「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、「T」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!
「T」で始まる英単語というと「To」「Top」「Tender」をはじめ、たくさんの言葉があります。
どれも実際に楽曲のタイトルに使われていますし、洋楽ファンの方であればすでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。
普段、同じ頭文字で始まる曲だけを探すということはあまりないかもしれませんが、新しい曲に出会えたり、新たな発見があったりするかもしれません。
どんな曲があるのかさっそく記事を見ていきましょう!
「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ(161〜170)
True Love WaitsRadiohead

20年以上の歳月を経て、ついにスタジオ音源として結実した、イギリスのロックバンド、レディオヘッドによる一途な愛の歌です。
この楽曲は、愛する人を待ち続けるという、痛々しいほど純粋で献身的な愛を描いています。
歌詞では、自分を犠牲にしても相手に尽くす姿や、まるで成長を拒む子供のような切実な祈りが歌われており、その一途さが胸に迫りますよね。
もともとはアコースティックで歌われていましたが、最終的には静謐なピアノが印象的なバラードへと姿を変えました。
1995年の初披露からファンの間で伝説的な存在となり、2016年に公開された名盤『A Moon Shaped Pool』の最後に収録されています。
ありきたりなラブソングでは満たされない、愛の重みと切なさに深く浸りたい夜におすすめです。
The Private Psychedelic ReelThe Chemical Brothers

90年代ビッグビートを代表する存在であり、ダンス・ミュージック界の重鎮ザ・ケミカル・ブラザーズ。
彼らの1997年発売のセカンド・アルバム『Dig Your Own Hole』の最後を飾る一曲は、まさにジャンルの垣根を越えた傑作といったところ。
9分を超える本作は、ビッグビートの骨格にサイケデリアの酩酊感を注入した壮大な音の旅で、マーキュリー・レヴのメンバーが参加していることでも知られています。
執拗に繰り返されるビートの上で、シタール風のフレーズやクラリネットが妖しく渦を巻くのですね。
後半、すべてが一体となり爆発するカタルシスは、ロック的なダイナミズムを求めるリスナーにも突き刺さるはず。
理屈抜きで音の洪水に身を委ねたい時に、この圧倒的な音響体験に浸ってみてはいかがでしょうか。
The Hives Forever Forever The HivesThe Hives

ガレージロックやポストパンクを得意とするスウェーデン出身のバンド、ザ・ハイヴス。
2000年代のシーンを象徴する存在ですが、その勢いは衰え知らずです。
そんな彼らが2025年8月にリリースしたのは、待望の新作『The Hives Forever Forever The Hives』からの表題曲です。
本作は、約30年という長いキャリアを自ら祝福する、まさにバンド自身へのラブレターともいえるパワフルなアンセムとなっています。
老いた自分たちを葬り去るという衝撃的なMVは、過去を破壊して進み続けるという彼らの決意表明のようで実に痛快です。
Beastie BoysのマイクDさんを共同プロデューサーに迎えて制作されたサウンドは、ロックファンにとっては必聴の快作ですよ!
Through A ScreenTy Myers

テキサスの広大な牧場で育った若き才能、タイ・マイヤーズさん。
2025年1月リリースのデビューアルバム『The Select』からプラチナ認定ヒットを放つなど、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのシンガーソングライターですね。
そんな彼が2025年8月にリリースしたのが、今回ご紹介する一曲。
本作は「画面越しの恋」をテーマに、まだ会ったことのない相手と心を近づけていく現代ならではの甘くもどかしい感情を描いています。
ピアノとストリングスが織りなすドラマティックなサウンドの上で、彼の少し気だるい南部訛りの歌声が、期待と不安が入り混じる主人公の心情をリアルに表現。
SNSでの出会いが身近な世代にとっては、たまらない作品なのではないでしょうか。
Thank God It’s FridayIce Nine Kills

週末への期待を根底から覆す、恐怖に染まった金曜日を描いた衝撃的なナンバーです。
アメリカ出身のメタルコアバンド、アイス・ナイン・キルズは、ホラー映画を題材にした演劇的な「シアトリカルコア」で強烈な個性を放っています。
本作は、あの有名なホラー映画『13日の金曜日』の世界観を音楽に落とし込んでおり、楽しいはずの週末が悪夢に変わる瞬間を被害者の視点から描いています。
「神様ありがとう、金曜日だ」というフレーズが絶望の叫びとして響く皮肉な構成は、聴く者の心を鷲掴みにしますね。
このナンバーは2018年10月リリースの名盤『The Silver Scream』に収録されており、アルバムは全米チャートで29位を記録しました。
ありきたりな週末ソングとは一線を画す、スリリングな体験を求める方にぴったりの一曲と言えそうです。
The BouncerKicks Like a Mule

クラブの入り口で門前払いされる悔しさが、フロアを爆発させる起爆剤になる!
英国のデュオ、キックス・ライク・ア・ミュールによる、あまりにも痛快でアナーキーなレイブアンセムです。
この楽曲は、用心棒の冷たいセリフが延々と繰り返される構成で、当時のクラブの排他性への皮肉と「なら自分たちの場所で騒ごう」というDIY精神の現れだったのだとか。
1992年1月当時にリリースされ、UKチャート7位にまで駆け上がったという事実が、その熱狂ぶりを物語っていますよね!
理屈なんて吹き飛ばすブレイクビートに身を任せたい時や、伝説のカルチャーが生まれた瞬間の空気に触れたい人にこそ聴いてほしい、歴史的な一曲です。
The Best Day EverSpongeBob

アメリカが生んだ国民的アニメシリーズから、聴くだけで笑顔になるご機嫌なポップロックはいかがでしょうか。
主人公の声優を務めるトム・ケニーさんが歌う本作は、今日が「最高の一日」になることを高らかに宣言するような、底抜けにポジティブなエネルギーに満ちています。
制作者が「ビートルズのカートゥーン版のような曲を」と考えて作っただけあり、サウンドは極上のポップロックに仕上がっています。
この楽曲は映画のサントラで初登場し、後に名盤『SpongeBob SquarePants: The Best Day Ever』のリード曲に。
テレビシリーズで使われた際は670万人もの視聴者を記録しました。
何気ない一日を特別な日に変えたい、そんな時にぴったりの1曲ではないでしょうか。





