「W」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「W」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「W」から始まる英単語といえば「What」や「Where」「Who」などの疑問詞があり、それだけでもたくさんの曲がありそうですよね!
そのほかにも「Walk」「Wonder」「Word」など楽曲のタイトルに使われていそうな単語がたくさんあります。
この記事では、そうした「W」で始まるタイトルの曲をたくさん紹介していきますね。
これまであまり意識してこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲と出会えるかもしれません。
「W」から始まるタイトルの洋楽まとめ(311〜320)
walk out to winterAztec Camera

スコットランドが生んだ人気バンド、Aztec Cameraが1983年に発表したデビューアルバム『High Land, Hard Rain』に収録されている、ニューウェーブの魅力が詰まったナンバーです。
季節の移り変わりを通して、若者の恋と成長を描いた歌詞は、ロディ・フレイムさんの詩的な才能が遺憾なく発揮されていますね。
エネルギッシュでロマンチックなサウンドは、リラックスした雰囲気を醸し出しつつも、心に深く響きます。
本作は、イギリスやスペインなど複数の国でリリースされ、その後のAztec Cameraの活躍を予感させる一曲となりました。
若さゆえの不安と希望が交錯する日々を過ごしているあなたに、共感と勇気を与えてくれるはずです。
When October GoesBarry Manilow

10月の情景を優雅に描き出した名曲が、ここにあります。
しっとりとした秋の夜長にぴったりの、心に染み入るバラードです。
バリー・マニロウさんが、巨匠ジョニー・マーサーさんの遺した詩に命を吹き込んだ本作。
1984年にリリースされると、アダルト・コンテンポラリー・チャートで6位を記録しました。
アルバム『2:00 AM Paradise Cafe』に収録された本作は、秋の終わりと冬の始まりを象徴する情緒的な風景を描き出しています。
飛行機が煙る屋根の上を通り過ぎ、子供たちが家路を急ぐ様子など、10月の終わりを惜しむ切ない感情が込められています。
秋の夕暮れ時、窓辺でコーヒーを飲みながら聴くのがおすすめです。
Woman of Dark DesiresBathory

1983年にスウェーデンで結成されたバソリーは、エクストリームメタルシーンにおける伝説的な存在です。
クオーソンさんが生み出した革新的なブラックメタルは、ダークで攻撃的なサウンドと生々しい録音で独自の世界観を作り上げました。
特に1988年のアルバム『Blood Fire Death』は、ブラックメタルと呼ばれる音楽ジャンルの原点の如き作品であり、クオーソンさんの叫びとも似たシャウトは後続のアーティストたちに大きな影響を与えたのですね。
バソリーのすごいところはブラックメタル的サウンドを繰り返すのではなく、1990年リリースの名盤『Hammerheart』以降は後のバイキングメタルと呼ばれるジャンルのひな形のようなサウンドを作り上げたこと。
バンドはクオーソンさんの逝去により活動を終えましたが、影響力は今なお後継バンドに受け継がれています。
エクストリームメタルがお好きな方なら、このバンドの音楽はきっと心に突き刺さるはずですよ!
Why Couldn’t It Be Christmas Everyday?Bianca Ryan

クリスマスの魔法が毎日続けばいいのに、という願いを込めたこの楽曲。
きらめくような鐘の音と、心温まるビアンカ・ライアンさんの歌声が、クリスマスの喜びを見事に表現しています。
2006年11月にリリースされ、オランダのチャートで1位を獲得するなど、各国で大きな反響を呼びました。
ライアンさんが11歳でデビューした際の代表曲として知られ、クリスマスコンピレーションアルバムにも多数収録されています。
陽気なリズムと明るいメロディーラインは、クリスマスパーティーで盛り上がりたい方にぴったり。
女性の方がカラオケで歌えば、きっと会場が笑顔で溢れること間違いなしですよ!
wish you were gayBillie Eilish

今やアメリカが世界に誇る若きシンガーソングライターであり、シーンのアイコンとしても注目されるビリー・アイリッシュさん。
彼女の楽曲『wish you were gay』は2019年3月にリリースされ、リスナーの間で多くの共感を得ました。
この楽曲は、愛情を寄せる相手からの気持ちが返ってこないときの複雑な感情を見事に描いており、まさに現代の片思いを体験している多くの女性に響く一曲です。
ビリーさんの繊細なボーカルと独特な表現力が光る本作は、片思いの切なさや、その中で見つけた小さな希望を感じさせます。
カフェでひとり想いにふける時や、散歩の途中で景色に心をなびかせるような、静かな時間に聴きたい曲です。
特に、セルフラブや自己受容について考えさせられる内容は、ビリーさん自身の内面と向き合う勇気も感じさせ、聴く人に強い共感と勇気を与えてくれるでしょう。
「W」から始まるタイトルの洋楽まとめ(321〜330)
What a Little Moonlight Can DoBillie Holiday

月の魔法のような力を歌ったジャズの名曲。
アメリカの伝説的歌手ビリー・ホリデイさんが1935年7月に録音したこの楽曲は、彼女のキャリア初期の代表作として知られています。
軽快なテンポと明るいメロディに乗せて、月明かりの下で恋に落ちる心のときめきを描いた歌詞が印象的。
ビリーさん特有の感情豊かな歌声が、月の魅力を一層引き立てています。
本作は多くのアーティストにカバーされ、今もジャズのスタンダード曲として愛され続けています。
ロマンチックな夜に聴きたい一曲として、ぜひおすすめです。
War PigsBlack Sabbath

ブラック・サバスの名曲『War Pigs』。
1970年のアルバム『Paranoid』に収録されたこの曲は、ベトナム戦争への怒りと権力者への鋭い批判を音楽として昇華させています。
強烈なギターリフとオジー・オズボーンさんの表情豊かなボーカルが、混迷を極める現代社会にも通じる痛烈なメッセージをリスナーに届けます。
戦争がいかに理不尽であるかを力強く叫ぶ本作は、戦争に翻弄されるすべての人々、平和を願うすべての心に響く永遠の反戦歌です。





