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【2025年10月】洋楽最新リリース曲まとめ

音楽ファン、特に洋楽リスナーにとっては毎日のように公開される世界中の音楽を楽しめるサブスク時代は本当にありがたいですよね。

とはいえ、「あまりにも情報過多で誰がいつ新曲をリリースしたのかが把握できないし困っている……」そんな悩みを持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらの記事では洋楽の最新リリース曲をリサーチ、的確なレビューとともにお届けしています。

ロックやポップス、クラブミュージックなど幅広いジャンルの中からメジャーやインディを問わず網羅していますので、まとめて洋楽の新曲をチェックしたいという方であればブックマークは必須ですよ!

洋楽リリース曲まとめ(231〜240)

LIGHTS OUTSpite

Spite – LIGHTS OUT (Official Music Video)
LIGHTS OUTSpite

「轟音かつ魂を抉る」と評される、カリフォルニア州ベイエリア発祥のデスコアバンド、スパイト。

過去にはアルバム『Dedication to Flesh』がビルボードのチャートで14位を記録するなど、その激烈なサウンドですでに確固たる評価を築いています。

2025年8月に公開された彼らの一曲は、同年10月に控えるアルバム『New World Killer』からのリードトラックです。

この楽曲は「失うものが何もない人間こそが最も危険」というバンドの声明が示すとおり、社会認識の欠如がもたらす恐怖と暴力をテーマにしています。

従来の凄まじいデスコアサウンドに、本作ではじわじわと締めつけるようなグルーヴメタル的アプローチが加わり、より重厚で不穏な雰囲気にまとめられています。

ただ激しいだけではない、底知れぬ闇を感じさせるサウンドは、ヘヴィミュージックの深みを求めるリスナーに間違いなく響くはずです。

The Whole Woman (ft. Iggy Pop)Anna von Hausswolff

Anna von Hausswolff — The Whole Woman (ft. Iggy Pop)
The Whole Woman (ft. Iggy Pop)Anna von Hausswolff

パイプオルガンを駆使した「建築的」とも評される荘厳なサウンドで、世界的に評価されてきたスウェーデンの音楽家、アンナ・フォン・ハウスヴォルフさん。

彼女が2025年8月に公開した作品は、なんと伝説的なイギー・ポップさんを客演に迎えています。

こちらは同年10月にリリースされる6枚目のスタジオ・アルバム『Iconoclasts』からの楽曲で、自己を深く解放し、それを受け入れる他者へ捧げるラブソングがテーマ。

従来の儀式的でダークな世界観に、賛歌のようなポップさと躍動感が加わったサウンドは圧巻ですね。

壮大でドラマティックな音楽が好きな方はもちろん、彼女の唯一無二の世界観にこれから触れてみたいという方にもぴったりの、門戸を広げた一曲となっていますよ。

洋楽リリース曲まとめ(241〜250)

FEVERBuckshot & fakemink

国際的なアンダーグラウンド・ラップ・コレクティブ、ホーンテッド・マウンドに所属するラッパー、バックショットさん。

アイルランド出身で、グラフィックアーティストとしても活動する彼のダークな世界観は、コアなファンから支持されていますね。

そんな彼がイングランドのラッパー、フェイクミンクさんと共演したのが、2025年8月に公開された作品です。

プロデューサーにオスカー18さんとグリモワールさんを迎え、エレクトロポップの要素が交わるヒップホップに仕上がっています。

本作は、熱に浮かされたような高揚感と、その裏にある冷え切った自己矛盾がつづられています。

ラグジュアリーなファッションと刹那的な快楽が入り乱れる退廃的なイメージが、中毒性のあるサウンドと見事にマッチしています。

ダークで前衛的な雰囲気が好きなリスナーは必聴の1曲でしょう。

Jealous TypeDoja Cat

Doja Cat – Jealous Type (Official Video)
Jealous TypeDoja Cat

唯一無二のキャラクターとジャンルを横断する音楽性で、世界中のファンを魅了するドージャ・キャットさん。

そんな彼女が、2025年9月リリースのアルバム『Vie』からの先行シングルを公開しました。

本作は、ジャック・アントノフさんとY2Kさんがプロデュースを手がけた、80年代のムード漂うディスコ・ファンクサウンドが特徴です。

きらびやかなトラックの上で歌われるのは、意外にも嫉妬心という複雑なテーマ。

愛を渇望する一方で疑ってしまう、脆くストレートな感情が巧みに表現されています。

このダンサブルな曲調と内省的な歌詞のコントラストに、彼女のアーティストとしての深みが感じられますね。

2025年5月にはMarc Jacobsの広告で使用され、大きな注目を集めました。

ドライブやパーティーで盛り上がるのはもちろん、歌詞を読み解きながら聴くのもオススメな一曲です。

Revenge in CarnageDying Wish

Dying Wish – Revenge in Carnage (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
Revenge in CarnageDying Wish

2021年のデビュー作から着実に評価を高めてきたポートランドのメロディック・メタルコアバンド、ダイイング・ウィッシュ。

そんな彼らが2025年9月にリリースする待望のアルバム『Flesh Stays Together』から、先行シングルを公開しています。

この楽曲は、ボーカルのエマ・ボスターさんが語る「人間が引き起こす終末的暴力のアンセム」という言葉通り、凄まじい緊迫感に満ちた作品です。

本作では、自己の幻想が崩壊し、自分と他者の境界が曖昧になるという深遠なテーマを探求しています。

その激烈なサウンドは、絶望的な状況下でただ生き残るしかないという強烈なメッセージを突きつけてきますよ。

日常に潜む不条理や自身の内なる葛藤と向き合うための、ある種の力強いサウンドトラックとして響くはずです。

Tell HerElla Mai

Ella Mai – Tell Her (Official Audio)
Tell HerElla Mai

イギリス出身で現代R&Bシーンを代表するシンガー、エラ・メイさん。

2019年のグラミー賞を受賞した『Boo’d Up』など、90年代R&Bへの憧憬を現代のサウンドへとみごとに昇華させる実力派ですね。

そんな彼女が2025年8月に公開したのが、盟友DJマスタードさんがプロデュースを手がける作品です。

この楽曲は彼女の持ち味であるソウルフルなR&Bに、モダンなトラップビートをセンス良く融合させたプロダクションが実にスタイリッシュです。

一度愛したらとことん深く愛するという情熱と、愛しているなら言葉にしてほしいというストレートな願いを切々と歌い上げる本作は、R&Bファンならずともぜひ聴いていただきたいですね。

感情豊かな歌声と洗練されたトラックのバランスもバツグンなので、ぜひ隅々まで味わってみてください。

TrenchesMaruja

Maruja – Trenches (Official Video)
TrenchesMaruja

ポストパンクやジャズ、ノイズを融合させたサウンドで注目を集めているマンチェスターのバンド、マルーハ。

2024年のEP『Connla’s Well』が複数の音楽メディアで年間ベストに選出された実力派ですね。

そんな彼らがデビューアルバム『Pain to Power』に先駆けて2025年8月にリリースしたのが、こちらの楽曲。

本作は革命家フレッド・ハンプトンの言葉を引用し、抑圧への抵抗と変革を叫ぶ、まさに“革命の呼びかけ”といった趣の一曲に仕上げられています。

バンド自身が「激しくハイオクタンなバンガー」と語る通り、攻撃的なビートと情熱的なジャズが融合した圧倒的なエネルギーが渦巻いています。

現状に憤りを感じている方や、社会を変える力を信じたいと願うすべての人に聴いてほしいナンバーですよ!