「W」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「W」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「W」から始まる英単語といえば「What」や「Where」「Who」などの疑問詞があり、それだけでもたくさんの曲がありそうですよね!
そのほかにも「Walk」「Wonder」「Word」など楽曲のタイトルに使われていそうな単語がたくさんあります。
この記事では、そうした「W」で始まるタイトルの曲をたくさん紹介していきますね。
これまであまり意識してこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲と出会えるかもしれません。
「W」から始まるタイトルの洋楽まとめ(131〜140)
What Did I Miss?Drake

信頼していた仲間への痛烈なメッセージが込められた、カナダ出身のラッパー、ドレイクさんの作品です。
俳優としてキャリアを築いた後、音楽の世界ではビルボードで通算82曲ものトップ10ヒットを記録。
今やシーンを代表するアーティストのひとりです。
本作では、人間関係の崩壊と裏切りに対する怒りや戸惑いを赤裸々に表現。
忠誠心の脆さを現代的な比喩で描くリリックの鋭さには、思わず唸らされます。
2025年7月に、待望のアルバム『Iceman』からの先行曲として公開されたこの一曲。
彼の内省的な世界観に深く浸りたい夜に聴くと、その複雑な感情がより一層心に響くかもしれません。
Walking WoundedFRAYLE

アメリカ・オハイオ州を拠点とするドゥーム・バンド、フレイルが2025年7月にリリースした作品です。
幽玄な女性ボーカルと重厚なギターサウンドが融合した「Heavy, Low, & Witchy」な世界観で、カルト的な人気を誇っています。
本作は、囁き声が幾重にも重なり、やがて音の壁となって押し寄せる映画のようなサウンドスケープが圧巻!
社会が女性に強いる「小さくあれ」という抑圧への抵抗という、力強いメッセージが込められている点もファンの間で話題になりました。
アルバム『Skin & Sorrow』を経て、より深化した世界観は必聴です。
ダークで荘厳な音に浸りたい夜、自分自身の内なる強さと向き合いたい時に聴いてみてはいかがでしょうか?
WardanceKilling Joke

まるで地球そのものが怒りの雄叫びを上げているみたい!
1980年にイギリスのキリング・ジョークが放ったポストパンクの名曲『Wardance』。
そのあまりに殺伐としたサウンドに、初めて聴いたときは衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。
冷戦下の緊迫感をそのまま音にしたような、部族的なドラムと金属を切り裂くようなギター。
その上で響くジャズ・コールマンさんの咆哮は、まさに「戦争の舞踏」という不穏な儀式を思わせます。
この緊張感みなぎるサウンドに、当時の社会が抱えた核戦争への恐怖や怒りが凝縮されているようで、思わず深く考えさせられてしまいます。
What You DoingPacifica

ザ・ストロークスへの共通の愛で結ばれた、アルゼンチン出身のインディーロック・デュオ、パシフィカ。
2023年9月にデビューアルバム『Freak Scene』で世界中のインディーファンを熱狂させ、2025年12月には初の来日公演も決定するなど、その勢いはとどまるところを知りません!
2025年7月に公開された本作は、ガレージロックの衝動とポストパンクのクールさが融合したサウンドが魅力。
脆さと反逆心という、若さゆえの危ういバランスをツインボーカルが見事に表現しています。
この楽曲は、友情と反発の狭間で揺れる心を代弁してくれるような一曲です。
気分を上げてくれるギターリフは、ドライブや新しい挑戦へ踏み出すあなたの背中を力強く押してくれるでしょう!
We Drink Your BloodPOWERWOLF

まるで荘厳なミサが始まったかのような教会オルガンの音色がインパクト大!
ドイツのパワーメタルバンド、パワーウルフが2011年7月にアルバム『Blood of the Saints』から先行で公開した、バンドを象徴するアンセムです。
吸血鬼の視点で描かれた本作は、血を求める行為を神聖な儀式としてたたえる、背徳的で高揚感に満ちた世界観が魅力的ですよね。
オペラ仕込みの歌声と荘厳なコーラスが絡み合い、聴く者の魂を揺さぶるドラマティックさがなんとも彼ららしいです。
ゴシックホラーの世界に浸りたい時や、非日常的な高揚感を味わいたい時にオススメの1曲ですよ!
Whatever That Hurtstiamat

デス・メタルからゴシック路線へと舵を切ったスウェーデンのバンド、ティアマトが手がける作品。
精神の深淵を旅するかのような、重厚かつサイケデリックな世界観が魅力です。
囁き、クリーンボイス、そして激情的なグロウルを巧みに使い分けるボーカルが、幻覚的な苦悩と恍惚を見事に描き出していますよね。
1994年9月にリリースされた画期的なアルバム『Wildhoney』に収録された本作は、ドイツの専門誌で最高評価の7点を獲得するなど、高く評価されました。
クラシック音楽のような荘厳さとメタルの力強さが融合した、幻想的で美しいサウンドの奥深さをじっくりと味わってみてください。
What Is HipTower Of Power

アメリカ・カリフォルニア州で生まれたファンクバンド、タワー・オブ・パワーの3作目『Tower Of Power』は、彼らの名を世界に轟かせた傑作として知られています。
代名詞である鉄壁のホーンセクションが火を噴くような「What Is Hip?」が始まれば、思わず体がリズムを刻んでしまう、そんな強力なグルーヴに満ちています。
ドラムとベースが刻む複雑でタイトなリズムの上を、幾重にも重なるホーンが駆け巡る様は圧巻の一言!
さらに、新たに迎えたボーカルのレニー・ウィリアムズさんが情感豊かに歌い上げる「So Very Hard to Go」は、ファンクの熱気とは対照的に、胸を締め付けるような切ないメロディが心に響きます。





