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「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ

この記事では、「T」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!

「T」で始まる英単語というと「To」「Top」「Tender」をはじめ、たくさんの言葉があります。

どれも実際に楽曲のタイトルに使われていますし、洋楽ファンの方であればすでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。

普段、同じ頭文字で始まる曲だけを探すということはあまりないかもしれませんが、新しい曲に出会えたり、新たな発見があったりするかもしれません。

どんな曲があるのかさっそく記事を見ていきましょう!

「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ(251〜260)

They Say I’m DifferentBetty Davis

「ファンクの女王」とも呼ばれるアメリカのベティ・デイヴィスさんが1974年に発表した『They Say I’m Different』は、聴く者の魂を鷲掴みにする衝撃的な名盤です。

彼女の荒々しくも官能的な歌声と、地を這うようにうねるベースラインや鋭いギターリフは相性抜群。

全曲を自ら手がけたサウンドは、当時の常識を覆すほど過激で自由なエネルギーに満ちあふれています。

だからこそ、その革新的な世界観は時代を超え、心の奥深くまで染み込んでくるんです。

プリンスさんにも影響を与えたという、唯一無二のグルーヴを体験してみてはいかがでしょうか。

「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ(261〜270)

Tougher Than ToughDerrick Morgan

Derrick Morgan ‘Tougher Than Tough’ (official audio)
Tougher Than ToughDerrick Morgan

スカからロックステディへと音楽が移り変わる、まさにその瞬間を切り取った歴史的な一曲とされている、ジャマイカ音楽のパイオニアであるデリック・モーガンさんが1966年ごろに発表した楽曲です。

法廷を舞台に、モーガンさんが裁判官となって街の若者「ルーディボーイ」に語りかけるというユニークな構成。

彼らのタフな生き様と反骨精神が、力強くもどこかユーモラスに歌われています。

スカの軽快さから一転、ゆったりとしたリズムと深く沈み込むようなベースラインが、新しい時代の幕開けを告げているかのようです。

この曲がなければ後のレゲエも生まれなかったかもしれない、そう思わせてくれるジャマイカ音楽史の記念碑的な一曲。

クールで揺るぎないルーディたちの心意気が伝わってきますよ!

Theme from ShaftIsaac Hayes

アメリカの音楽家アイザック・ヘイズさんの代表作で、もっとも有名といっても過言ではないアルバム『Shaft』。

映画のサウンドトラックとして制作され、アカデミー賞を受賞したほか、後のヒップホップのサンプリングソースとしてもたびたび使用されています。

ファンキーなリズム、ジャジーなホーン、壮大なストリングスなど、スリリングな要素が詰め込まれた作品です。

このアルバムのポイントは、なんといっても全編を貫く骨太なグルーヴ!

印象的な主題歌のボーカルに気を取られがちですが、ぜひインスト曲が持つクールな緊張感にも注目してみてくださいね。

That LadyIsley Brothers

The Isley Brothers – That Lady, Pts. 1 & 2 (Official Audio)
That LadyIsley Brothers

1950年代に結成されたという非常に長い歴史を持つグループ、アイズレー・ブラザーズが1973年に発表した『3+3』は、彼らの歴史が大きく動いた記念碑的な作品です。

もとはボーカル3兄弟のグループでしたが、この作品から若手演奏者3人が正式に加わり、ソウルフルな歌声にファンクやロックの要素が大胆に融合。

そのため、気取った雰囲気が一切なく、サウンドはどこまでもパワフルで情熱的です。

特にアーニー・アイズレーのギターが炸裂する「That Lady」は、心の奥深くまで突き刺さるような衝撃を与えてくれるんです。

また、名曲「Summer Breeze」のカバーも必聴。

穏やかな原曲を、彼らならではのグルーヴで全く新しい楽曲へと昇華させています。

ぜひ、バンドとして生まれ変わった彼らの熱い魂を感じてみてください。

The PaybackJames Brown

アメリカの伝説的アーティスト、ジェームス・ブラウンさんの代表作『The Payback』。

もとは映画のサウンドトラックとして制作されたアルバムであり、ファンクの金字塔としても知られています。

タイトル曲は、後のヒップホップで数えきれないほどサンプリングされているほか、様々な楽曲でその影響を感じ取ることができます。

また、一糸乱れぬバンド演奏から生まれる重厚なグルーヴと、魂の叫びのようなシャウトは、聴く者を圧倒する迫力!

複雑に絡み合うリズムの洪水に身を任せること、楽曲全体を貫く緊迫感を味わうことなどが、この作品を楽しむポイントです。

ファンクの帝王が放つ、怒りと力がみなぎる音楽体験を、ぜひ堪能してみてください!

The Train Is ComingKen Boothe

KEN BOOTHE – The train is coming (1966 Studio one)
The Train Is ComingKen Boothe

ロックステディを語る上では欠かせないジャマイカの伝説的シンガー、ケン・ブースさんが1966年に発表した、ロックステディを代表する一曲です。

バックを若き日のザ・ウェイラーズが務めたという、なんとも豪華な布陣で制作されたのですよ。

ソウルフルで深みのある歌声で届けられる「列車が来る」というフレーズは、実は輝かしい未来の到来を予感していた、という力強いメッセージが込められています。

この予言のように、後にシャギーさんとの共演版が映画『マネー・トレイン』に起用され世界中でヒット!

時代を超えて再発見される運命的なストーリーが、曲の魅力と絶妙にマッチしていますよね。

The Little Girl I Once KnewThe Beach Boys

1965年にシングルとして発表された、ザ・ビーチ・ボーイズの野心的な楽曲です。

歴史的名盤『Pet Sounds』への重要な布石となったこの曲は、途中で演奏がパタリと止まる大胆な「無音」のパートがとにかく衝撃的。

ラジオで流すにはあまりに斬新すぎたこの仕掛けは、まるで時間が魔法で止められたかのよう。

かつて知っていた少女との再会、そして大人になった彼女へのときめき。

そんな甘酸っぱいストーリーが、この静寂によって一層ドラマチックに心へ響いてくるんです。

天才ブライアン・ウィルソンさんが見せた革新的な才能のきらめきに、きっとあなたも心を奪われるはずです。