Jessie Reyez

スコットランド出身のプロデューサー、カルヴィン・ハリスさん。

EDMからファンクまで多彩な楽曲で知られるアーティストなのですが、今回はカナダのシンガー、ジェシー・レイエズさんと組んだ作品をリリースしました。

この楽曲は、甘やかなギターの響きと流れるようなベースラインが心地よいダンス・ポップにまとめられています。

穏やかながらも高揚感を誘うハウスサウンドと、ジェシーさんの生々しい感情がこもった歌声が見事に両立しています。

歌詞では、海の引力になぞらえて、恋に落ちていく陶酔感と解放感が描かれています。

2017年のアルバム『Funk Wav Bounces Vol. 1』でも共演した二人だけに、息の合った表現がすばらしいです。

洗練されたダンスミュージックをお探しの方は要チェック!