RAG MusicMusic
素敵な洋楽
search

【2025年6月】洋楽最新リリース曲まとめ

音楽ファン、特に洋楽リスナーにとっては毎日のように公開される世界中の音楽を楽しめるサブスク時代は本当にありがたいですよね。

とはいえ、「あまりにも情報過多で誰がいつ新曲をリリースしたのかが把握できないし困っている……」そんな悩みを持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらの記事では洋楽の最新リリース曲をリサーチ、的確なレビューとともにお届けしています。

ロックやポップス、クラブミュージックなど幅広いジャンルの中からメジャーやインディを問わず網羅していますので、まとめて洋楽の新曲をチェックしたいという方であればブックマークは必須ですよ!

もくじ

【2025年6月】洋楽最新リリース曲まとめ(161〜180)

OblivionLorna Shore

アメリカのデスコアシーンを代表するバンド、ローナ・ショアが8分超えの壮大な作品をリリース。

シンセサイザーの静かな導入から一気にテンポを上げ、ウィル・ラモスさんの凄絶なグロウルとスクリームが聴く者を圧倒します。

シンフォニックな要素を抑えつつ、デスコアの本質に立ち返った本作は、中盤のブレイクダウンでラモスさんのピッグスクイール技法が炸裂。

終盤ではパワーメタル的なギターソロも展開され、新境地を感じさせます。

2025年9月発売予定のアルバム『I Feel The Everblack Festering Within Me』の1曲目を飾る作品で、2021年のEP『…And I Return to Nothingness』収録曲『To the Hellfire』以来の衝撃作といえるでしょう。

エクストリームメタルファンなら必聴の一曲です。

CRASH DUMMYNEW!Joey Bada$$

Joey Bada$$ – CRASH DUMMY (Official Audio)
CRASH DUMMYNEW!Joey Bada$$

現在西海岸のラッパーたちと壮絶なビーフの真っ最中であるルックリン出身のラッパー、ジョーイ・バッドアスさんが2025年5月に送り出した渾身の一曲です。

90年代の黄金期を彷彿とさせるブームバップサウンドをベースに、2Pacさんの名曲のサンプリングを巧みに使用した攻撃的なトラックが印象的。

アルバム『1999』から『2000』まで、数々の名盤を世に送り出してきた彼ならではの鋭いリリックと、ストーリーテリング性の高いフロウが光ります。

本作はPro Eraのメンバー、カーク・ナイトさんのプロデュースによるもので、東海岸ヒップホップの伝統を受け継ぎながらも、現代的な解釈を加えた意欲作。

ヒップホップの歴史に造詣が深く、メッセージ性のある作品を好むリスナーにぜひ聴いてもらいたい一曲です。

MY TOWN (feat. Loaded Lux)NEW!Joey Bada$$

Joey Bada$$ – MY TOWN feat. Loaded Lux (Official Audio)
MY TOWN (feat. Loaded Lux)NEW!Joey Bada$$

昨今のラップシーンにおいて東西の緊張関係が高まっている中、アメリカ・ニューヨーク出身のジョーイ・バッドアスさんが新たなディストラックをリリースしました。

バトルラップ界の重鎮ローデッド・ラックスさんとタッグを組んだ本作は、西海岸のラッパーたちへの痛烈な批判を展開する激しい内容となっています。

レジェンド級のヒップホップアーティストたちに影響を受けたブームバップスタイルを基調としつつ、アルバム『B4.Da.$$』や『All-Amerikkkan Bada$$』でも披露してきた鋭いフロウが際立ちます。

プロデューサーを務めるPro Era所属のカーク・ナイトさんが手掛けた重厚なビートと、東西の対立を象徴する攻撃的なメッセージが見事に調和した楽曲は、2025年のヒップホップシーンを象徴する作品となることでしょう。

Catch Me If You CanNEW!Logic

Logic – Catch Me If You Can (Official Music Video)
Catch Me If You CanNEW!Logic

ニューヨークが生んだ天才ラッパー、ロジックさんによる極上のエッセンスが凝縮された渾身の作品。

サンプリングには『Hip 2 Da Game』が使用され、懐かしい90年代のブームバップサウンドに、高速フローと切れ味鋭いワードプレイが絡み合う楽曲に仕上がっています。

2025年5月に公開された本作は、待望のアルバム『Sidequest』からの先行シングルとして注目を集め、映画『Paradise Records』の挿入歌として使用されている点も見逃せません。

また、ミュージックビデオでは人気アニメ『カウボーイビバップ』へのオマージュがふんだんに取り入れられ、ポップカルチャーを愛するファンにはたまらない映像美が展開されていますね。

往年のヒップホップの良さを知る方にもぜひ聴いていただきたい一曲です。

Kiss Me NowPierce The Veil

Pierce The Veil – Kiss Me Now (Official Audio)
Kiss Me NowPierce The Veil

ポスト・ハードコアシーンをリードしてきたPierce The Veilが、愛を紡いだラブソングを発表。

時の流れや待つことの無意味さについて問いかける歌詞は、フロントマンのVic Fuentesさんの妻への想いを色濃く反映しています。

90年代から影響を受けたメロウなギターと浮遊感のあるメロディは、アメリカのポスト・ハードコアバンドらしい情熱的な演奏と見事に調和しています。

本作は2023年のアルバム『The Jaws of Life』のデラックス版に収録され、2025年5月9日に公開予定。

同バンドの代名詞であるエモーショナルな表現力はそのままに、より大人びた色合いも感じられる一曲で、恋する全ての人に聴いて欲しい珠玉のラブソングです。

Red MoonTom Misch

Tom Misch – Red Moon (Official Lyric Video)
Red MoonTom Misch

ロンドン南部出身のマルチインストゥルメンタリスト兼プロデューサー、トム・ミッシュさんが、グラミー賞受賞プロデューサーのダニエル・タシアンさんとイアン・フィッチャックさんを迎えて、ナッシュビルで制作した新曲を2025年5月に公開しています。

本作は、彼の持ち味であるネオソウルやジャズの要素から一線を画した内省的なオルタナティブ・バラッドで、失われた愛と再生への願いを印象的に描いた名作となっていますね。

アルバム『Geography』やユセフ・デイズとのコラボレーション作品『What Kinda Music』で独自の音楽性を確立してきた彼が、より感情的な表現に踏み込んだ意欲作です。

ソウルフルな歌声とメロディアスなサウンドが心に染み入る本作は、心温まる音楽をお探しの方におすすめですよ。