「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「R」で始まる英単語といえば「Rock」「Rain」「Re」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「R」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
特定の頭文字で始まる曲だけを探す機会はあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲を聴く機会になるんですよね。
新たな発見を楽しみにしながら、この記事をご覧ください。
「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ(411〜420)
Round and RoundRatt

抜群のルックスと高度な音楽性を兼ね備え、80年代のグラムメタルシーンを代表するバンドとして知られるRATT。
1984年にリリースされたデビュー・アルバム『Out of the Cellar』に収録されたこの楽曲は、キャッチーなリフと印象的なコーラスで、ビルボード・ホット100で12位を記録する大ヒットとなりました。
愛と失恋、そして人生の循環をテーマにした歌詞は、多くの人々の心に響き、夏の思い出と共に記憶に刻まれています。
映画『ザ・レスラー』やテレビシリーズ『ストレンジャー・シングス』などでも使用され、長年にわたり愛され続けているこの曲。
夏のドライブや、友人とのBBQパーティーなど、エネルギッシュな雰囲気を盛り上げたい時にぴったりの一曲です。
RiseRainer Maria

90年代エモコアはナイーブな男性中心の音楽と思われがちですが、大傑作アルバム『This Afternoon’s Malady』を残したJEJUNEなどの女性と男性による混成ボーカルであったり、女性がフロントに立つバンドも一定数存在しています。
その中で最も知名度が高く、来日経験もある最高の3ピース・バンドがレイナ―・マリアです。
著名な詩人であるライナー・マリア・リルケからそのバンド名を取ったというインテリジェンス、3ピースならではの各楽器の絡み合いが際立つバンド・アンサンブル、美しいメロディ・ラインを武器として、ここ日本のエモコア好きの中でも人気の高いバンドなのですね。
USインディーズやエモコアの重要作を多くリリースしている名門ポリヴァイナル・レコーズから発表した作品はどれも高い評価を得ておりますが、今回は彼女たちが1999年に発表した名盤セカンド作『Look Now Look Again』を取り上げましょう。
デビュー作の荒削りなサウンドが一気に洗練され、ケイスリン・ド・マライスさんの上品なボーカルによる美しいメロディが全面に押し出され、繊細かつアグレッシブなギター・ワークと歌うようなベース・ライン、しなやかなドラムスが織り成す楽曲群はどれも最高に素晴らしい。
女性ボーカルのエモコアの先駆けとして、まずはこの1枚を自信を持ってオススメします!
RadioRAMMSTEIN

あまりの異様さがクセになってしまうのがラムシュタインの『Radio』です。
ラムシュタインはドイツで結成されたロックバンドで、火炎放射器や爆竹を使った過激なライブパフォーマンスをすることでよく知られています。
音楽的には、比較的ヘヴィーなバンドサウンドとクラフトワークのようなテクノの要素、そして、クラブミュージックに演劇、オペラを足したような感じです。
一見、奇妙な組み合わせですが、実際に聴いてみるとその不思議な魅力にハマってしまうことまちがいなしですよ!
Rockaway BeachRamones

爽快なサウンドと夏の開放感が溢れる、パンクロックの名曲です。
ラモーンズが1977年にリリースしたアルバム『Rocket to Russia』に収録されており、ビーチボーイズやサーフロックの影響を受けた軽快なメロディが印象的。
ニューヨークの熱い夏を描いた歌詞は、聴く人の心をくすぐります。
本作はビルボードホット100で66位を記録し、バンド最高のヒット曲となりました。
2013年6月には、ハリケーン・サンディからの復興を促すラジオCMにも起用されています。
ビーチでの休日や、夏のドライブのBGMとしてぴったりな一曲。
暑い季節を乗り切るためのエネルギーをくれる、パワフルな楽曲をお探しの方にオススメです。
Roots RadicalRancid

スカパンクのレジェンド、ランシドが見せるツインボーカルの魅力は、まさに圧巻です。
リードを務めるティム・アームストロングさんとラース・フレデリクセンさんの異なる個性が絶妙に絡み合いながら、1995年リリースのアルバム『…And Out Come the Wolves』では多大な成功を収めました。
特に『Time Bomb』や『Ruby Soho』といったヒット曲は、ツインボーカルのダイナミズムが際立っていて、ライブで聴くとその場の空気を一変させる勢いがあります。
音楽性だけでなく、政治的メッセージを込めた歌詞やパンクとレゲエのクロスオーバーも印象的です。
2020年代の現在も精力的な活動を続けるレジェンドの音楽を、ぜひ体験してみてください。