「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(251〜260)
Snow [Hey Oh]Red Hot Chili Peppers
![Snow [Hey Oh]Red Hot Chili Peppers](https://i.ytimg.com/vi/p0vM9iINl28/sddefault.jpg)
雪のように繊細で、アルペジオを彷彿とさせるギターリフが心を洗い流すような清らかさをもたらす一曲です。
アメリカを代表するロックバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズによる本作は、失敗から立ち上がり、新たな人生を歩み始める決意を歌い上げています。
ジョン・フルシアンテさんの奏でる精緻なギターとフリーさんの躍動するベースラインが絶妙に絡み合い、優美な音の情景を描き出します。
この名曲は、2006年11月にシングルとしてリリースされ、収録されたアルバム『Stadium Arcadium』は全米チャートで初めて1位を獲得し、第49回グラミー賞では5部門に輝きました。
プロレス興行「WrestleMania XXIV」の公式テーマソングとしても知られ、何か新しい一歩を踏み出したい時に聴くと、そっと背中を押してくれるような温かさがあります。
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(261〜270)
SMiLEDOMi & JD BECK

SNSでの超絶技巧動画で注目を集め、「ジェネレーションZのジャズ大使」とも称されるドミ&JDベック。
フランス出身のキーボーディスト、ドミ・ルナさんとアメリカ出身のドラマー、JD・ベックさんによるこのデュオが2022年4月にリリースした、デビューアルバム『NOT TiGHT』からの先行シングルは、聴く者を笑顔にする遊び心と超絶技巧が同居したナンバーですね。
ドミさんのキーボードが奏でる70年代フュージョン風の色彩豊かな旋律と、ゲーム音楽のような電子音の融合は実にユニーク。
JDベックさんの複雑でグルーヴィーなドラムが絡み、若さと自信に溢れたサウンドを展開しています。
アンダーソン・パークさん監督、マック・デマルコさんが出演したミュージックビデオも話題になりました。
新しい音楽体験を求める方や、ドライブを盛り上げる一曲としてもってこいではないでしょうか!
Street Fighter MasKamasi Washington

現代ジャズ界に新風を吹き込むアーティストが数多く登場する中、アメリカ・ロサンゼルス出身のサックス奏者カマシ・ワシントンさんもまさにその1人と言えるでしょう。
彼の音楽は多様なジャンルを融合させた壮大なスケール感が魅力ですね。
今回ご紹介するのは、彼が2018年6月にシングルとしてリリースし、同年のアルバム『Heaven and Earth』にも収録した、ある有名な対戦型格闘ゲームにちなんだ一曲。
カマシさん自身が、まるでボクサーの入場曲のように自身のテーマソングとして制作したと語る本作は、幼少期にアーケードゲームに熱中した記憶や、争いをゲームで解決できたらという平和への願いが込められているそうです。
シンプルながら力強いファンク・ドラムのグルーヴに、エピックなメロディと即興ソロが絡み合い、聴く者を高揚させるエネルギーに満ちています。
擬似サイレント映画風のミュージックビデオも印象的で、UK Music Video Awardsにノミネートされるなど映像作品としても評価されました。
フュージョンの新たな形を感じたい方、現代ジャズを知りたい方はぜひチェックしてみてください。
SandboxLeni Stern

ドイツ出身のギタリストであり、シンガーソングライターとしても世界的に評価の高いレニ・スターンさん。
ジャズを基盤にアフリカ音楽も取り入れるなど、探求を続ける彼女のディスコグラフィーには佳曲が数多くあるのですね。
ご紹介する作品は、そんなレニさんが音楽性を飛躍させるきっかけとなったアルバム『Black Guitar』からの一曲です。
彼女の持ち味である透明感あふれるギターの音色が心地よく、ブルージーなニュアンスが独特の陰影を生み出しています。
この時期から本格的に取り組んだヴォーカルも、まるで楽器のようにサウンドに溶け込んでいるのが印象的ですよね。
本作が収録された名盤『Black Guitar』は1997年1月に発売。
自身のレーベルLSR設立後、自主性を打ち出した意欲作で、キャリアにおける転換点と言えるでしょう。
洗練と温かみあるサウンドは、フュージョンに初めて触れる方にもきっと気に入っていただけるはず。
お洒落なカフェで流れていそうな、落ち着いた大人の時間を演出してくれるのではないでしょうか。
Samurai Hee-HawMarc Johnson

マーク・ジョンソンさんといえば、アメリカ出身で世界的に評価の高いジャズ・ダブルベース奏者です。
1978年には、25歳でビル・エヴァンスさんの最終期トリオに抜擢され、その音楽性に大きな影響を受けました。
今回ご紹介するのは、彼がリーダーを務めたカルテットが1985年に録音し、ECMレーベルから届けられたアルバム『Bass Desires』の冒頭を飾るナンバー。
東洋的な音階とアメリカ西部の乾いた空気を同時に感じさせる、非常にユニークな魅力を持つ本作は、歌詞こそありませんが、聴く者の想像力を掻き立てるインストゥルメンタルです。
ビル・フリゼルさんとジョン・スコフィールドさんという二大ギタリストの火花散るインタープレイは圧巻で、フュージョンならではの即興性とグルーヴ感に満ちています。
エネルギッシュでありながらどこか郷愁を誘うこのサウンドは、ドライブのお供や、新たな音楽との出会いを求める方にぴったりと言えましょう。
Sometimes I…Scott Kinsey

シンセサイザーを駆使し、エレクトリック・ジャズ/フュージョン界を牽引するアメリカ出身のキーボーディスト、スコット・キンゼイさん。
名門トライバル・テックでの活動でも知られ、その独創的なプレイは「世界でもっとも創造的なシンセサイザー・即興演奏家の一人」と称されますね。
彼の初リーダー作、2006年10月発表のアルバム『Kinesthetics』に収められた一曲は、まさに「会話する音楽」と呼ぶにふさわしい、スリリングなインタープレイが炸裂するナンバーです!
本作はアップテンポでエネルギッシュ、即興性に富んだ展開が聴く者を高揚させるでしょう。
歌詞のないインストゥルメンタルだからこそ、サウンドが織りなす物語に深く没入できます。
この作品が収録された名盤『Kinesthetics』は、「過去10年間で最高のジャズロック/フュージョンCD」とも評されたほど。
ドライブのお供や、気分を上げたい時にぜひ体験してほしい、技巧と熱量が融合したフュージョン・チューンですよ!
SomebodyDagny

北欧ノルウェーの音楽シーンで、ひときわ輝きを放つ才能がダニーさんです。
音楽一家に育ち、ポップを基盤にインディーやエレクトロの要素を織り交ぜたサウンドは、聴く者の心を躍らせます。
2009年に活動を開始、2016年公開の「Backbeat」はApple Beats 1やドラマ『グレイズ・アナトミー』起用で世界的に注目されました。
2020年のデビュー・アルバム『Strangers / Lovers』はノルウェーで大ヒットし、収録曲「Somebody」はP3 Gull「Song of the Year」を受賞、ラジオで18週首位を記録。
Katy Perryさんの大ヒット曲「Never Really Over」共作の才能も光る彼女の音楽は、高揚感あるポップスを求めるファンにとって、まさに宝物のような存在ではないでしょうか。