「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(111〜120)
Surf’s UpThe Beach Boys

ザ・ビーチ・ボーイズの芸術性が頂点に達したシンフォニックな名曲です。
かつて幻のアルバム『Smile』のために作られながら、一度はお蔵入りになったというドラマチックな背景を持っています。
ブライアン・ウィルソンさんの奏でる繊細なピアノの調べと、万華鏡のようにめくるめく展開を見せる壮大なメロディは、聴く人の心の奥まで静かに染み渡るようです。
「子供が大人を育てる」といった哲学的な歌詞の世界に、最初は少し戸惑ってしまうかもしれません。
ですが、繰り返し耳を傾けるうちに、その深遠な美しさにきっと心を奪われるはず。
音楽という芸術の持つ無限の可能性に、じっくりと浸ってみませんか?
Simmer DownThe Wailing Wailers

レゲエの神様となるボブ・マーリーさんたちのキャリアの幕開けを飾った記念碑的な一曲であり、ザ・ウェイリング・ウェイラーズが1964年に発表したデビュー・シングルです。
当時キングストンのストリートを騒がせていた「ルードボーイ」と呼ばれる血気盛んな若者たちに、「まあ落ち着けよ」と諭すメッセージが込められています。
バックを固めるザ・スカタライツの演奏も素晴らしく、弾むようなスカのリズムを耳にすれば、思わず体が動き出してしまいます。
深刻なテーマを陽気なビートに乗せてしまうこのセンスこそ、ジャマイカ音楽の真骨頂ではないでしょうか。
SweetnessElliot James Reay

甘い恋心に隠された、ほろ苦い依存と切なさを歌い上げる、イギリスの新星エリオット・ジェームズ・レイさんの楽曲です。
本作は、恋のときめきをベリーやピーチといった味覚で表現しながらも、それだけでは満たされない渇望や甘美な痛みを描き出しています。
TikTokで500万人以上の心を掴んだ彼が紡ぐメロディは、まるで古き良きロマンス映画の世界に迷い込んだかのよう!
2025年6月にEP『All This to Say I Love You』の一曲として公開された本作を聴けば、甘くて少し危険な恋の物語に心がとろけてしまうかもしれません。
レトロなサウンドに浸りたい夜にぴったりの一曲です。
SAVIORHollywood Undead

米カリフォルニア州出身のラップロックバンド、ハリウッド・アンデッド。
彼らが2025年6月に公開した作品は、従来のスタイルから一歩踏み出し、魂の探求へと向かうダークで内省的なナンバーです。
自分自身との闘いや苦悩の果てにある再生、そして誰かの「救い」になりたいという切実な願いが込められています。
どうしようもない孤独や無力感に苛まれたとき、この曲があなたの心を照らす一筋の光になるかもしれません。
前作『Hollywood Forever』がアクティブ・ロックチャート18位を記録した彼らの、9枚目のアルバムへの序章となる本作。
出口の見えない暗闇の中でもがき苦しんでいる人にこそ聴いてほしい、力強い一曲です。
Stare at MeJANE HANDCOCK, Anderson .Paak

西海岸ソウルシーンで活躍するジェーン・ハンドコックさんが、グラミー賞を何度も受賞しているアメリカの鬼才アンダーソン・パークさんと組んだ珠玉のナンバーです。
本作は、視線が絡み合った瞬間に心が燃え上がる、甘くスリリングな恋の始まりそのもの!
「あなたの視線で魔法にかけられたみたい」と歌う情熱的な彼女に対し、「いつか結婚しよう」とユーモアたっぷりに応える彼の遊び心あふれる駆け引きがたまりませんよね。
2025年7月リリースのアルバム『It’s Me, Not You』からの先行曲で、夏の夕暮れ、ルーフトップバーで少し大人なムードに浸りたい時に聴きたくなるはずです。