「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「S」から始まる英単語には「Start」「Shake」「Season」「Save」などたくさんあります。
この記事では、そうした「S」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまで意識してこなかった方法で曲をまとめてみると、新たな発見があるかもしれませんよ!
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(371〜380)
Spike IslandPulp

24年ぶりとなる待望の新作が英国の伝説的バンド、パルプから公開されました。
1990年代ブリットポップの代表格として知られる彼らが手掛けた本作は、ディスコ調のリズムとスポークンワードが織りなす洗練された楽曲で、ステージパフォーマーとしての使命を再確認する内容となっています。
2024年11月にロンドンのOrbb Studioでわずか3週間という短期間で録音された本作には、リチャード・ホーリーさんやジェイソン・バックルさんが楽曲提供で参加。
AI技術を駆使したミュージックビデオも話題を呼んでいます。
ノスタルジーを批評的に見つめながら、より成熟した視点で芸術への情熱を表現した本作は、ブリットポップファンはもちろん、知的な歌詞と洗練されたサウンドを求める音楽ファンにもおすすめです。
Summer in the CityThe Lovin’ Spoonful

1960年代を代表するアメリカのフォークロックバンド、ザ・ラヴィン・スプーンフルが生み出した都会のサウンドスケープは、今なお色褪せない輝きを放っています。
1966年7月に公開された本作は、都市の喧騒を象徴する車のクラクションや削岩機の音を巧みに織り込んだ革新的なアレンジで、ビルボードチャートで3週連続1位を獲得。
アルバム『Hums of the Lovin’ Spoonful』に収録された本作は、暑い夏の街の情景を鮮やかに描き出しています。
ハードなロックサウンドとオルガンが織りなす疾走感あふれるメロディは、1995年の映画『ダイ・ハード3』のオープニングシーンでも使用され、夏の暑さと活気を感じさせる一曲として親しまれています。
Scary Monsters (And Super Creeps)David Bowie

音楽はもちろんその革新的なスタイルや哲学に思想なども含めて、ファッションにアート等々さまざまな分野において絶大な影響力を誇る伝説的なアーティストのデヴィッド・ボウイさん。
漫画という点において、日本では特に70年代から80年代にかけて少女漫画のキャラクター造形などにも多大な影響を及ぼしていますが、もちろん『ジョジョの奇妙な冒険』にもボウイさんの楽曲名は引用されていますよ。
第七部に登場するフェルディナンド博士のスタンド名「Scary Monsters」は、ボウイさんが1980年にリリースしたアルバムであり表題曲でもあります。
コックニーアクセントで歌うボウイさんの歌唱、キング・クリムゾンのロバート・フリップさんによるギターもカッコいい名曲ですからぜひチェックしてみてください!
SinnersRod Wave

荘厳なコーラスをバックに、感情的なメロディが心に響くソウルフルな一曲。
ウッディな音色とシネマティックなテーマがクロスオーバーした美しいサウンドの中で、アメリカ・フロリダ州出身のロッド・ウェーブさんの力強いボーカルが際立ちます。
2025年4月公開予定のライアン・クーグラー監督による超自然スリラー映画の主題歌として書き下ろされた本作は、クーグラー兄弟が監督を務めたミュージックビデオも話題に。
1930年代の南部を舞台にしたビジュアルで、映画の世界観を見事に表現しています。
アルバム『SoulFly』でBillboard 200の1位を獲得し、その実力を証明してきた彼の真骨頂とも言える作品で、映画ファンはもちろん、R&Bやヒップホップのリスナーにもおすすめの一曲となっています。
She Drives Me CrazyFine Young Cannibals

シャネルのハンドバッグのスタイリッシュな魅力について、デュア・リパさんとジェニーさんがアピールするCMです。
どちらもバッグを持って歩く姿を見せるような内容で、それぞれの自信を感じる表情から、自分らしさをバッグが支えてくれる様子が感じられますよね。
そんなスタイリッシュな映像を際立たせているのが、ファイン・ヤング・カニバルズの『She Drives Me Crazy』です。
リズムが印象的な楽曲で、そこに重なる軽やかな歌声もあって、スタイリッシュな魅力を伝えてくれますね。
Swallow ThisHot Milk

イギリス・マンチェスターを拠点に活動するHot Milkが、メディア操作や権力の問題を鋭く告発する楽曲を2025年4月に公開しています。
デビューアルバム『A Call to the Void』で全英40位を記録したこのバンドは、エモやポップパンクの要素を融合させたエネルギッシュなサウンドを展開。
本作は6月発売予定のアルバム『Corporation P.O.P』からの先行曲として、激しいギターリフと力強いビートで聴く者を圧倒します。
マンチェスターで撮影されたミュージックビデオも同時に公開され、バンドのルーツを感じさせる映像美も見もの。
エモーショナルなメロディと社会への強いメッセージが響く本作は、現代社会に疑問を持つ全ての音楽ファンにおすすめの一曲となっていますよ。
Silver LiningLaufey

憂いを帯びた歌声とジャズ・ポップスの上品なメロディが交差する美しい名曲です。
アイスランド出身のラウフェイさんが心の扉を開くような恋愛の瞬間を描いた楽曲で、アルバム『Bewitched』でグラミー賞を受賞した彼女の新たな一歩となる作品。
クラシックとジャズの素養を持ちながら、現代的なポップセンスを巧みに組み込んでいくのが彼女の真骨頂。
母親が中国人のバイオリニストというバックグラウンドを持つ彼女は、エラ・フィッツジェラルドやチェット・ベイカーからも強い影響を受けており、本作でもそんな彼女ならではの洗練された音楽性が存分に発揮されていますよ。