「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、「T」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!
「T」で始まる英単語というと「To」「Top」「Tender」をはじめ、たくさんの言葉があります。
どれも実際に楽曲のタイトルに使われていますし、洋楽ファンの方であればすでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。
普段、同じ頭文字で始まる曲だけを探すということはあまりないかもしれませんが、新しい曲に出会えたり、新たな発見があったりするかもしれません。
どんな曲があるのかさっそく記事を見ていきましょう!
「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ(261〜270)
The Warmth of the SunThe Beach Boys

1964年に発表されたザ・ビーチ・ボーイズの『The Warmth of the Sun』は、歴史的な悲劇の日に生まれた、切なくも美しい珠玉のバラードです。
ブライアン・ウィルソンさんとマイク・ラヴさんが手がけたこの曲は、失恋の痛みと時代の哀しみが溶け合い、聴く人の心の奥深くまで染み渡ります。
悲しみに沈んでいても、愛した記憶が太陽の光のようにそっと心を温めてくれる。
そんな繊細な感情を、幾重にも重なる優美なハーモニーが見事に描き出しているんです。
きらびやかなサーフサウンドとはまた違う、彼らの内省的な魅力に満ちたこの一曲。
静かな夜にじっくりと耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
The Dice ManV/A

クラブではなく家で聴くという、電子音楽の新たな扉を開いたワープ・レコーズの歴史的コンピレーションです。
イギリスのエイフェックス・ツインさんやオウテカ、カナダのリッチー・ホウティンさんなど、鬼才たちが織りなすサウンドスケープにしびれますよね。
フロアを揺らすビートはもちろん、心を深く旅させる幻想的なメロディーラインも印象的!
ロボットが名盤を聴きながらくつろぐジャケットは、「聴くための電子音楽」というコンセプトを象徴しているかのよう。
この一枚がなければ後のシーンはなかったと言われる傑作に、静かな夜、じっくりと耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
THE ONE.Ke$ha

探し求めていた「唯一無二の存在」とは、他の誰でもなく自分自身だったと気づかせてくれる、ケシャさんのパワフルなポップアンセムです。
アメリカ出身の彼女は、デビュー後に一躍スターダムを駆け上がりましたが、その後は困難な時期を経験。
しかし2017年にリリースしたアルバム『Rainbow』で完全復活を遂げた姿は、多くの人々に勇気を与えました。
本作は、彼女が設立したレーベルからリリースされるアルバム『. (Period)』からの楽曲。
輝くようなサウンドに乗せて歌われる圧倒的な自己肯定のメッセージは、彼女自身の物語そのもの。
つらい経験を乗り越えて新しい一歩を踏み出したいとき、自分こそが探し求めていた答えなのだと強く思えるかもしれませんね。
Take It AwayL.A.B.

南半球の楽園ニュージーランドから登場したエルエー・ビーは、まさに音の万華鏡のようなバンドです。
レゲエを心地よい基盤に、ブルースやファンク、ソウルといった多彩なジャンルを融合させ、聴く者を自由な音楽の旅へと誘います。
2017年のデビューから瞬く間に頭角を現し、アルバム『L.A.B. III』に収められた「In the Air」はNZシングルチャート1位を獲得する大ヒットを記録。
その実力はAotearoa Music Awardsで2021年、2022年と2年連続で主要4部門を制覇したことでも証明済みです。
ジャンルレスなサウンドで心を解放したい方、身体が自然と動き出すグルーヴを求める方にぴったりです。
「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ(271〜280)
The StormAlestorm

自らを「真のスコティッシュ・パイレーツ・メタル」と称し、陽気で壮大な海賊の世界を音楽で表現するのが、スコットランド出身のエイルストームです。
2025年6月にリリースされたアルバム『The Thunderfist Chronicles』に収録されている本作は、バンドの魅力が凝縮された痛快なナンバーだと言えましょう。
嵐のように吹き荒れる激しいギターリフと、宴を思わせるフォーク調のメロディ、そしてシンガロング必至のパワフルなコーラスはまさに圧巻の一言!
リードボーカルが制作中に「溶けたアスファルト」から着想を得たと語る逸話も、彼らのユーモラスで混沌とした世界観を象徴していて素晴らしいですよね。
とにかく陽気に騒ぎたい、そんな気分の時に聴けば気分が高揚すること間違いなしです。
The Drooling ClassHail the Sun

プログレッシブ・ロックにも通じる複雑な曲展開と、感情を爆発させたようなハイトーンボーカルのコントラストが魅力的なアメリカのバンド、ヘイル・ザ・サン。
彼らが2025年6月に放った新曲は、まさにその真骨頂と呼べるサウンドですね。
思考停止に陥った現代社会への痛烈なメッセージを、変拍子を多用したカオティックなアンサンブルに乗せています。
それでいてドノヴァン・メレロさんの歌うメロディは驚くほどキャッチーで、その両立が見事なのですよね。
2023年のアルバム『Divine Inner Tension』以来となる本作は、テクニカルで知的なロックが好きな方の心に深く突き刺さることでしょう。
True BlueTommy Genesis

音楽だけでなくアートやファッションの世界でも異彩を放つカナダ出身のトミー・ジェネシスさん。
ラッパーやモデルとして多岐にわたる活動を展開し、2023年にはラナ・デル・レイさんのアルバム『Did You Know That There’s a Tunnel Under Ocean Blvd』に参加したことも記憶に新しいですよね。
そんな彼女が2025年7月リリースのアルバム『Genesis』からの先行シングルを公開しています。
失われた愛と自身のアイデンティティが交錯する痛切なリリックを、不穏なギターとトラップビートに乗せたサウンドは聴き応え十分。
内省的ながらも彼女らしい挑発的な魅力に満ちた本作は、刺激的なヒップホップを探している方にこそぴったりはまることでしょう。





