「W」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「W」で始まるタイトルの音楽には、魂を揺さぶる物語が宿っています。
スウェーデンのアヴィーチーさんが紡ぐ夢のようなメロディ、イギリスのオーケストラル・マニューヴァーズ・イン・ザ・ダークが描く壮大な世界、アメリカのフィンチが放つ激情のサウンド。
ジャンルを超えて響き合う音楽の数々は、私たちの心に深く刻まれる感動を届けてくれます。
「W」から始まるタイトルの洋楽まとめ(221〜240)
WAP (feat. Megan Thee Stallion)Cardi B

保守的なタブーをぶち破り、容赦のない過激なリリックでセクシーさを前面に押し出して2020年の音楽シーンに衝撃を与えながらも、大ヒットを記録したカーディ・Bさんとミーガン・ジー・スタリオンさんのコラボレーションによる楽曲。
社会的な論争を巻き起こしながらも、あからさまなセクシーさとともにポジティブなメッセージを内包した2020年代らしい女性たちのアンセムは、まさにガールズヒップホップとしてはうってつけの名曲と言えそうですね。
Waiting for a Girl Like YouForeigner

ベテランミュージシャンによる米英混合のロックバンド、フォーリナーの1981年作『4』に収録されたスローナンバーです。
イギリスの名ロックボーカリスト、ポール・ロジャースさんを思わせるソウルフルな声で歌うルー・グラムさんは、ようやく目の前に現れた女性に運命を感じ、それを確かめようと問いかけるリリックを、抑制を利かせながら歌い上げています。
サビの部分は、聴き手の感情を大きく揺さぶるエモーショナルなシャウトが破壊力バツグンですね。
シンセを効果的に使った浮遊感あふれるサウンドも80年代ならではで、ルーさんの歌声とくっきりしたコントラストを作っているところにバンドのセンスを感じさせます。
We BelongPat Benatar

愛と関係性の複雑さを描いた楽曲で、パット・ベネターさんの力強い歌声が印象的です。
困難に直面しても互いに結ばれているという普遍的なメッセージが、多くのリスナーの心に響きます。
1984年にリリースされ、ビルボード・ホット100で最高5位を記録。
映画『デッドプール2』やテレビドラマ『ゴシップガール』でも使用されるなど、長年にわたり愛され続けています。
恋愛の複雑さに悩む人や、大切な人との絆を再確認したい人におすすめの1曲です。
World’s Smallest ViolinAJR

爽快感あふれるメロディーと共感を呼ぶ歌詞が魅力のAJRの楽曲。
アメリカのインディーポップバンドAJRさんが2021年3月にリリースしたアルバム『OK ORCHESTRA』に収録されています。
自身の悩みを他人と比較して小さく感じてしまう心情を「世界で最も小さいバイオリン」という比喩で表現した歌詞が印象的です。
TikTokでバイラルヒットとなり、YouTubeの公式ミュージックビデオは彼らのチャンネルで最も視聴されたものに。
オーストラリアやイギリスでゴールド認定を受けるなど、国際的な成功を収めました。
自分の感情に正直になりたい人におすすめの一曲です。
What a Little Moonlight Can DoBillie Holiday

月の魔法のような力を歌ったジャズの名曲。
アメリカの伝説的歌手ビリー・ホリデイさんが1935年7月に録音したこの楽曲は、彼女のキャリア初期の代表作として知られています。
軽快なテンポと明るいメロディに乗せて、月明かりの下で恋に落ちる心のときめきを描いた歌詞が印象的。
ビリーさん特有の感情豊かな歌声が、月の魅力を一層引き立てています。
本作は多くのアーティストにカバーされ、今もジャズのスタンダード曲として愛され続けています。
ロマンチックな夜に聴きたい一曲として、ぜひおすすめです。